2009年4月28日火曜日

4.18-19 ムササビ合宿 鳥編

こんにちは、鳥班長のきびたきです。
鳥班的視点から4月18、19のムササビ合宿の活動報告をしたいと思います。

肝心のムササビですが、私は見られませんでした。
どなたか見た方、報告をお願いします~

18日の夜は酒を求めて山を下るという若気の至りをしましたね(笑)
私はその後わりとすぐにテントに入ったのですが、寒さのせいでほとんど眠れませんでした。結局、睡眠時間1時間を切っているような状況でいつのまにやら朝を迎えました。

最初に鳴いたのはキセキレイ。そのあとメジロ、ヤマガラ、シジュウカラの大合唱。ちょっと遅れてヒヨドリとハシブトガラスが起きだして、これは起きねばと思い双眼鏡とカメラを手にテントを出ました。
オール組?の男の子たちを連れて早朝探鳥へ。朝日がきれいでした。(時刻5時18分)

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1号路を少し下りましたが、残念ながらあまり鳥は見られませんでした。
7時過ぎ、二度目の早朝探鳥へ。今度は4号路へ行きました。
つり橋付近でキビタキを狙ったのですが見られず、オオルリも声だけという残念な結果に終わりました。まぁ、ヤマガラが近くで見られたのはよかったですね。


帰りは多くの人が直帰。アフター組は僅か9人でした。そのうち2人は虫を探しに。私たちは山頂を目指しました。
4号路のつり橋を通り過ぎ、山頂近くでカケスに出会いました。鋭い目線がステキ(笑)
ピィピィというようなアオゲラに似た声や、コジュケイのような声など、カケスとは思えないような声で楽しませてくれました。

カケス







下りは、サワガニを探しつつ6号路を行きました。

サワガニ







沢沿いではヤブサメの声が聞こえました。
始終悩まされたのは外来種であるガビチョウの声。
ガビチョウか、クロツグミか、はたまたキビタキ、オオルリか…
きれいな声でしたが、紛らわしかったですね。おそらく大部分はガビチョウでしょう。

去年のポイント、びわ滝でもオオルリを外し、諦めかけながら歩いていると目の前をオオルリが!
しかも雄が3羽!!
なにやら喧嘩をしているようでした。
見やすい枝に止まってくれて、じっくり観察できました。

オオルリ1
オオルリ2







やはり雄のオオルリはきれいでしたね~日が当たると体が青く輝いているようでした。
写真はうまく写ってませんが、実物は本当にきれい!!
4人しか、見られなかったのは残念でしたが…
先に下りた3人、待たせちゃってごめんね。

最後に、イカルの群れが木の上でお食事をしていました。

イカル








鳥班長として全員に鳥を見せられなかったのは残念でしたが、それでも鳥見が楽しいなと思ってくれれば幸いです。私個人としては、もっと鳴き声を勉強して、姿を見なくてもすばやく同定できるようになりたいですね。キビタキが見られなかったのは残念でしたが、個人的には初めて逆光じゃないオオルリを見られて大満足でした。


☆探鳥記録
キジバト・ツツドリvo・アオゲラvo・アカゲラvo・コゲラ・ツバメ・イワツバメ・ツツドリvo・キセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・ミソサザイvo・ヤブサメvo・ウグイスvo・メボソムシクイvo・センダイムシクイ・オオルリ・エナガ・ヒガラvo・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・イカル・カケス・ハシブトガラス・(ガビチョウ)

(Vo:声のみの記録)

2009年4月27日月曜日

春が来た♪

春が来ましたっ!!
ってとっくにご存知ですよね(笑)

幹事長で植班の小澤美和です(*^∇^)ノ♪

なんだか最近個人活動の報告がたくさんあるようなので、
私も真似してみることにしました(*´ω`)♪

春はたくさんの花が咲きますね♪
きれいですねぇ(≧ω≦)♪♪
定番ですが、私は中でも梅とサクラは大好きです♪

というわけで、今年は色々見に行くことにしました♪
その一部を報告しますっ♪

まず、梅見を♪
東京都青梅市、吉野梅郷に今年も行きました☆
でも、今年もやっぱり行く時期を間違えて5分咲きでした(笑)
まぁ、去年の三分咲きよりましかなぁ(*´ω`)

