2012年2月4日土曜日

冬の植物観察@皇居東御苑


こんにちは!2月になってしまいましたね~。相変わらず寒くて毛布が手放せないミカミです。
また活動から日が経ってしまいましたが、1月15日の植班活動のご報告をいたします!

冬は見られる花があまり多くないのですが、初詣を兼ねて靖国神社→皇居東御苑を散策しました。
靖国神社はもう1月も中旬だったからでしょうか、日曜日でもそれほど混んでいませんでした。
実は今回の活動の参加者ほとんどが靖国神社でのお参りは初めてだったりして、ちょっと貴重な体験だったかも?
植物は見られませんでしたが、真っ白なハトが鳥居にとまっていて可愛らしかったです。
神社のおみくじの結果でひとしきり盛り上がった後、東御苑へ。

道の途中、武道館ではヴィジュアル系?バンドのライブに人が集まっていてなかなか面白い光景だったのですが、それを横目にのんびり歩きます。その隣の科学技術館なるものの存在を初めて知りましたが、これも気になるところ。中にはなにがあるんでしょう?

ゆっくり歩いて20分くらいで東御苑に到着。入口のすぐ近くに天守台がありました!御苑が見渡せる位置で記念撮影。
芝生が枯れ気味でちょっとさみしい感じですが、グレーのビルと緑の木々のコントラストが都心ならではの不思議な景色です。
天守台のほかにも蔵代わりの石室や「松の廊下」跡があったりして、江戸城の名残を感じる庭園でした。入園は無料なので、そのあたりの歴史が好きな人にもオススメできそうです。

さて、メインの植物は・・・?
木の花はサザンカ、ツバキ、フユザクラが綺麗でした。ツバキ系の木は庭園内に広く植えられていて、白・赤・斑模様などそれぞれの種類が楽しめます。
フユザクラはその名の通り冬に咲く桜ですが、葉のない枝に白い花がちょこちょこついているのが可愛らしいです。
そしてもうひとつ、華やかな黄色のソシンロウバイも見ることができました。見た目も綺麗ですが香りも良し。
      

花がいっぱい!という感じではないぶん、木の実の色づきも楽しめました。
お正月飾りなどにも使われるセンリョウ。我が家の庭ではこの木が小鳥たちの格好のえさ場になっていますが、御苑ではさすがに食べつくされたりはしないようですね。葉の緑色と実の赤色のコントラストが綺麗です。
似たものでナンテンやマンリョウもあったのですが良い写真がとれず・・・。落葉樹のガマズミはこの時期、実だけがついたままでちょっと不思議な感じです。他にキンカン、ダイダイなど柑橘系の実も綺麗な黄色に色づいていました!
      

ツワブキも咲いていました。葉がツヤツヤしていてどことなく活力を感じます。実際、名前の由来は「葉に艶のある蕗」なのだとか。
ナデシコが咲いていたのにはびっくり!花期は6~9月が標準ですが、寒さに耐えて一輪だけ・・・。ツワブキも花期は11月あたりまでなので、東京の気温なら秋の花も結構咲き続けられるのでしょうか?
  

冬にも色々な植物が楽しめるものですね~♪葉が落ちで木肌や枯れ草の色が多い中で、花や実の色はかえって鮮やかに見えました。
まだ固い花のつぼみなども見られて、春になったらまた違う表情を見せてくれるのが楽しみです!
以上で報告を終わります。
(2/28 写真アップできました!)