2016年5月19日木曜日

昆虫班・4月の虫

どーも昆虫班長です!
今年度も始まって2か月、みなさん順調にお過ごしでしょうか?
当会も新歓がひと段落し、ちょっと落ち着いてきた頃合いです。
新しい仲間と共に楽しい思い出を作りたいなぁと思います(*^^*)

さてさて、今回は先月・4月の虫班活動をザッと振り返ってみようと思います(遅



[鱗翅編]


・オオシモフリスズメ

















西日本に多く分布するスズメガのなかま。
スズメガはジェット機を彷彿とさせるシルエットがcoolななかまですが、
その中でも特にオオシモフリは、翅のふちがギザギザになっていて本当にカッコいいです。


・イボタガ

















名前は幼虫の餌であるイボタノキから。
水墨画風の美しい模様、ぽってりとした丸みを帯びた翅が、我々の心をくすぐってやまない。


・エゾヨツメ

翅がちょっと破れちゃってる子






















日本のヤママユガのなかまでは最も小さい。
後翅の青い目玉模様は、見る角度によって色味が変わる。



・ギフチョウ

















日本の本州に生息している。


・ヒメギフチョウ














北海道および本州に生息し、日本以外にもロシアや中国、朝鮮などにも分布している。


上の2種のチョウはよく似ていますが、よく見ると模様に2か所違いがあるので見分けることができます。
赤○: 一番端のラインの先端が内側にズレるか否か
青○: 縁どりがオレンジ色か黄色か



















どっちがどっちか分からなくなっても、この2種は基本的に別々の地域に棲み分けているので、場所が分れば迷うことはないでしょう。



[鞘翅編]


・スギカミキリ














名前の通り、幼虫はスギを食べて育つ。林業を営んでいる方にとっては、害虫。
背中の模様には個体差があり、模様が全くなくなってしまう子も。


・オオキイロコガネ














カスタードクリームのような色が愛らしいコガネムシ。
背中の上翅は透けており、可愛い。

2016年5月11日水曜日

虫班活動@八丈島~東京の果てまで~

どうも!
新2年 虫班副班長のソルティーです。
今回同好会全体としてゴールデンウィークに八丈島まで新歓合宿で行ってきました。

ここでは虫班の活動中に出会った虫たちを紹介していこうと思います。

1:ハチジョウカラスアゲハ(通称ハチカラ)

八丈島にしか生息していないカラスアゲハの亜種(種より細かい分類)で本土のカラスアゲハに比べて後翅の青が濃かったりするのが特徴です。
カラスアゲハの中で一番美しいと評する人も多いらしく実物を見るとなるほど確かにその青さに圧倒されます。
採集中1人がハチカラを見つけて追いかけ始めるや否や近くにいる数人が横取りしようとそれに追随するので終始賑やかでした。(笑)

2:ハチジョウコクワガタ(通称ハチコ)

こちらも八丈島にだけ生息するコクワガタの八丈島亜種。
写真ではわかり難いですが体全体が赤褐色で本土のコクワガタにはないカッコよさがあります。

3:ハチジョウノコギリクワガタ(通称ハチノコ)
これまた八丈島固有のノコギリクワガタの亜種・・・ではなく本土のノコギリクワガタとは別種。
本土のを見慣れた方々には小型に見えるかもしれませんがこれでハチノコの通常サイズ。
こちらはハチコとは反対に体全体が黒いのが特徴です。

4:アマミサソリモドキ
名前の通り奄美諸島を含む九州南部からの移入種。
長い尾の先端から酢酸を発射するので密閉容器に入れておくと自分の酢酸で〆られてしまうことがあるというお茶目?な一面も。
ちなみに見ての通り足が6本より多くあるので「昆虫」ではありません。

他にも色々魅力的な虫たちとの出会いはありましたが全て書くとキリがないのでこれぐらいで・・・。

最後に活動風景の写真でこの記事を締めくくろうと思います。


2016年5月9日月曜日

2016 ワカサギ合宿

どうも、水班新二年のFWです。私生物同好会のホームページに投稿するのは初めてで緊張しているとともに、至らぬところもあると思いますが、最後まで読んでくださると幸いです。

新宿駅から高速バスに乗り2時間強、ついた場所は富士五湖の一つ山中湖。先輩から聞いたところによるとここ二年は山中湖でワカサギ合宿をし、一昨年は一人当たり少なくとも10匹以上、去年は運が悪く最高で5匹という結果だったようでした。今年の釣果ははたして....

合宿初めはまず忍者村に行き、からくり屋敷等を楽しみました。



         上の写真は、手裏剣をお試しで投げている様子です。




その後、富士湧き水の里水族館に行きました。山中湖周辺の生態系が学べてためになり、






魚をいろいろなところから見れるようになっていて面白かったです。個人的にドクターフィッシュの体験ができてうれしかったです。
そしていよいよ2日目は、待ちに待ったワカサギ釣り。5時半に起床して、7時には船に乗り釣りを開始しました。釣り方は昨年と同じく船底から糸を垂らす方法でしました。すると糸を垂らした瞬間ぼちぼちと周りの人がワカサギを釣り上げていきました。焦った自分もしばらくすると、一匹二匹と釣れていきました。開始から1時間余りはほぼ入れ食い状態で船の上もあわただしく、特に水班長が大きく釣果を上げました。

  船の下を通るワカサギの群れ。

しかし9時を過ぎてからは先ほどの勢いは見る影もなく、一時間に数匹と何とも寂しい時間を過ごしました。仕方なくおにぎりやカップヌードルを食べて、ワカサギの群れが来る時間を待ちました。
そして13時を回った時についにワカサギラッシュがやってきます。ここで周囲の人たちは大きく釣果を伸ばしていきました。私はみんなほどではありませんが、1匹ずつ着実に数を増やしていきました。

15時になったところでワカサギ釣りは終了しました。当初の懸念からは考えられないほどの釣果を皆さん叩き出しました。なんとトップの水班長は90匹。その他先輩方も60匹を超え、一番釣れてない私でさえ29匹という結果になりました。

釣れたワカサギは宿の人たちにてんぷらと南蛮漬けにしてもらいました。やはり、自分たちで釣ったワカサギの味は格別でした。










3日目は快晴で、特にトラブルなくまったり温泉を楽しみ、各自帰路につきました。今回のワカサギ合宿は最初から最後まで成功したといえ、参加者全員笑顔で帰れました。お疲れ様でした、水班長、先輩方。

 ー最後まで目を通してくださった皆様に感謝致しますー
文責 FW