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東風吹かばにおいおこせよ梅の花
・・・もしかしたらこれ去年も書いたかな(笑)
まいっか(笑)っていう句の通り、梅は匂いがいいですよね(^∇^)
なんだか春が来たなって知らせてくれるみたいですよね♪


つぎ~☆
サクラの名所にいくつか行きました♪

新宿御苑
都会のビルのなか、なんだか自然が共生してる感じが良いですね(*^ω^)


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サクサクいきましょっ♪
上野公園にも行きました♪

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人多い!うるさい!!酒臭い!!!
・・・(`ε´)=3=3
確かに、数もおおくて、サクラ自体もすごくきれいなんですが、
静かにまったり桜を観賞したい人には
上野はあまりお勧めではないようですね(´_`)


次々~~♪♪
早大生のみなさま!もとい、高田馬場ユーザーのみなさま!!
ここをご存知でしょうか(≧ω≦)♪
ここは、高田馬場駅から歩いて15分ほどのところにある
神田川沿いにある桜並木道です(^∇^)ノ♪
ここは、とある三宝寺鳥見の帰りに、
おバカなサークルメンバー5人(途中から4人)で見かけた場所です♪

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水班長「三宝寺から歩いて馬場まで帰ろう!!!」
他「おうっ!帰ろう帰ろうっ(≧∇≦)ノ♪」
  ・・・・3時間経過・・・・
小澤「おかあさぁぁん!
つかれたよー、とおいよぉー、さむいよー、おうちにかえりたいよー…」
  ・・・・4時間経過・・・・
Yっちゃん「もうすぐ馬場だよ。」
小澤「~~~~(TДT)~~~~」
Y川君「神田川ですね。」
小澤「・・・・あ、サクラの木だ(´Д;)」
注:コメントの多くはフィクションです(笑)

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という裏エピソードがある場所でもあります(笑)
で~私は桜の季節になったら見に行こうとずっと考えていたわけです(*^∇^)

う~ん!ここは期待以上ですっ(≧∇≦)b!
本数多いのに、割と静かだし、ここは◎です♪♪♪

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最後♪
今年もここにいきましたっ!
千鳥ヶ淵緑道です(^∇^)☆
締めはやっぱり夜桜ですよねっ(≧ω≦)ノ

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今年は暖かくなってきて、開花も早いかなって思っていたら、
急に寒くなって、全然満開になってくれなくて・・・
実は最初九段下行った時、全然咲いてなかったんです。
でなんだか悔しくて、私今年は2回も行ってしまいました(笑)!
でも、やっぱりここの夜桜はきれいですね(^∀^)♪

・・・春はいいですねっ!
ほんと、綺麗な花とか見てるとドキドキしちゃいますね(≧∇≦)
なんだか、今年もがんばろうって気になれます(^∪^)☆



番外編:ももこさん
梅、桜とともにバラ科の植物ももこさん
もも:バラ科
花言葉:あなたに夢中 あなたのとりこです 気立ての良さ 愛の幸福…
(…なんだかこっぱずかしくなるような花ですねw)
有名な歌:春の苑くれなゐにほふ桃の花 下照る道に出で立つをとめ(大伴家持)

新宿御苑にて

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よきかなよきかな(^^)♪

ところで・・・
うめ・もも・さくらの違いが僕には分かりません(´_`)
というわけで、調べてみました!

【 梅 】
・花柄(かへい)がないので、枝にくっつくように花が咲く。
・花芽が1節につき1個なので、たわわに咲くのではなくスカスカした感じ。
・花びらの先が丸い。

【 桃 】
・花柄がひじょうに短いので、枝に沿うように花が咲く。
・節の中央に葉芽があり、その両側に花芽が1個(つまり1節につき2個)なので、梅よりも華やかに見える。
・花びらの先が尖っている。

