2010年8月30日月曜日

2010年夏合宿 鳥班活動報告

こんにちは。鳥班長です。
他班から遅れをとってしまいましたが八月五日~十日に行われた夏合宿・鳥班活動の報告をさせていただきます。
[一日目]
鳥班活動は朝が勝負!!ということで朝6時起床し、安波ダム付近の林道を散策しました。天候はそこまで暑くなく歩きやすかったです。夏の生い茂る木々のなか目を凝らしているとノグチゲラを発見しました。木に張り付いたまま上に移動する姿を約2秒ほど。大きめサイズなので確認しやすかったです。班員たちも姿を見ることができたそうなのでまずまず出だしはいいでしょう。
その後ヤンバルクイナ観察小屋へ移動。3台のカメラによりヤンバルクイナ出現スポットを常時観察できるというすぐれものです。時間帯も悪かったのでしょうがヤンクイは出現しませんでした。そうは簡単には姿を見せてくれないのですね。
お昼前には喜如嘉小学校付近の水田へ。川辺で小型シギらしき鳥を確認!!シギは恥ずかしがり屋なのか近づくと逃げてしまいます(汗)何度か追いかけっこらしき行動をし遠目でキアシシギだと推測しました。他にはコチドリも確認しました。
夕食はゴーヤチャンプルー…の予定でしたが鳥班長の料理スキルの低さによりカレーライスに収まることに(笑)後輩たちもどんどん手際がよくなりご飯の炊き方もばっちりです。みんなで美味しくいただきました。
[二日目]
再び6時起床し、与那林道を早朝探鳥。リュウキュウメジロがたくさんいました。
その後、辺野喜ダム周辺を回ったのですがこれといった珍しい収穫は得られず。ちょっと諦めムードで歩いていると現地を知り尽くしているおじさんが「西銘岳のほうがたくさん見れるかもしれないよ」と素敵なアドバイスをくれたので早速移動することに。
西銘岳ではなんとお目当てのアカヒゲを発見!!道路の脇のほうにチョロっといました。アカヒゲは声は聞いての姿は未確認でしたので見れてよかったです。通りすがりのおじさんありがとうございました^^
夕食はお手軽ミートスパゲティ。来年からはもっとグルメな夕食になるといいですね。
いまいち収穫が足りないので最終日に懸けよう!!と思っていたのですがあいにくの台風により活動停止になってしまいましたね…川辺の水鳥を見に行こうと思っていたので残念でした。
鳥班としては沖縄北部にのみ生息する珍鳥・ヤンバルクイナを一目したかったのですが、残念ながら見ることはできませんでした↓ 運が足りなかったようですね。しかし天然記念物のノグチゲラそしてアカヒゲの姿を拝めることができたので良かったと思います。班員のみなさんご協力ありがとうございました。
これにて活動報告を終わらせていただきます。それと私のパソコンが異常なのかわかりませんが写真がアップロードできなくなってます(汗)なので問題が解決しだい随時載せたいと思います。読んでくださりありがとうございました。
観察した鳥
8/6 <安波ダム付近> イソヒヨドリ、スズメ、ノグチゲラ、キジバトvo、ハシブトガラス、アカヒゲvo、ウグイスvo、リュウキュウメジロ
<ヤンバルクイナ観察小屋付近> スズメ、セッカ、ハシブトガラス、ヒヨドリ
<喜如嘉水田> リュウキュウツバメ、キアシシギ、コチドリ、タマシギ
8/7 <与那林道> ヒヨドリ、カワセミvo、リュウキュウメジロ、ヤマガラ、キジバト、カラスバトvo、シジュウカラ、アカショウビン
<辺野喜ダム周辺> ハシブトガラス、キジバト、ノグチゲラvo、コゲラvo
<西銘岳> アカヒゲ
<喜如嘉水田> バン
<ホテル付近> リュウキュウコノハズクvo
vo…声のみ確認

