2014年7月12日土曜日

オオクワ訪ねて三千里

こんにちは!虫班2年の鯵です。今回は題名から分かる通りオオクワガタについて書いていきます。少し長くなりますが、流し読みでもして頂けたら幸いです。
以前の記事でも書きましたが、私はクワガタが大好きです。強靭なボディ、力強い大顎、巨大な体躯…。魅力を挙げればキリがありません。少年ならだれもが通る道といっても過言ではないかもしれないですね。その中でもオオクワガタは別格じゃないでしょうか。図鑑で眺めるだけの存在。デパートで高値で売られている虫。そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。(私がそうです(笑))
時は経ち、大学生になって行動範囲が広がった私は思い立ちました。「そうだ、オオクワを採ろう!」
というわけで6月14日、15日にオオクワを狙って遠征をすることにしました。呼びかけたところ、同級生のえんどー、いしかわ、新入生のN、K、4年生のN先輩が応じてくれました。OBのMさんやえんどーの友人のアドバイスで福島県某所へ…。
やり方は虫屋の皆さんにはおなじみ灯火採集。ひたすら街灯をチェックしていき、虫が飛んできていないかを見ていきます。
まず最初に出迎えてくれたのは大量の彼ら↓


 オオミズアオです。個人的に好きな蛾なので、すこし気分が上がりました。
それにしても寒い!!気温を調べてみると、なんと16℃!クワガタが飛ぶか、正直ギリギリ(アウト)のラインです。
そうこうしていると何やらクワガタらしき影が!これは!!!
 
小さなミヤマクワガタです。私は今年初採集だったので捕まえましたが、うーん、小さい。
 








こちらは大きめのコクワガタ。計ったら45mmでした。大きいとコクワガタも迫力があります。
と、今回はこんな感じで目的のオオクワは採れずじまいでした。(ちなみに他の採集者さんたちは採れていたようです(T_T))
…これでは満足できない!密かにリベンジの機会を狙っていた私に絶好の機会が訪れます。
虫班は毎年7月の初めに山梨で強化合宿を行うのですが、今年は雨でそれが中止になってしまったのです。(+_+)
しかし、レンタカーの都合でどこかに行かないともったいないとのことで、虫班長たんぢ、鯵、新入生のK、同じく新入生のFはかろうじて晴れている福島へ行くことになったのです。
というわけで7月4~6日にかけて、リベンジをかけました。(本番はここからですよ~)
4日の夜に出発し、一般道でゆっくり行ったので、到着したのは5日の明け方でした。ここで蝶を採ったりしているのですが、その報告はたんぢさんに期待しましょう!
 
このように福島は自然が豊かで、ドライブしてるだけで気持ち良くなってきます。ふと道端に目をやると、
 
このようにたくさんのヒメシジミを見ることができます。
そうこうしているうちに日が暮れてきました。とりあえず虱潰しに街灯を見ていきます。すると、
 
ミヤマクワガタ。先ほどの個体よりは大きいですが、55mmと、この種類にしてはとりたてて大きいわけではありません。
その後も街灯を見ていくと、
 
ノコギリクワガタのメスです。クワガタのメスは見分けがつかない方も多いかもしれませんが、ノコギリクワガタのメスは細く鋭い顎とたまご型の体型が特徴です。言われてみればたまご型をしている気がしませんか?
 
こちらはシロマダラというヘビです。爬虫類好きのメンバーに聞いたところ、結構珍しいやつらしいですが、私は「面白い模様だな~。写真撮っとこ。」なんて呑気なことを考えてました(笑)
そんな感じで街灯を見回っていると、新入生2人がこっちに向かってきます。どうしたんだろ?
F「Kがオオクワ採りました!!」
なにぃ!!!!!!!私が大急ぎで車に戻ると、Kがにやにやして何かを眺めています。

うわああ!!!まじでオオクワだよ( ゚Д゚)しかもデカい……。計ってみると60mmジャスト。大歯と中歯の中間といったところでしょうか。いかにも野生のオオクワって感じです。
悔しいいいい!私も必死になって探します。くっそー。Kのヤツ、いつまでもにやけやがって!絶対採ってやる!!
ふと目を遠くにやると1つだけぽつんと光る街灯が…。一瞬で確信しました。「あれはいる!!!」
駆け寄って周囲を探すと…
 
これはっ!!一瞬で分かりましたが、念のため手に取ってしっかりと見てみます。
 
うおおおおおおお!!!!サンキューーーーーーーー!!!!!!
自身初採集のオオクワは30mmほどのメスでした。オオクワのメスは何といっても上翅の点刻と黒光りするボディが特徴です。いやあー良かった。リベンジ達成!!!
今回は満足して帰路につきます。最後に今回のMVP、Kのオオクワで締めようと思います。
 
