2001年5月19日土曜日

春合宿

五月、はじめて山小屋に行ってきました。 行って驚きました。 山小屋が新潟の湯沢にある、というのもそうですが、 山小屋そのものに「おっ、すごい!」と言わされました。 なぜなら僕が想像していた山小屋よりずいぶん立派だったからです。 よく山の頂や中腹にあるような こじんまりしている山小屋を思い浮かべていたのですが 、山小屋というよりも『山荘』張りの二階建て、 3LDK薪部屋付だったからです。 先輩たち三人と先行して行ったのですが、 山小屋に入ってしてみるとさらに驚かされることが待っていました。 それは、あたり一面にいるカメムシ達です。 床にはざっと見ただけで数百匹のその死骸と ランタンに飛んでくるやつら! 結局「虫班」の力も通じず(笑)、順当に掃除して寝ました。 翌朝、手分けして冬囲いの板外しと冬の間に詰まった泥を除いて 台所の蛇口から水を出るようにする作業を行いました。 僕は水の方を手伝うことになって、先輩と試行錯誤の末、 水が出るようになったときは感激でした。 昼過ぎ、日没後に第二陣、第三陣が到着して、 そのとき温泉上がりにいたずら心で買った花火でお出迎え! 楽しい。総勢十数名で例年より少ない人数だそうですが 僕にはアットホームないい感じでした。 みんなそろって、夕食はカレーだったんですが、 カメムシの襲撃にはまいりました。 特攻隊なみにカレーに突入した彼らは、 それを食べた数名の口にカメムシ味を残したようでした。 そのあと、恒例の一発芸では、 バイオリンの演奏やいくつもの手品を見れたので、 来なかった会員より得した気持ちになれました。 夜は夜で「鳥班」持参の望遠鏡で星空を見上げていました。 すてきでしたよ!さらに次の日、 後発隊で残ったので先に帰る人たちを駅で見送った後、 近くの川でひなたぼっこしていたら、 先輩の一人が川に入って泳いだのにびっくりでした。 五月の水が冷たい時期ですよ!それから小屋掃除して、 ぼーっとしていたら、 ある先輩がいつ行ったのか虫取り網で何か捕まえてもっどて来ました。 そのとき「やっぱり生物同好会の名前は伊達じゃないなぁ。」と感じました。 これで二泊三日の山小屋の記録は終わりです。 今回ほんと楽しかったです。 最後まで読んでくれてありがとうございました。