2010年8月25日水曜日

真夏のT山採集~夜間採集編~

こんにちわ、コータスです。夏合宿が終わってからも何度か採集に出かけています。今年の虫班はアクティブに活動していきますよ↑↑
さて、合宿前の8月3日~4日にかけて、都内の某山に1年のパルナス君と採集に行ったので報告します。この山は都心部からのアクセスが良いわりに様々な珍虫が生息しているので、首都圏の採集家の間からは好採集地として知られています。テストで鈍った探虫眼を取り戻すリハビリの地としては最適です。3日の夕刻に部室で落ち合い、馬場の100均で食料と飲料水を買い込んで出発!今晩は徹夜で外灯に集まる虫を採集して、野宿。翌日は登山道沿いで採集するというスケジュールです。
辺りが闇につつまれ始めるころに登山道の入り口に到着。周囲をクロコノマチョウ(夏型)が舞っていました。最近数を増してきた蝶です。ここから夜の登山道を登って、山の中腹にある虫の集まる外灯群を目指します・・
ひぃひぃ言いながら上り坂を上がり、やっと目的地に到着。ベンチに座って一休みしているとパルナス君がどこかに消えた・・しばらくして戻ってきた彼に、「なんか採れた?」と聞くと「採れました!」と返事が返ってきた。まあしょうもないもんだろ・・と思ったが、彼の手に握られていた虫を見て思わず 「氏ね!!!」と言っていた。なんとそれはヨコヤマヒゲナガカミキリ。。
ブナ帯に生息する珍種であり、ここで採集する者たちのメインターゲットである。到着後20分もたたないうちに採られてしまった・・・しかも採りづらいとされる♀を・・「なんか瀕死のが落ちてた」とのこと。恐ろしい引きである。。。後輩に先に採られるのは悔しい!これに発奮して外灯を見て回ると、灯下にはミヤマクワガタがそこそこ落ちていた。この他にクワガタではコクワガタ、スジクワガタ、アカアシクワガタが見られ、マニアックなところではコヒゲシマビロウドコガネ、キイロゲンセイ、ハチモドキバエの一種(この日は多かった)などが見られました。蛾では各種スズメガやギンモンスズメモドキなど。
深夜1時をまわると虫の飛来が少なくなってきたので休憩。採集にきていた他の学生虫屋さんと虫の話で盛り上がりました。こういうのっていいですね。その後はほとんど食指が動く虫が飛来しなかったので、ベンチで寝ることにしました。おやすみなさいzzzz
真夏のT山採集~アオタマムシ採集編~に続く….

2010年8月23日月曜日

2010年夏合宿 植班活動報告

こんにちは。植班長です。
8月5日から10日で行われた沖縄夏合宿の報告をします。
まぁ…天候には恵まれませんでした。台風ときたら仕方ないですね。最終日の活動がなくなったのは残念でしたが、安全第一。合宿幹事の英断に拍手。思い出に残る夏合宿になったのには変わりありません。
また、今年植班はドライバー不在ということで沖縄の貸切タクシーに大変お世話になりました。貸切タクシー頼んで良かったです。今後の代でも同じ状況になることもあるかもしれませんが…参考にしてください。
【1日目】
タクシーのドライバーさんのサービスで予定にはなかった古宇利島へ。まっすぐに延びる橋が美しかったです。
その後、今帰仁城跡へ。今帰仁城跡は世界遺産です。
オジギソウを発見。みんなの人気者に。
今帰仁城跡は日本で一番早く咲く桜、寒緋桜の名所でもあります。青々葉っぱの茂る寒緋桜を見つつ見頃の様子を想像。
立派な根を張るのは…ガジマル?
高みからの眺めは最高。
この後、塩川というところに寄りました。塩川は海水が流れる珍しい川で、国指定天然記念物にもなっています。ちなみに世界で海水の流れる川はこの塩川とプエルトリコの2か所しかないんだとか。
塩川近くでゆうなの木に大量の赤い虫が…!
虫班長に問い合わせたところ、持って帰ってきてと言われましたが…もう出発していたので残念!
この日の夕飯はひき肉と夏野菜のカレーとゴーヤチャンプルーを班員さんが作ってくれました。おいしかったです!!
【2日目】
天気がいまいちの中、向かったのは慶佐次湾のヒルギ林。マングローブです。
到着間もなくしてスコールに遭遇!!近くの売店にレインコートを買いに走り、みんなでレインコート着用の後、活動開始。
遊歩道からマングローブを間近に見ることができます。
慶佐次湾のヒルギ林では沖縄本島で見られるマングローブ植物4種のうち3種、オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギを見ることができます。
また、シオマネキ?やハゼ類なども見ることができました。
上左からヤエヤマヒルギ・オヒルギ・メヒルギ…だと思うのですが自信ありません。間違っていたらごめんなさい。
その後、慶佐次湾のヒルギ林からほど近い「花と竹の公園沖縄かぐや姫」というところに行き、園内を散策しました。
キャンプ場に帰ると虹が出ていました。
写真では分かりづらいですが、外側にうっすら2本目の虹も見えていました。
活動報告は以上です。
みなさんお疲れさまでした。
それから、ありがとうございました。