明るいところで見るとさらに迫力がある(*´Д`)やっぱりクワガタはいいなあ。
ここまで私の駄文につきあってくれた皆様、ありがとうございました。
文責:鯵

2014年7月7日月曜日

7月3日利根川下流域

とりはんのIです
先日の印旛沼に気をよくして、さらに足を延ばして利根川下流域へ行ってきました。
さすが千葉県北東部……遠い。早稲田から三時間ほどかかった。八時半過ぎ、現地着。
狙いはオオセッカ
世界で極東のみに分布する非常に貴重な鳥。私は以前、青森県に行った際に見たことはあるが、今度はじっくり観察したい。コジュリン・コヨシキリといったほかの草原性の鳥も見たい。
河川敷に出ると、オオヨシキリの囀りがあたり一面に響く。ガイドブックには「オオセッカ、コジュリンは必ず見れる」とかあったけど、さっきからオオヨシキリしか鳴いてなくね???
それに、ただただ河川敷とアシ原が続く。どこへ行けばいいのだろう。少し焦る。でも、まだ現場に来てから数分しか経ってない。気長にオオヨシキリから探す。
上空をアマサギが通過する。夏羽でオレンジ色が美しい。首を縮めた飛翔時の、首の“余り”部分が大きく出るダイサギとは違い、こちらは首が短い。
アシの上にオオヨシキリがいる。だが青々と生い茂ったアシ原にいて、聞こえる数ほど見つけられない。遠くのアシに小鳥が止まっている。ズームする。
コジュリンさんきゅーーー!!!!!
遠いためオオヨシキリの爆音にかき消されて声は聞こえないが、コジュリンの♂夏羽だ。これならアシに止まる小鳥をじっくりスキャンすればほかの鳥も見つかるかも。
つづいて発見したのはコヨシキリ
眉斑・過眼線・頭側線がはっきりしていて、引き締まった顔の印象。オオシシキリに見慣れているとよりスマートであっさりした色調が目につく。口の中は黄色っぽい。
だが、こちらも遠い。
そんな中、アシ原の上を見覚えのある軌道が飛んだ。
オオセッカさんきゅぅーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アシ原の中から「ヂョヂョヂョヂョヂョヂョヂョ」と鳴きながら上に飛び出し、上空で囀ってそのまま囀りつつアシ原に降りる。気が付けば、あちこちで独特の囀り飛翔が繰り広げられている。だが、降りたところはなかなか見られない。一旦アシ原に入ると全く見つけられん……….
そんな中、アシ原の遠くを何かが飛んでいるのが見えた。タカのようだ。ん、翼が長い。尾も長い。すぅーーーーっつとアシ原の上を飛んでいく。
チュウヒさんきゅぅーーーーー!!!!!!!!
しなやかな羽ばたきで軽く飛び、時折短いホバリングで地上を窺っているようだ。
上・下面とも外側初列風切はノスリのように黒っぽく、下面の初列風切基部は白っぽい。下面の次列風切後縁には太く不明瞭な横帯。上尾筒は白い。上流のほうから下流のこちらへ近づいてきた。
下雨覆は茶褐色の縦斑があって暗色に見え、脇羽は横斑。次列風切下面も横斑。翼先は黒っぽく、内側初列風切と初列雨覆はやや明るい暗青灰色(日本語矛盾してるなwwww)で横斑が入っている。次列風切は外翼より暗く、鮮やかさに欠ける青灰色で横斑が入る。上面の雨覆は茶褐色~暗褐色で小雨覆から前縁、特に翼の付け根あたりは広い部分が、色の抜けたように淡色。尾羽下面は淡いベージュでほぼ無斑。尾羽上面はくすんだ青灰色だが褐色味があり、不明瞭な横斑。頭~体下面は茶褐色の縦斑があり、下半身と頭(特に下半身)は斑が密にあって暗色に見える。胸のあたりは白っぽい。遠目には上半身淡色、下半身暗色に見える。国内型♂だ。越夏個体だろうか。
初列風切と初列雨覆は比較的明るいが、全体に青みはくすんで褐色がかる。特に尾はこれが顕著。褪色によるものだろうか。
しばらくしてから一度アシ原の中に落ちるように降りた。翼を広げた状態で急降下ではないが、この前後は足を垂らしていたし、それまでの飛び方はハンティングのようだった。落ちてすぐ同じところから飛び出し、同様に少し飛んだあと上流側へ飛んでいった。