【 桜 】
・花柄がひじょうに長いので、枝からこぼれんばかりに花が咲く。
・花芽が房状についているので、花数が多くとても華やか。
・花びらの先が割れている。

※All About 暮らしの歳時記より ・・・(笑)著作権触れるかな、ドキドキ。

というわけで、分かりやすい違いは
花びらのようですね♪種類によっては例外もあるみたいですが。


すみません、めちゃめちゃ長くなりました(汗)調子乗りました(泣)
ではそろそろ失礼いたします(^∇^)ノ♪

2009年4月25日土曜日

五割川個人活動(魚探し)by甲斐

 どうも、四年の甲斐です。なかなか個人活動が盛んなようでいいですね。最近水班的な報告がないですし、僕も個人活動の報告をしようと思います。
 少し前に実家に帰った時のことです。実家の近くには五割川という川幅十メートルくらい、水深30cmくらいの小さな川があるのですが、鯉を釣ろうとしてみたり祖父に連れられ亀を取りにいったりはしたものの未だにどんな生き物がいるのか今一把握してないことに気づいたのでちょっと行って来ました。
 一人じゃ寂しいので(以下略
 別に僕は拉致はしてませんよ。
「川行こうかなーお前も来ない?」
「じゃあ俺ゴミ拾うわ」
 こうして網を手に川に入っていく大学生の兄弟。
 ……。
 川に入って最初に見つけたのは石の陰から顔を出す小さなエビたちでした。いてもおかしくないとは思っていたものの少し驚きました。というのも、この川から水を引いている用水路では小さい頃から何度も採集をしていたのですが、そこではエビは取れなかったんですよ。農薬に弱いからでしょうかね。或いは狭い用水路ではザリガニに駆逐されてしまうのかも知れません。エビ
 あまり自信はないのですがヌマエビ北部-中部群、所謂ヌカエビだと思われます。ちなみに同定に関しては蝦三昧というサイト様を参考にさせて頂きました。エビに関してかなり詳しくて面白いです。また、そこからリンクされてるサイト様にも面白いものが多いです。
 その後中洲付近まで歩いていくと何やらひらひらしたものが川底に隠れました。一瞬「ヒラメ!?」とか有り得ないことを思いつつ捕まえてみると手の平サイズのミシシッピーアカミミガメ。以前大人を取ったことがあるのでまあやはりいるねという感じです。当時一緒にクサガメも捕まえたのですが今もちゃんと生き残っているんでしょうか。日本産カメはこのアメリカンに押されがちというのはよく聞きますね。
 後で写真だけ撮って逃がそうと思い取り敢えずプラケースに入れておいたらちょっと目を離した隙にいなくなってました。脱走名人ですね彼らは。前に捕まえて飼っていた大人にもやはり逃げられましたし。一方掃除係兼非常食のザリガニに脅えてノイローゼになったこともあるクサガメは未だにうちにいます。そりゃ生存競争に負けるわ。
 中洲に拠点を移して生き物を探していると何やら見慣れない魚の死骸が。カマツカ
これはどうやらカマツカという魚のようです。こんな魚がいるとは全く知らなかったので、汚い川にいい年して入った甲斐もあったというものです。ただ、この魚生体は見つけられませんでした。心残りです。
 
その後はドジョウやらザリガニやら用水路でも馴染みの顔ばかりで特に目新しいものはなし、ついでに何かの稚魚も捕まえたものの種類が分からないという体たらく。むしろ後半は川の生物の種類調査というよりゴミの種類調査でしたねー。メジャーどころのビンやペットボトルに混じってプランターやらヤカンやら出てきました。
 結局二、三時間探って昼頃にはゴミを乗せたリアカーを引いて帰りました。
ゴミ
 結局あまり多くの種類は見れなかった気がします。そもそも泳ぎ回る魚が多くて捕まえるのが難しい…(-.-;)
 鯰がいるという噂も確認出来なかったので今度帰った時には釣り竿持って向かってみようと思います。
 見れた生物は大体書いてしまったので改めて列挙はしません。後はギャラリーにも投稿するつもりですのでそちらをご参考ください。何だか分からない稚魚は持って帰って飼育してますので同定出来るようになったら一言報告したいと思います。
他にもドジョウやらエビやらは飼うことにしました。エビはどうも四匹中二匹妊婦さんなように見えます。ヌカエビなら淡水でも育てられるハズですが…違ったら…。
 兎も角この辺で失礼致します。ムササビ合宿の活動報告楽しみにしてますねー
小魚ドジョウエビ抱卵
左から種類不明の小魚、ドジョウ、ヌカエビ




追記(4/25)
川の名前を間違えていました。
五割川ではなく、そのやや下流の蛭沢川です。失礼しました。
まあ大差はないですが。

2009年4月24日金曜日

4月12日 三宝寺活動報告おまけ付き

krgmknzwです。
4月の各種新歓活動ラッシュに伴う活動報告に期待しつつ、三宝寺の報告をば。

結構前ですが、4月12日にいつも通り三宝寺に行ってきました。
メンバーは3年生3人の2年生3人。
天気はそこそこ良好でした。

今回は音に気を配ったりしながら時間をかけて回りました。

≪見られた鳥≫
ハシブトガラス、ヒヨドリ、ドバト、キジバト、シジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラ、シメ、ツグミ、カワセミ、カイツブリ、バン、カワウ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、アヒル
僕が見たと覚えてる限りではこんな感じ。