2010沖縄夏合宿 虫班活動

なんだか暇だし、かわいい後輩達はどんどん活動してるみたいなので夏合宿の報告をしてしまおうか。ども、二日酔いの虫班長です。
今年の夏合宿は天候がクソな感じだったので班活動自体は完全燃焼とまではいかなかったですね・・・
でもその台風への対処とか含めて、今年も思い出に残るかけがえの無い経験が沢山できました。
8月6日
班活動1日目は、キャンプ場から車で40分くらいのところにある北部の林道を中心に採集しました。
僕はチョウくらいしかよくわからないのですが、イシガケチョウ、ツマベニチョウ、シロオビアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ等を見ました。ナガサキアゲハの♀はアゲハらしからぬ白さで・・・とても・・・大好きです。翅の付け根が青く輝くリュウキュウハグロトンボがいました。きれいでした。他の虫については・・・タマムシ好きやカミキリ好きに聞いてください(笑)虫のほかにはオキナワキノボリトカゲやアオカナヘビがいました。
夕方にいったんキャンプ場に戻りハヤシライスを作ってペロリと平らげる。15合も炊けばさすがに満足感がある。
夜間に再び戻り、昼間に仕掛けたトラップを見る。沖縄は湿気がやばくてトラップはカタツムリやナメクジのレストランと化していました。近くの木にネブトクワガタが数匹いました。

8月7日
班活動2日目は、中部の林道で採集しました。天候が不安定でいきなりスコールに見舞われたりしましたが日も射すときもあって助かりました。
そこでは1日目に見たやつらに加えてツマムラサキマダラ、コノハチョウ、ルリタテハ、ナミエシロチョウ、オオゴマダラが飛んでました。フタオチョウを見たという話も聞きました。ハンミョウがいっぱいいました。サツマウバタマムシを見つけました。オオコウモリが木に止まってるのを見ました。
夕食は麻婆春雨丼とトマト。なんて健康的なんでしょう。
夜間採集はダムの施設等で灯火採集&トラップ回収をしました。リュウキュウツヤハナムグリやリュウキュウノコギリクワガタやオカヤドカリなどがいました。脚含めて20センチほどある大ゲジ様がいらっしゃいました。2年のdaiがオオミイデラゴミムシに「プ!」と屁をこかれて指が火傷で変色してました(笑)帰りに地元のDQNに煽られましたが僕は勝ちました。
活動はこれまで。グループ活動を挟んで班活動ラストの日は台風が来て中止になってしまいました。時として、そういう勇気も必要になるのでしょうね。来年の幹事達も頑張ってください。
あ、アフターで那覇観光してたらバナナセセリいたので採りました。おしまい