その後、オオセッカがかなりの密度で見られるところを発見した。これは丈の高い枯れアシと低めの新しいアシが混在する場所で、短いアシの先端ぐらいの高さで枯れアシに止まっている。アシに止まって囀り、飛び出して囀り飛翔し、風に流されるままのようにそのまま少し移動したところに降り、また囀り……を繰り返す。
オオセッカ
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白っぽい枯れアシを通して写真を撮ろうとすると、まるで霧の中を透かしているようだ。まともな写真は撮れないが、ここでなら近くで観察できる。
数値より大きく見える。あくまで個人的な印象だが、ガッチリして肩幅の広い印象だ。額から頭頂には細い縦斑、背・肩羽には太い縦斑があり、内側大雨覆・三列風切までこれが続く。尾はクサビ形で長い。全体に色が濃く赤味も強い。眉斑は一応あるが不明瞭で、目の後方に細い過眼線。顔に目立った模様はない。上面の縦斑がより細い個体もいた。
意外と近くまで寄ってくる。セッカでおなじみの左右の足で別々のアシの茎をつかんで止まるポーズも見られた。
ここではコヨシキリ、コジュリンもよく見られた。携帯で録音をしてみると、オオセッカ、オオヨシキリ、コジュリン、ウグイス、セッカ….と次々に声が入ってくる。セッカよりオオセッカのほうがいっぱいいる!!!!
オオセッカが割り込んできてコジュリンの録音がなかなかキマらない!!!!!!!!
なんと贅沢な悩みだ!!!!!!!
コジュリン♂夏羽
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(最初に聞こえる「ヂョヂョヂョヂョヂョヂョ…….」はオオセッカ)
ところで、コジュリンについて気になる点があった。
囀りに2タイプあるのではないか。
このまえ印旛沼で聞いた、ホオジロに似た声と、それとは全く違うテンポのゆるい「ツピ ツピ ヒン」という声だ。いずれも囀っている個体を確認しながら聞いたので確かだと思うが、これが個体差なのか、どのコジュリンもこのようにレパートリーを持っていてたまたま2羽が別々の声を出しているところに遭遇したのかはわからない。(動画に入っているのはホオジロに似たタイプの声)
ホオジロに似た声も、よく聞くとホオジロよりテンポが緩く最後だけでなく全体に音が高いようだ。
土手ではノウサギに遭遇した。いきなり草むらからダッシュしてきて近くで止まった。草むらの隙間からクリクリっとした目が見えてかわいい。突然のことで驚いたが、すぐに遠くへ走っていった。
ダイサギ・チュウサギは水田に多かった。夏羽の飾り羽を残し嘴も黒い個体や、逆にほとんど冬羽の個体もいたが、嘴は先半分ほどが黒く、基部側半分ほどが黄色い、つまり夏冬中間の個体が多かった。
ゴイサギ幼鳥が何羽か遠くを飛ぶ。先日のサンカノゴイが脳裏をよぎりドキッとするが、雨覆は白っぽい斑が各羽の先端に出ていて、特に大雨覆や中雨覆でわかりやすい。風切に横斑は見られない。
ハシボソガラスの親子、ハクセキレイの幼鳥を観察したほか、スズメの幼鳥や親子があちこちに目立った。2度目の繁殖で巣立った幼鳥であろう。ちょうどこの7月の第1週からあちこちで見られるようになった。近くの市街地ではムクドリの、主に幼鳥からなる大きな群れがいた。駅ではホトトギスの声が聞こえた。
オオヨシキリはちょっとしたアシ原でも観察でき、今まで声は聴いたことあってもその正体は知らなかった、という人もいるでしょう。そんな人もこれを機に興味を持っていただけたら幸いです。
オオヨシキリ(写真の撮影地は別)
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観察鳥種:オオセッカ、セッカ、オオヨシキリ、コヨシキリ、コジュリン、ヒバリ、スズメ、ハクセキレイ、ツバメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ムクドリ、キジバト、カワウ、トビ、チュウヒ、カルガモ、アオサギ、ダイサギ(亜種チュウダイサギ)、チュウサギ、アマサギ、ゴイサギ、カワラヒワ、コチドリ

