2010年11月16日火曜日

高尾山

こんにちは。植班長です。
ちょっと遅くなってしまいましたが、10月24日の植班活動の報告をしたいと思います。
朝11時前に高尾山口に集合。寒いし午後遅くの雨が心配なものの、出発時点での天気は大丈夫でした。
当日は10人くらいでの登山に。
日曜日ということもあり、待ち合わせ場所の駅はたくさんの登山客たちでにぎわっていました。
高尾山はいくつも登山コースがあるところが魅力。予定では、登りは稲荷山コース、下りは4号路から1号路へというコースをとろうと思っていました。しかし、駅についてみると4号路が通行禁止とのこと。4号路は吊り橋を渡るコースですが、その吊り橋がどうやら通れなくなっていたみたいです。そこで、帰りは1号路のみに。
談笑しつつ休憩しつつどんどん登ります。運動不足で早くもしんどいものの、みんなで登れば楽しくなってきます。そのうち動いていると暑いくらいに。途中、展望台では良い眺めをみることができました。でも、写真撮るのわすれちゃいました。
山頂まであとちょっと、というところで目の前に長ーく続く階段…
これを登り切れば山頂!頑張って登りました。ラストスパートって感じでした。
山頂で昼食休憩。やっぱり混んでいました。かすんでいて富士山が見られなかったのが残念。紅葉もまだってかんじで。。ただ、山頂にあった木のてっぺん付近がちょっと紅葉始まっていました。もう今頃はすっかり紅葉したのでしょうか。
帰りは1号路。1号路は薬王院への表参道で、お茶屋さんやお土産屋さんなどが軒を連ねるところも。おみくじをひいたり、気づけばお団子を食べていたり。楽しみつつ下山しました。ただ、そのうちひたすらひたすら下り道で、膝が笑いそうに。後ろ向きに歩いてみたらすごく楽になったのですが、危ないのですぐにやめ。
雨の降る前にちゃんと下山できてほっとしました。
植物の観察という感じじゃなかったですが(~_~;)
ちょっと良い運動と気分転換になったかな
ということで。
私のラスト企画でもありました。
去年、植班長になっての初企画で高尾山に行こうとして
天気が悪くなりそうで結局行けなかったということがあったので
最後に高尾山に行くことができて良かったです。
みなさんどうもありがとうございました。
以上で報告を終わります。

2010年11月8日月曜日

鳥班活動@葛西臨海公園

こんにちは。鳥班長です。
10月24日に行った葛西臨海公園での鳥班活動について書かせてもらいます。
天気は曇り。参加者は鳥班員4人と水班員1人でした。鳥班員80%の出席率とはすばらしいですね!
公園内には鳥類園という鳥を観察できるエリアがあります。大きな池が二つありまして、それらは昔の魚介類豊富な干潟を再現したもので、鳥の住みやすい場所となっています。
普段の鳥班活動は木の上の小鳥を探すのが主ですが、今回は水上のシギ、カモ類がメインなのでちょっと新感覚でした。
 まず最初に見つけたのはヨシゴイ。(端によってしまった…)
エサをねらってた様子。それでも動きが少ないのはまるで三宝寺のゴイさんのよう。
 次に現れたのはスズガモとマガモの大群。冬鳥たちが渡り始めてくる季節ですね。同時にそのカモたちを双眼鏡で観察するたくさんの親子連れの姿が。
インストラクター「頭が緑色なのがマガモのオスだよー」
なんという英才教育!!みんなその調子で鳥班に入ればいいんじゃないかな?
 海沿いを歩いてみると遠くのほうにカモメの大群。さすがに双眼鏡ではよく観察することはできませんでした。スコープ持ってくればよかったかなとちょっと後悔。海に一羽カルガモがいたのが謎でした。
(班員たち熱心に活動中)
 もう一方の池を回るとサギとシギのパラダイスでした。三宝寺でおなじみのコサギ・アオサギに加え、足が長いのが特徴のセイタカシギや珍しいオオハシシギを見ることができました。サギ・シギ類を同時に多数見ることはなかったので少し興奮しました。本当にここは鳥たちにとって住みやすい場所なのですね。
(小さいですが左がキアシシギ・右がセイタカシギ)
 約2時間歩きまわり活動は終了しました。合計19種の鳥を見ることができたのでそこそこの収穫だったと思います。季節ごとに来る鳥も違うのでまた行ってみたいです。
今回観察できた鳥:ヒヨドリ、シジュウカラ、オナガ、ムクドリ、ヨシゴイ、コガモ、マガモ、スズガモ、キジバト、カルガモ、ハクセキレイ、キセキレイ、コサギ、アオサギ、セイタカシギ、アオアシシギ、クサシギ、キアシシギ、オオハシシギ、イソシギ
 おまけ(水族園の鳥たち)
園内の水族園に海の鳥たちというコーナーがありました。東京都、よくわかってらっしゃいます。
(ペンギン。エサを食べる時なかなか激しい)
(エトピリカ(冬羽)。北日本からカリフォルニア州沿岸に生息。名前の由来はアイヌ語で「くちばしが美しい」)
以上で活動報告を終わります。読んでくださりありがとうございました^^