水棲班活動 夏合宿(沖縄)1日目

こんにちわ、水班長です。他藩に続き八月五日~十日に行われた夏合宿の報告をいたします。
今回の水棲班の参加者は14人でした。沖縄は車がないと不便だということで、僕とナベアツ君は6月ごろに免許をかろうじて取得し、不安な気持ちを抱きつつレンタカーを借りるのでした。今回は3台です。N倉、ナベアツ、水班長、U太が運転をしましたが、皆不慣れで怖かったです。
バック駐車など、頼れる二年生スミ氏の助言を得て慎重に、とにかく合宿中に事故は起きなくてよかったです。
前置きが長くなりました。
8/6日は予定通り、釣りを行いました。
場所は名護漁港。
釣具屋の人に聞いてみると浮きが良いとのこと。いくつかの道具や、餌のオキアミを買い、釣り始めました。小さな魚が泳いでいるのが見えました。早速餌を投入すると、魚たちが寄ってきました。青っぽくとてもきれいなホンソメワケベラやオヤビッチャ、また、いかにも南!という感じのハタタテダイ、たくさんのハタタテダイに混じってチョウチョウウオらしきものも見かけました。
やつらは餌とり名人でどんどん餌をとられてしまいました。しかし、めげずにがんばっていると一年生がメッキと呼ばれるロウニンアジ(ギンガメアジかも)の幼魚を釣りました。
他にもネンブツダイやハタタテダイが釣れたり、ハギやボラ、オヤビッチャなどが釣れましたが、どれも食べるにはちょっと・・・・笑
メッキだけ持ち帰るようにしました。イカが泳いでいるのを見た人もいるらしい。今回の合宿全体を通していえることなのですが、風が強く、スコールも激しくなかなか苦労します。
釣りを3時間ほど楽しんだあと、時間が空いたので近くのビーチへ。車があると自由に動けるのがいい。
沖縄の海はやはり綺麗でした。ただこのビーチにはそこまで魚が居なかったように思えます。誰かが持ってきたスイカボールで遊んだり、シュノーケリングをしたり、楽しみました。ルリスズメダイが美しかった。スミ氏はナマコの汁をかけられていた。
夕方になり、買出しをしてキャンプ場へ戻り、今晩の夕食「定番のカレー」を作る。今回のカレーは瓜てきなものが入っていた。きゅうりみたいな食感だ。
デザートに篠さんが選んだスナックパインというものを食しました。これが以外にも大好評で、とても美味しかったです。他藩にもおすそ分けし、皆大満足でした。
これで一日目の報告を終わります。あとは、二年生に書かせる予定
<今回見られた生き物>
名護漁港:オヤビッチャ、ネンブツダイ、ハタタテダイ、ボラ、ホンソメワケベラ、チョウチョウウオ、ハギ、ロウニンアジ、など
幸喜ビーチ:ルリスズメダイ、ナマコ、フグなど
他にも見た人補完よろしくお願いします。あと間違ってたら教えてください。図鑑見たけどあまり一致しなかった