2014年7月3日木曜日

初夏の虫採り〜神奈川編

ども、虫班長です。
今回は4月ミヤマカラスアゲハを採集した神奈川の里山にて、虫採りをしに行きました。
約一ヶ月経ったわけですが、どんな虫がいるのでしょう。
今回は先日狭山でご一緒したK生さんが。他はナシ!だって平日だもの。
「4年生で単位をしっかり取っていれば、こうやって平日に虫採りできるということだね。」
そんな言葉が僕の心の臓に突き刺さる。
さてさて、13:00に到着し、13:30で里山まで。
最初に見つけたのは



高尾ハイク でも採れたイボタガの幼虫!
おどろおどろしい。。。てかキモいっちゃキモいな。
イボタノキの至る所についています。
ついてるイボタノキとついてないイボタノキがくっきり分けらているのが不思議でした。
またイボタノキ周りやイボタノキをたたいてみてウラゴマダラシジミを探していますが、まだいません。もう数日で出るのかな。
次に栗林へ。


アカシジミ
樹上性シジミ、ゼフィルスの仲間ですね。クヌギ、コナラがある林に分布している。いつもみるいわゆるヤマトシジミなんかに比べたら大きい。それに色もオレンジっぽいし。普通種だけど好き。
ウラナミアカシジミもいました。

開翅した時の模様や色はアカシジミに似ているのですが、裏(羽を閉じたときの模様)が全然違う。

色々な虫を見て少しすると、でっかいオレンジ色のなにかがホバリングしているのを発見。

ウマノオバチサンキュー!!
シロスジカミキリに寄生するハチでこの時期にしか現れないらしく、尾っぽがとても長い。いや長すぎ。
飛んでる時の迫力半端ない。
来年も是非見てみたい虫だ。
栗林の近くに溜池があってそこでクロスジギンヤンマがテリトリーを張ってた。

この時期(5月半ば)に見るトンボとしてはかなりでかい。
久々に見て興奮した。
複眼の水色と腹部の黄緑色がいい。
ちょくちょく歩いているとガマズミの花を発見。
カミキリムシを採るべく掬っていく。

ざっとこんな感じ。キイロトラ、カラカネハナ、トガリバアカネトラ、キスジトラ、ホタル、エグリトラ、シラホシetc。。。ガマズミの集虫力はんぱない。


カラカネハナカミキリ。色のバリエーションが多く青、赤、黄などおもしろい。
キイロトラカミキリ。大きいし脚長い。
トガリバアカネトラカミキリ。エリトラの模様がかっこいい!

チャイロスズメバチ女王! 他のスズメバチの巣に寄生し終いにはのっとってしまうという面白いスズメバチ。
この近くでは珍しいとのこと。やったね。
そろそろ日が暮れてきたので今日はこれでおしまいに。色々な里山の昆虫を楽しめた。
K生さん、OBのMさんありがとうございました。

クモマツマキを探しに行った

こんにちは。実は一ヶ月前に山梨県へクモマツマキチョウを観察しようと遠征をしていたのでした。
面子は虫班長たんぢ、鯵、K所、K川、そして僕T掛です。
とりあえず、恒例イベント虫班長遅刻。
彼は昼に別の場所で個人的に虫取りをしていて、集合場所に向かう電車で疲れで終点まで寝過ごし、集合時間にはあと45分かかるようなところに居ました。
そうだ、ドンキホーテに行こう。彼の遅刻は私たちにお買い物の時間をくれました。
実際、山登りをするとき軽食と水分無いと死にますね。干乾びる感じがめっちゃします。
んで、何やかんやで夜明けくらいに山梨到着。某有名駅で灯火採集をしました。
ジョウカイのボンチャン達がいっぱい。なんだか目ぼしいのが居ませんな~。
と思っていたらこいつが駅の窓にくっついてました。
ヒゲナガシラホシカミキリ写真 2 (7)
こいつはあれですね。メスはめっちゃかわいい模様が出るんですけどオスはこんなマックロクロスケで無紋になります。正直メスのほうが欲しかったwジョウカイボンに少し似てるけどちゃうねんな~。