カイツブリは夏羽になってました。
↓カワセミも見られました。
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↓なぜか蓑虫大発生中でした(何本かの木に一杯付いていた)。
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それから、公園の手すりに止まっていたウバタマムシをゲットしました。ラッキーです。この時期でも成虫がいるようです。
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公園ではちょうど写真クラブの展覧会みたいなのをやっていたので、見物しました。カメラの性能の違いが戦力の決定的差であることを教えられました。
こんな感じでした。


それからこの前のムササビ合宿で見つけたニクイロババヤスデが、とても雌雄の判断がしやすくて感動したので報告しておきます。
nkirbbysd生殖肢








右図をみるとわかるように、一対の足が特殊な形状に変化しています。これは歩肢が繁殖用に変形した、生殖肢と呼ばれるもので、成熟した雄のみに見られるものです。雌では通常の歩肢となっています。種によって形状が違うので、ヤスデの分類をするときには重要なようです。オビヤスデ目では第7胴節の前側の一対が生殖肢になっています。要はこの個体は成熟した雄だということです。それだけです。大きいヤスデなのでとてもわかりやすく、感動しました。
ところでこのヤスデ、ネットで検索したら見た目が長いダンゴムシのようだと評判なようです。

おわりです。
↓おまけのイボタガ
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2009年4月12日日曜日

春の虫探し

ルリタテハこんちは。一生大学生でいたいと心から思う2年虫班のむらかみです。最近天気も良くて春うららな日が続いていたので、家からやや近場にある「国営武蔵丘陵森林公園」に今年初の虫探しに出かけてきました。でも一人では寂しいので嫌がる弟を拉致して連れてきました(笑)。
休日ということもあって家族連れが多め。皆さんピクニックしておられました。桜はシーズンを終え、花びらが舞い散る中での気持ちのいい散策となりました。午前中は曇っていたので「蝶が飛ばねえよ」とぼやいていたら正午ぐらいになって日差しが差し込んできました。
エリアによっては全く人が立ち入らないので、そのようなところを中心に活動しました。落ち葉をガサガサと踏みつけながらを進んでいくと、カナヘビ達がカサカサと慌てて逃げていきました。林がひらけて花がたくさん咲いているところではスジグロシロチョウやモンキチョウが飛んでました。アゲハもたまに見かけました。
環境保全地区内の池のほとりではキタテハやルリタテハやテングチョウを見つけました。タテハ系は動きがすばしっこいので写真を撮るのが大変です(笑)。白いタンポポも見つけました。鳥もたくさんいて、私は鳥の知識は疎いですがツグミとかコゲラとかがいたような気がします。(←全く頼りにならん)
まあ今回の活動ではメジャーな昆虫しかいませんでした。しかし私は小さな生き物が一生懸命生きている姿を見ると、いろんな雑念が吹っ切れる気がするのです。スイマセンどうでもいいですね(笑)。
5時間くらい歩き続けましたが公園の半分くらいしか踏破できませんでした。今度からもう少しエリアを絞って、定期調査でもやってみようかと思います。しかし公園であるがゆえに採集が禁止されているので、そういう制約がないところを探してみようかとも思ってます。おわり
アカハネムシミヤマセセリテングチョウ






(写真上:ルリタテハ越冬固体 左:アカハネムシ 中央:ミヤマセセリ 右:テングチョウ)
○見つけた主な虫たち
スジグロシロチョウ  モンキチョウ  アゲハチョウ  ベニシジミ  キタテハ秋型
ルリタテハ  テングチョウ  アカハネムシ  イチモンジカメノコハムシ  アメンボ
ヒラタアブの仲間  ナミテントウ  クロヤマアリ  クロオオアリ  シロアリ などなど
○その他の皆様
ヒヨドリ  ツグミ  コゲラ  カラス  ホーホケキョ  カナヘビ  ヒミズ亡骸
ミミズ  ウシガエル(?)のオタマ  ヒキガエル(?)のたまご  コイ
アメリカザリガニ などなど