2010年8月12日木曜日

グループ活動 沖縄美ら海水族館

どうもお疲れ様です。幹事学年としての一番の大仕事が無事終わったことに安心している幹事長です。
8月8日、沖縄夏合宿でのグループ活動の報告をします。中身はありません。
合宿説明会用の資料が良かったせいか、参加者はグループ活動の中では1番多い約12名(内訳:純粋に水族館を楽しむ11名・デートの下見1名)。
朝8時に出発し、加速した後にすぐブレーキを踏むステップワゴンにイライラしながら30分。何事もなく美ら海水族館に到着。そして、解散。
自分は山小屋幹事と一緒に回ることに。山小屋幹事は水班、理系ということだけあっていろいろ説明してくれたが、僕は私立文系なので何も覚えてない。書くまでもないが鳥のことは僕のほうが多少知っている。
山小屋幹事「このクラゲは・・・なんだ。で、・・・っていうんだ。」
自分「なるほど。」
山小屋「この魚が一番好きなんだ。」
自分「一番好きかー。(ニヤニヤ)」
山小屋「どうしてジンベイザメっていうか知っている?」
自分「・・・」
山小屋「体の模様が甚平に似ているからなんだって」
自分「へぇー。」
と、こんな感じで水族館内の見学は終了。水族館内で昼食を摂り、イルカショーへ。
最後に微妙だと思い見なくてもいいと思っていたカメだが、山小屋幹事の勧めで見物。意外と迫力があった。
美ら海水族館見学後、やることがないのでナゴパイナップルパークへ。
これが頭から離れない人も多い。
混雑のため内部を見学できず、外の売店でマンゴーソフトクリームを買う。パイナップル? あまり好きじゃないですけど、何か。
その後、夕食の沖縄そばを材料を買いにイオンへ。麺は人数分、スープは人数分の半分という間違えを山小屋幹事がするが、なんとかなった。
綿密な計画のおかげで、低予算の素晴らしいグループ活動になった。
慣れない車の運転、グループ活動のお金の計算など、いろいろやってくれた山小屋幹事のT君にはとても感謝をしている。
そして、 調理などいろいろと協力してくれた参加者の皆さんもありがとう。