で、特に何もないので場所を移動。ナミゲンゴロウの有名ポイントへ。
とりあえず持ってきた鯖をオサカナホイホイの中にぶち込んで池へ仕掛けときました。
あとで引き上げるのが楽しみな瞬間です。
で、肝心のクモマツマキチョウの有名ポイントへ向かいました。
これがまた遠いんだな。そしてドドドド田舎。川と山と道しかない。
ま、それが僕ら虫班的には最高に嬉しいわけですが。
そして、韮崎市を出発して約二時間。つきましたよポイントの「入り口」へね。
この入り口からクモマツマキチョウが見られるところまでガチ登山です。
最初は余裕だったんです。何せ虫取りする余裕があったくらいですもの。
入り口からさほど遠くない地点までで
ウスバシロチョウ写真 3 (3)
ミヤマハンミョウ写真 1 (5)
アサギマダラ写真 2 (3)
写真 1 (4)
写真 2 (5)
なんかが取れました。ほかにもミヤマカラスアゲハが飛んでいましたが誰もネットインできず。オタマやアカガエルもいたり。
ああ、網を振れていた頃は良かったなぁ。
ドドン!!!!立ちはだかる第一の難関。写真 3 (6)
TSURIBASHI!!!高所恐怖症の僕は失禁間近でしたよ。でも上の方をミヤマカラスアゲハが飛んでいる!!
いや、流石にネットは振れない。命あっての虫取りよ。
そして、このあたりから登山がガチ過ぎてイマイチ昆虫が見られなくなってくる。
虫の気配はエゾハルゼミのちょっと切ない鳴き声のみ。抜け殻は見つけた。写真 3 (5)
虫が居ない・・・つらくなってきたところでまさかの第二の刺客。
TSURIBASHI!!!写真 4 (4)
今度のは一つ目とは比べ物にならないくらいの強敵。何しろ足元の板がピシピシ言うだけのみならず、カタカタと外れそうになったりしてた。怖すぎる。
90キロ近い巨漢のK川君がそのつり橋を渡るとき、私達は手に汗握ったのは言うまでもありません。
そして、いない。虫が。これはきっと今日中に目的地にはたどり着けないぞ。そんなこと思いはじめました。
昼ごはんを食べて悲しく引き返しました。
下山中にキベリタテハを見つけるもネットインできず・・・・・・散々だ~。
まぁ、しかしかなり下へ下ったところで思わぬ収穫が。
タカチホヘビ写真 4 (3)
僕は初めて見ました生きた個体は。やっぱりきれいだ。鱗と鱗の隙間が空いててそれでいて虹色の光沢が美しい。こいつは夜行性で基本的に土の中に生息しています。ミミズしか食べないグルメさんです。すでに死にかけていたことが悔やまれます。
ああ、たいした収穫の無いまま終われない。虫班長は燃えていました。
そうだ、土場へ行こう。
というわけでまた長い時間をかけて韮崎、北杜のあたりまで帰ってきました。
カミキリたちが運動会してます!!大興奮です。
クビアカトラとクリストフコトラ写真 1 (7)
ツマグロハナ写真 1 (3)
ほかにムツボシタマムシなんかも。写真
いいなぁ土場。カミキリムシはまっちゃいました。しかし、意外に早く走るのでびっくりしちゃいました。あと近くの雑木林でホタルノフクロ。これは可愛い花。写真 5 (4)
このあとゲンゴロウを引き上げ、二匹の収穫。
ナミゲンゴロウ写真 5 (5)
去年タニグチコブヤハズカミキリを取った山を登って頂上で写真を撮りました。
K所君と頂上でねっころがって話してたら虫班の活動はとても楽しいとのお言葉をもらい、嬉しい限りでした。
結局タニグチコブヤハズは採れずじまい。
このあともう一匹ゲンゴロウを採り、山梨での採集を終えたのでした。結局クモマツマキの観察はできなかったけどね。
クモマツマキは見られなくてもいい虫が沢山居る。山梨県、いいとこですな。
また、ゆくぞ山梨。でわ。
追伸、生態写真が両生類以外なくて申し訳ないです。虫を見ると撮るより先に採ってしまう……もっと精進します。