2010年11月1日月曜日

変わったキノコ

虫班2年のdaiです。夏休みが終わりあっという間に11月になって肌寒い季節となり、それに合わせて大学の銀杏の木も段々と黄葉し始めてきましたが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。今回は10月の初めのころに地元の近くの山で幻のコブヤハズを狙うという無謀な挑戦を挑んだときに、偶然見られたツキヨタケという変わったきのこについてほんのちょびっと書きたいと思います。
えーーっと、まずコブヤハズの方は最初に結果をいってしまうとnull(=採集失敗という意味)でした。いい感じに湿って、あまり日が当らず地面近くの枯葉をたくさん見たのですがまったくといって見つかりませんでした。叩いても落ちてくるのはハサミムシちゃんぐらい・・・。
きのこの方に話を戻します。山のいたるところを探してもコブが全然見つからず気分がガタ落ちし、山道をトボトボと歩いていると、ふと足元に変わったキノコがあるのを見つけました。他にもないかなあって探してみると目の前のブナ?の立ち枯れに足元のと同じキノコがびっしりとあるではないか!!なんじゃこりゃーー  
昼のツキヨタケ   
一体このキノコは何なんだとすごく気になって、後で一緒に山に入った人(=おやじ)にこのキノコを聞いてみるとツキヨタOmphalotus guepiniformisという名前のキノコで、発光物質を持っており夜になるとうっすらと光っているのが見れみたいとのことでした。(なんか自分がちっちゃい頃キノコの先生に教わった記憶が・・自分の忘れっぽさにに悲しくなりました)夜になれば見れるのかぁー、どんな色に光るんだろうと思い、十数秒ほど話し合った結果せっかくたのだから夜までまってみようって事になり、暗くなるまで、持ってきた灯下採集セット(桧枝岐でぶっ壊れたやつです。なんとか直りました)で蛾を採りながらのんびりと待ちました。
そして、暗くなってキノコのあった場所に行ってみると、そこはとても幻想的な場となっていました。下の写真では、キノコが緑色っぽく光っていますが、実際は青白く光っていてとても綺麗です。星をバックにしてみるツキヨタケは言葉に表せないほど不思議な光景でした。
夜のツキヨタケ   比較 明るい時  比較 暗い時
コブは採れなかったものの、とても綺麗で興味深い生き物に出会えたので中々楽しい採集?となりました。フィールドに出れば何かしら新しいことに出会えるので、とても勉強になります。以上簡単ですが紹介を終えたいと思います。後、その内サドコブ採集記書くかも・・・・
注意!!ツキヨタケは毒キノコとしてとても有名です。決して口にしないでください。また、キノコ採りする時はベテランの方についていくか、自分で調べるにしても様々な図鑑等を使い同定するようにしてください。安易な同定、試し食いはとても危険です。
おまけ:灯下採集で見られた蛾 ムラサキシタバ狙ったのにとれなかったよーーー   この子達の名前はまだ同定中ですw ツキヨタケ弄ってたらハネカクシの仲間採れたんだけど誰か欲しい人いますか?種類多すぎて同定できないっす