2014年5月25日日曜日

ヒメギフに魅せられて 後編

ヒメギフに魅せられて 後編
5月10日深夜、
五人の男は高田馬場に集合した。
ヒメギフ採集二回スカの僕と、一回スカのつっきー、
新入生のH、新入生みたいなS戸
あと、俺と一緒に免許取った仲間のO串。
深夜に出発し、4:00頃長野のオオシモフリポイントに着いた。

途中のPAで見つけたオオミズアオ
今年初見。
長野のオオシモフリポイントはなにかいそうだったが、特に何もいなかった笑 ごめんよみんな…
次いで、ヒメギフのポイントへ急ぐ。
前回と同じポイント。
今日は最高気温20度。ヒメギフは飛ぶと思う、
ある蝶屋さんにお訪ねして聞いた場所へ。
image
イタドリハムシ。テントウムシかと思った。
image
image
image
ヒメギフの吸蜜源のスミレ。
image
ヒメギフチョウの食草、ウスバサイシン。最近は鹿の食害が酷いらしい。
テングやコツバメ、スギタニルリがいる。
しかしヒメギフは出ないなあ。うーん。
「ヒメギフはスミレに来るらしいんだよ〜」
と僕が言っていた矢先、その瞬間がやってくる。
「あっ、ヒメギフ、ヒメギフいました!」
車のドアを開け、道のスミレにネットをかぶせる。

ヒメギフチョウさんきゅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!
久々のサンキューである。いやあ素晴らしい。ヒメギフ、正直ギフより達成感がある。勿論ギフチョウ採れた時も感動したけれど。
ちなみに、ギフチョウとヒメギフチョウの見分けは前翅の先端部、後翅の外縁の斑紋の色などがある。
image
(左がギフチョウで、右がヒメギフチョウ)
前翅の先端部(黄色の線)だけ内側にずれているのがギフチョウ、ずれていないのがヒメギフチョウ
image
ギフチョウ
image
ヒメギフチョウ
また、後翅の外縁の斑紋の色がオレンジならギフチョウ、黄色ならヒメギフチョウ。
image
ギフチョウ
image
ヒメギフチョウ
お分かりいただけたでしょうか?
とりあえず、話を戻します。
ここで、この林道で各々ばらけることになった。
image
僕は30分ほど上に登り、そして
image
さんきゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!
本当に感動した時は無意識にさんきゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!と雄叫びをあげてしまう。
このヒメギフ、中々小さい。
キチョウ大くらいだ。
その後もちらほら採集した。
image
ミヤマセセリもこちらでは状態がいい。まだ春先なんだな。
午後三時半になり、今日の採集を終わりに。
ボーズに終わったS戸、Hには是非来年もこの地を訪れてほしい。いや、俺も行くかも。
image
image
最後になりましたが、OBのMさん、蝶屋のKさん、アドバイス本当にありがとうございました。
僕の採集の中で1番感慨深い採集です。
また、見てくださったみなさん、ご静聴ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