2014年7月1日火曜日

6月29日印旛沼

鳥班のIです。千葉県の印旛沼に行ってきました。昨日の記事と同様、写真はありませんがご了承ください
今回の狙いは、サンカノゴイとクロハラアジサシ
サンカノゴイは国内の分布が非常に限られた大型のサギ、クロハラアジサシは比較的数の少ない旅鳥。ともに印旛沼で観察できるため、以前から行きたいと思っていた。

電車の乗継で時間をロスしたうえに(成田駅ではホトトギスの声がした)、最寄りの駅に到着早々(8時過ぎ)あたりは雨だと気付く。とりあえず駅で雨宿りし、小一時間が過ぎる……….
9時ごろから、水田地帯を通って印旛沼へ向かう。オオヨシキリ、ホオジロ、ヒバリの声がよく聞こえる。セッカ、ウグイスの声もする。
モズの雌雄が現れた。もともと羽毛の摩耗が激しいのか、先ほどの雨に濡れたのか、おそらく両方だろうがかなりしょぼくれた見た目だ。
♂  眼帯が太く広がって見え、眉斑が見えない。初列風切は褐色味が強く摩耗が激しい。尾羽も摩耗している。おそらく第一回夏羽だろう。
♀  ♂同様にしょぼくれていて、眼帯が太く広がって眉斑が見えない。
印旛沼に近づいたころ、水田からいきなりヨシゴイが飛び出した。水田で採食していて、こちらに驚いて突然飛び出したと思われ、、沼の方へ飛んでいった。図鑑などでの写真・イラストでは風切が黒っぽく、雨覆が黄褐色の2色パターンで解説されるが、大雨覆のあたりはより白っぽく、3色のパターンに見えた。
近くで見られたダイサギ(亜種チュウダイサギ)は夏羽から冬羽へ移行中で、嘴の基部側半分は黄色くなっていた。
歩いていたら茂みが突然、ガサガサと音をたてた。次の瞬間、茶色のいきものが飛び出して逃げていった。後姿をかろうじて確認しただけだが、後足、跳ね方、そして何より耳はまさしくノウサギであった。
どこへいってもオオヨシキリが多い。飛んでいる姿もよく見かける。その際、腰のあたりが淡色なのが確認できた。
沼の南方の道路の高架付近では、セグロセキレイ(たぶん第一回夏羽)が見られた。大雨覆に幼羽が見られ、風切も褐色味が強く摩耗している。腰のあたりが灰色っぽい個体。この点から♀の可能性が高いと考えられる。
沼近くの電柱に、不意にオオタカが飛んできた。近いっっ
この個体は、虹彩が黄色で頭部は黒味が強く、首のあたりはベタッと広く黒い。目より前は眉斑がほとんど見えない。一方、目から後方の眉斑は太く、後頭に白色斑がある。
初列雨覆、初列風切に褐色味があるが、上面の多くは青みがあり、体下面の横斑は細く薄め。2回フンをしたが、その際尾羽を上げたので尾羽上面が見えた。基部側は青みが強く、先へ行くほど褐色味が強い。尾羽上面の横班はかなり不明瞭。尾羽下面(静止時なのでほぼ最外側尾羽一対のみ見えた)は灰白色で無斑。足はあまり太くない。これらの点から、♂成鳥と思われる。ハシボソガラスにモビングされた後、しばらくして私の頭上を越えて飛んでいった。
沼の彼方にはコアジサシの群れが飛んでいる。かなり遠いのでここからクロハラを見つけるのは難しそうだが、ダメもとで望遠鏡を向けてみた。
ん、1羽大きいやつがいる。上面しか見えないが、全体に白っぽくコアジより明らかに大きいい。飛んでいく姿を追う。
下面が見えた。
クロハラさんきゅーーーー!!!!
体下面は灰色っぽく、腹のほうはさらに濃い。くっきりしたキャップがあり、英名Whiskered Tern(頬髭の生えたアジサシ)の通りこの2つの暗色部の間の頬の白色部がひげのように目立つ。下面が見えれば一発だが、そうでなくとも大きさで識別は容易にできた。コアジのように急降下して採食するが、ダイビングはせず水面近くで反転するようにしてすくいあげる、またはつまむようにして採食している。杭に止まっていると色で見つけられる。「ヒゲ」が目立つのは、先月(この記事書いているときはもう二月前かwww)の城ケ島で学んだ、「遠方からだと淡色部が目立つ」ということによるためだろう。
サンカノゴイを探しつつ、少しでもクロハラが近くで見えそうなところへ、とも考えて、沼の外周を半周ほど回ってみる。途中に見た水田では、セイタカシギ♀が佇んでいた。
もう少し進むと、水田からいきなり小鳥が飛び出した。かなり近いので、一瞬肉眼で見ただけでもくっきり色・模様が見えた。
コジュリン♂?!?!?!??!?!
頭部がすっぽり黒い。体には思っていたほど赤みがない。印旛沼にもコジュリンがいることは、不勉強ながらこれまで知らなかった。この次に行く利根川下流域のエリアで探すつもりでいたので、これはうれしい誤算。せっかくなので近くで15分ほど待ってみた。その間、ヨシゴイ、キジ、ゴイサギ(一瞬サンカノゴイかと興奮しかけたwww)が現れる。
出てきた。コジュリンさんきゅー!!!!
細い農道の低い草に止まって囀る……………え?????は・・・
囀りがホオジロにそっくり過ぎて腰抜かした。どうやら最後のあたりで音が上がる点に違いがあるようだが、ただでさえ「耳が腐ってる」私に両者の識別は難しい。囀る個体を確認しながら携帯のボイスメモでコジュリン・ホオジロともに録音できたが、今聞いてみてもよく似ている。朝からホオジロだと思ってスルーしていた声が実はコジュリンだった可能性、大いにある。
側胸にわずかに斑があり、脇にもわずかに褐色味があるが、体下面はほぼ無斑。大雨覆にギャップは見られず、頭は真っ黒で、特に摩耗した羽もなくきれいにそろっている。♂成鳥夏羽だ。
やがて♀も出た。こちらは背面がよく見えなかったが、頭頂・過眼線~頬の周囲~頬線・顎線は赤みのある黒褐色でかなり濃く目立つ。体下面は♂と同様で、ほぼ無斑。

そしていよいよ、サンカノゴイのポイントへ
他の場所でも見られることには見られるらしいが、アシ原を塒にしているらしい。ここはヨシゴイも多い。近くにいた方が、サンカノゴイの声を教えてくださった。
え・・・・・・・・・??????!!!!!??
ウシガエルとどう違うのか全然わからない。サンカノゴイはより低い声だそうで、その方は次々聞こえてくる声をサンカノゴイとウシガエルどちらなのか聞き分けて教えてくださるが、私には全然わからない。ウシガエルだと思っていた声は朝から何度も聞いていたし、現にウシガエルもよく鳴いている。先ほどのコジュリン-ホオジロとデジャブだ。そんな中、声だけ聞こえて姿は見えない………….

ふと気が付くと、水田の上空をでかいサギが飛んでいく
ゴイサギみたいなシルエットでかなりデカイ
逆光だが、黄褐色の地に暗色縦斑
沼には入らず、水田の上空を遠くへ飛んでいった

サンカノゴイさんきゅーーーーーーー!!!!!!!!!!

