2016年2月15日月曜日

2/12 オサムシ採集@茨城某所 河川敷

どうも更新をサボっていた昆虫班です。
更新はサボっておりましたが、活動してなかった訳じゃ、ないんですよ!
先日もオサムシの採集に行ってまいりました。成果を紹介!


 1.マイマイカブリ

自宅にて撮影
スズメバチ女王様と一緒に発見
上翅がうまくいかなかった個体
地面を歩き回ってカタツムリを食べる。三枚目の写真からも分かるように、翅が退化しており飛ぶことはできない。日本固有種であり、ファンの間で人気者。
採集時は注意!マイマイカブリは刺激を受けるとお尻からメタクリル酸というものを出すのですが、かかると痛いです。今回N原は顔に食らいました。眼鏡があったので目には入らなかったんですが、頬がピリピリしました。顔から20センチくらいの距離でした。不用意に顔を近づけないようにしましょう。ただ、去年から採集してますが初めて食らったので、発射頻度はそれほど高くないようです。


 2.アオゴミムシ
朽木を割っているといっつもいるアオゴミムシ。今回もまたまたこんにちは。
マイマイカブリ同様、地面を歩き回って小昆虫を食べる。
すごく綺麗なんだけれど、いっぱいいるせいでそれほど喜ばれない。なんだか損してる気がするが、彼らにしてみれば天敵ホモ・サピエンスに拉致されなくてラッキーといった感じか。


 3.ヨツボシゴミムシ
こいつもわりとよくいるゴミムシ。 名前の通りな見た目、おしゃれ。


 4.チビアオゴミムシ
こいつはチョットいいゴミムシのようです。河川敷に生息する虫で、全国的に個体数は少なめの模様。アオゴミムシに混じって出てきました。


以上紹介でした!
朽ちてフカフカの木や土の中などを掘っていくと、こんな感じで冬眠中の虫たちに会うことができます。
マイマイカブリのおしり


最後に生息地の風景をアップ!

凸凹の激しい地形なのにタイヤ痕だらけと思ったら・・・
犯人(?)と思しき車が捨ててありました。
この様な陥没した場所がいくつかありました。
砂浜



採集日:2016/02/12
参加者:I川、togo、N原
文責:N原