2010年8月2日月曜日

北海道単独採集 

2年のdaiです。7/15~20にかけて北海道に採集に行ってきたのでかなり簡潔にですが、記憶が鮮明なうちに書きたいと思います。
メイン―オオイチモンジ(初)、高山蝶(観察)
7/15  旭川空港に7時ごろつき、レンタカーを借り、車に慣れるため遠出はせず旭川周辺にて採集を行いました。低い山では、クジャクチョウ、オオヒカゲが乱舞しており、平地のほうでは、シジミチョウの仲間(まだ同定してません)がたくさん飛んでいました。カバイロシジミを狙っていたのですが食草はあるのに飛んでませんでした。それと、夕方に、ゼフ系をねらったのですが、たたいても全くとびませんでした。時期がおそかったのかな? そうこうぐだぐだしているうちに暗くなってしまい、次の日は層雲峡方面にいくつもりだったので、灯火採集をしながら車を走らせ向かいました。この日は、駅で車泊をして次の日に備えました。  灯火採集→ジョウザンヒトリ、蛾類たくさん(すみません、勉強不足のため蛾は全然知りません)、ミヤマ♀、ノコ♀、キマワリ、カワゲラの仲間 
7/16 朝、日の出と共に起き、層雲峡方面に車を走らせました。事前に調べておいたオオイチの林道に向かったのですが、入口にチェーンがかけられており車では入ることができず、徒歩で行くことにしました。歩いていると、林道の脇のウドの花にはハエやマルガタハナがたくさん来ていました。さらに、奥に進むこと2時間、その間にはイチモンジ、クジャク、ミドリヒョウ、スジグロ、ホソバヒョウ等はたくさんいたのですが、狙いのオオイチは見つからず、次の角までいったら帰ろうと思い足を進めふと上を見上げたら、上空に大型のチョウがひらひらと飛んでいました。これはオオイチではないかとおもい、じっと見ていると下に降りてきて、吸水を始めました。近づいて見ると、やはりオオイチでした!しかも、メスだ!!普段採集が下手なので、そおーーっと近づいてネットをバサッとかぶせる。入った——!!!初のオオイチのため、かなりテンションが上がってしまい危うく手に力が入って、胸をぺちゃんこに潰すところでした。このあと、追加個体を探したのですが、いませんでした。待っても出ないので次の林道に移動しようと思い、帰っている途中、何人かの採集者にお会いしたので今年のオオイチの話を伺ってみたところ、6月終わりが一番良かったとのこと。もっと早くくればよかった・・・。次の林道では、オオイチの♂が一匹だけとれました。今日はほんと運がよかったでした。次の日は、緑岳に登山の予定のため、灯火採集をした後、近くの林道の中に車を止めそこで車泊をしました。灯火採集→蛾類たくさん、確かミヤマ♀とれたと思う ライトがほとんどナトリウムだったのであまりいいのはとれませんでした。上から―シロオビヒメヒカゲ、ホソバヒョウモン
7/17 この日は(というか採ったら捕まるので)、観察メインです。朝、4時ごろ起き、高原温泉に車で向かいそこから、緑岳頂上に歩いていきました。初の2000m級の山で緊張しましたが、高山植物や昆虫たち(変なイナゴ?、アサヒヒョウモン、ヒオドシチョウなど)を観察しながら歩いていたらあっというまに2時間ちょっとでついてしまいました。頂上でみる景色はとても綺麗で、見ているととても落ち着いてくる景色でした。頂上付近を歩いていると、目標にしていたダイセツタカネヒカゲが飛んでいました!!結構数がいて、びっくりしました。他にも、スジグロ、キアゲハなんかもいました。そのあと、赤岳やコマクサ平などにもいったのですが、一番の狙いであったウスバキチョウは、時期がもう終わりだったのか見ることができませんでした。高山植物はたくさん生えており、特に大雪の女王といわれ、ウスバキの食草でもあるコマクサはとてもかわいらしく見ててまったく飽きませんでした。他にも、綺麗な植物たちがおり、登山を楽しませてくれました。下山後、北見の方のいとこの家へ向かいました。(途中で蝶の幼虫を見たのですが、帰って調べたらウスバキの4齢幼虫でした。写真は撮るの忘れてありません)上から―キバナシャクナゲ、赤岳山頂、エゾコザクラ、イワヒゲ、ガガンボの仲間、クモマユキノシタ、ダイセツタケネヒカゲ、シマリス、アサヒヒョウモン、コマクサ(大雪の女王)、ダイセツタカネフキバッタ??、イワブクロ、エゾサンショウウオの卵?(1500mにて)
7/18 この日は、北見周辺で観光がほとんどだったので、写真を挙げるくらいで、割愛します。アッケシソウ(サンゴ草)
7/19 この日は北見から丸瀬布の方へ向かいました。この辺りは全く情報がなかったので、昆虫館に行き情報を仕入れることに。エゾゲンゴロウモドキ、ジャコウカミキリとオオイチの情報を得たのですがジャコウの方は土砂崩れのためいけないとのこと。オオイチの方に向かったのですが、この林道では、オオイチはとれませんでした。ミヤカラが6~8頭、スジグロの集団でいて、全部合わせると2000匹ほどいました。他には、エゾマイマイ、オオセンチ(かな?)、ミヤマ♂などが採れました。この後は、近くの土場を周りカミキリを探しました。結果は、ヨツスジハナ、ハンノアオ、オオクロハナ、ヤツボシと少なかったです。(採集が下手だからかな。)そのあとは、暗くなったので、温泉の近くの灯火採集をしながら、帰りの便が7/20の朝の便だったので、旭川の方に戻りました。この日は採集の最終日だったので、変にテンションがあがってしまって、明け方まで灯火採集をしてしまいました。灯火採集の結果→北海道産のカブト(ほんとは分布していなく、誰かが離してそれがふえてしまったらしい)、エゾマイマイ、ガムシ5~6、エゾカタビロオサムシ3、ミヤマ♀ノコ♀、キシタバの仲間、蛾たくさん、ほかにもたくさん
7/20 へとへとになってレンタカーを返して、旭川空港周辺でほんのちょびっと採集してから帰りました。この日理工で授業があったのですが、疲れすぎて帰っちゃいました。後日、レポートは出したので単位は来るはず。というか来てくれなきゃ困る。
長くなりましたが、これで終わりにしたいと思います。撮った写真がたくさんあって載せたいのですが、縮小がめんどいのでほんと気に入ったのだけ載せました。HP管理の先輩へ  会員でなくても見れるギャラリーを作ってください。色んな写真をアップしやすくすれば、たくさんの方が見てくれるし、このサークルについてもっと知ってくれると思います。