この後、アオサギやダイサギが飛ぶことがあったがサンカノゴイはこれきり現れなかった

サンカノゴイと前後して、沼ではアジサシ類が飛んでいた。遠いことに変わりはないが、他よりいくらか近くで観察できる。コアジの群れからクロハラを探す。
夏羽の個体は5~6羽いた。嘴は赤黒く、短くて太め。足も赤っぽい。上面はコアジより白っぽく見える。翼はコアジより広いようだ。体下面の濃さには個体差があり、かなり濃くて対比で「ヒゲ」が目立つ個体、腹は濃いが胸あたりはあまり濃くなく、ヒゲとの境がはっきりしない個体、そして体下面のほとんどが白っぽく、わずかに腹に暗色斑があるのみの個体までいる。換羽の進行状況や年齢が関係しているのだろうか。もっとしっかり近くで観察したい。
一方、第一回夏羽のヌマアジサシspも5羽ほど観察できた。
いづれの個体も嘴は太短く、ショルダーパッチは見られない。このため少なくともハシグロではないだろう(ハシグロだったらそれはそれで大変だwww)
上面に暗色部が比較的よく見られる個体、上面が一様に薄い灰色の個体など様々で、頭部の暗色斑もアジサシのようにキャップ状に見える個体、ヘッドフォン型に見える個体もいる。
ヘッドフォンの個体はハジロクロハラアジサシの可能性も考えられるが、遠距離からのヘッドフォンだけでは必ずしも決め手にはならず、断定はできないだろう。飛んだ時に腰が白っぽく見える個体もいたが、詳しく観察しなければ確実にはわからない。
いつかしっかり識別してリベンジしよう

多くの鳥の繁殖・巣立ちシーズンで、ツバメ、ムクドリ、ホオジロ、シジュウカラの幼鳥を観察できた。また、オオヨシキリとハクセキレイ、カイツブリは繁殖しているのを確認した。
一日中、疑問に思っていたのだが、茂みにいる鳥が突然飛び出すのはなぜだろう。人の接近とは関係なく茂みから出ていく様を、人に驚いて逃げていくのと誤解しているのだろうか。だが、人などの外敵に驚いて逃げているのなら、完全に逆効果ではないか。むしろ飛び出したことで発見できているのだし……………..
そういえばうちの近所のキジも同じだな…..

さて、今回は地元の方々にとてもお世話になりました。事前の下調べなどをロクにせずとりあえず突撃した、というような私がこれだけの成果に恵まれ、ケガひとつなく帰宅できたのは親切な周囲の方々のおかげです。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

観察鳥種:サンカノゴイ、ヨシゴイ、ゴイサギ、チュウサギ、ダイサギ(亜種チュウダイサギ)、アオサギ、クロハラアジサシ、ヌマアジサシsp、コアジサシ、コジュリン、ホオジロ、オオタカ、トビ、カワウ、カルガモ、カイツブリ、バン、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キジバト、ドバト、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、カワセミ、オオヨシキリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ハシボソガラス、キジ、カワラヒワ、ヒバリ、モズ、セイタカシギ、モモイロペリカン

雑木林でクワガタ採集

こんにちは、虫班2年のTです。今回は5月の後半から行われている、クワガタ採集について書きたいと思います。

6月17日。場所は東京都中部のとある雑木林。




梅雨の晴れ間の蒸し暑い一日でした。
ここには、関東地方ではあまり個体数の多くないヒラタクワガタがいます。
まず、入り口近くの樹液が出ている木を見てみると、シロテンハナムグリとヒカゲチョウがいました。


この木の樹皮めくれでは5月の後半にヒラタを捕まえたのですが、どんどんはがされてしまっていてもうクワガタが隠れる隙間がなくなってしまい、樹液の出も悪くなっています。
雑木林の中でうろついていると、他の採集しに来ていた方がヒラタクワガタのオスを捕まえました。その方はメスを探していたようで、そのオスを下さりました。ありがとうございます。


7時もすぎ暗くなってきて、この前来た時にはコクワガタがたくさん出てきた時間。
しかしこの日は晴れが続いていたからか、コクワガタもほとんど出てこなくて、ガやコメツキムシばかりでした。


でもあきらめず、何回か木を見回っているとオスよりも個体数の少ないヒラタクワガタのメス、ノコギリクワガタのオス、カブトムシを見ることができました。




今回は個体数自体は少なかったですが、ヒラタのメスを見つけることができ、量より質という感じで満足できる採集となりました。

5月25日城ケ島

鳥班のIです。
初めて記事書きます。
遅ればせながら、まずは約1か月前の城ケ島(神奈川県)の記録をUPします。
私は写真はあまりやらないため、文字ばかりの記事になりますがご了承ください。

城ケ島は、大抵の場合船に乗らないと観察できないような海鳥が、陸から観察できる場所です。私は海鳥に関しては全くの素人ですが、八丈島合宿の行き帰りの船からオオミズナギドリを観察して以来、海鳥が気になっていました。
城ケ島では、地元の方々が毎月に観察会を開いています。今回私はそちらにお邪魔しました。
7時半、現地着。既にオオミズナギドリが肉眼でも見える。双眼鏡で観察しつつ観察会をしている場所へ。地元の方にご挨拶すると、ここでの海鳥観察について教えていただきました。
普段の鳥見からすると異次元の、もはや戦場のような場です。
ハナから望遠鏡で鳥を探し、一人一台望遠鏡がないと……..というのは来る前に詳しい方から教えていただいてたのですが、「遠い」「近い」の感覚が陸とは大違いです。波間に見え隠れしつつどんどん飛んでいく鳥を望遠鏡で見つけ、追い、識別・観察するのは慣れを必要としました。にしても地元の方々は凄い………..
観察した海鳥をご紹介します
オオミズナギドリ(以下、オオナギ)
最も数が多い。飛ばずに浮かんでいる個体も観察できた。また、ピンク色の足も確認できた。顔前方は白っぽく目立ち、図鑑にもその特徴が書いてあるのでこれは以前から知っていたが、後頭部は暗色班がダマ状でベタッとして見えたのは意外。翼上面にM字模様が見える時もあった。翼下面は白っぽく、風切は暗色。また、下初列雨覆に暗色の軸班。

アカアシミズナギドリ
オオナギの群れに1羽混じる。上・下面とも黒褐色で、嘴(特に基部側)が白っぽく目立つ。図鑑によると嘴は、先端の黒色を除いてピンク色のようだが、「遠方からだと淡色部が白っぽく目立つ」ということが本種に限らず多いようだ。
ハシボソミズナギドリ
オオナギの群れに単独で数羽出た。オオナギより羽ばたきが速く、ほとんど羽ばたきつづけながらどんどんオオナギを追い越していく。オオナギより小さくて翼が細い。体はキュッと小さくまとまった感じ。最初に現れた1羽は反転した際、縁を除く翼下面が白銀色にギラッと光って見えた。羽ばたきの速さ、飛行の速さで慣れればオオナギの群れからすぐに見つけられるようになった。

シロエリオオハム
近くに夏羽の個体がいきなり出た。上面に大きな白斑が帯状にあり、後頭・後頸の白っぽい銀白色が光っているように見えてとても美しい。この個体の前をアカエリヒレアシシギの群れが横ぎった!!!!!なんと贅沢な一瞬だ!!!!!!!他にも冬羽の飛んでいる個体を数羽確認した。猫背のような独特の姿勢で思いの外高い高度で飛ぶ姿が印象的。

クロトウゾクカモメ
力強い羽ばたきで比較的近くを飛んだ。全体に黒褐色の暗色型。上面・下面とも外側初列風切の基部に白斑がある。この斑は多くの図鑑で見る白斑より小さく見えた。だが私が感じた最大の特徴は、とにかくカッコイイ。くそカッコイイ。惚れ死にする。ここ1か月トウゾクカモメ類のことが頭から離れない…………..

アカエリヒレアシシギ
数羽~数十羽の群れが水面スレスレをかたまって飛んでいく。特に朝はよく出た。上面には白い翼帯が目立ち、腰から尾の中央へ暗色部が通る。群れで反転すると下面が白いのが一斉に見える。

ウトウ
遠めのところを飛んでいった。翼は小さく、バタバタと速く羽ばたき続ける。体は楕円形で丸っこく大きく見え、腹は白っぽい。割と近くを飛んだ個体では淡色の嘴を確認できた。
ほかにウミスズメ、カンムリウミスズメが出たようだが私は見逃した…………次行くときは見つけたい..

クロアシアホウドリ
かなりデカい。明らかに遠くを飛んでいるのに、手前のオオナギと同大に見える。ほとんど羽ばたかず、長い翼を伸ばして大きく反転しながら飛んでいた。ものすごい迫力。

クロガモ♀、ヒメウ、ウミウも観察した。この時期までクロガモがいるのは意外だった。
方角と太陽の位置の関係上、正午を過ぎると見づらいようで観察会は12時に終了。その後観察会メンバーでゴミ拾い。風で飛ばされてくるのか、ここを訪れる人のためかけっこうゴミが多く落ちていた。普段の鳥見や日常生活でも環境に意識を持つことが大切だ。
観察鳥種:オオミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、シロエリオオハム、クロトウゾクカモメ、アカエリヒレアシシギ、クロアシアホウドリ、ウトウ、クロガモ、ヒメウ、ウミウ、キアシシギ、ウミネコ、トビ、ハシボソガラス、ムクドリ、ドバト、スズメ、ツバメ