2015年11月21日土曜日

10/10~11 虫班長野&群馬遠征

どうも!
初めてこのホームページの記事を担当させていただく虫班1年のソルティーです。
以降時折ここの記事を書くことがあるかもしれないのでよろしくお願いします。

今回は僕を含めた5人で10/10~11にかけて長野と群馬に遠征に行ってきました。

目的は「チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ」、「シナノエンマコガネ」という2種類です。
ざっくり説明すると前者は飛べないカミキリムシ、後者は動物の糞に集まるコガネムシになります。

10日の夜に東京を出発し11日の午前中にチュウブマヤサンのいる長野県某所に到着すると僕たちは2つの班に分かれてそれぞれ別の道で捜索を開始しました。
綺麗な景色
生憎の小雨でしたが・・・

コブヤハズカミキリの仲間を探す際には、彼らの潜んでいそうな枯葉のついた枝を叩いて落とす通称「コブ叩き」という方法を取ります。

僕が一向に見つけられない中、一緒に行動していた前虫班長から発見の報告があったのでそちらに行くとなるほど確かにチュウブマヤサンがいます。

どこにいるかわかりますか?
ちなみに2匹写っています

小さいながらもかわいい顔をしている
先ほどの正解はこちら

残りのメンバーと合流して移動しつつ探すものの全く見つからず焦燥感に襲われていました。
そんな焦りを振り払うかのように力いっぱい叩いていると・・・
写真で伝わらないのが残念ですが形もカッコいい

ついにやりました!
そこには待ち望んでいたチュウブマヤサンの姿が!(ちなみにこの写真は一旦手に取った後再び置いて撮ったやらせです。)

その後僕は追加することが出来ませんでしたが1匹でも見つけられた満足感に包まれながら次なる目的であるシナノエンマの待つ群馬県に向かいました。



途中で立ち寄った観光センター
豚串が美味しかった
目的地である群馬県某牧場に到着して時計を確認すると、なんと探すのに充てられる時間が30分ほどしかありません。
急いで準備をして糞をひっくり返してみるもののなにせ虫の数自体が少ない!
他の場所では1つの糞に2ケタ前後はいたツノコガネやマグソコガネの仲間でさえほとんど出てきません。
結局ここでは芳しい成果をあげることが出来ず、僕たちは帰路につくのでした。
(成果がしょぼかったのと暗かったので写真はありません。)
当然のことながらシナノエンマもいなかったのでどんな姿か知りたい方は是非ご自分でインターネットで検索してみてください。こちらも小型ですが上翅の濃い褐色が美しくオスの頭には2本の角の生えたカッコいい虫です。

長々とした駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

2015年11月1日日曜日

昆虫班 展示内容紹介

光陰矢の如しとは言ったもので、早くも今週末には早稲田祭がやってまいります!
さてここでは昆虫班の展示内容について軽く紹介を。


早稲田祭展示において昆虫班は、昨年と同様に標本の解説展示と昆虫類の生体展示、活動紹介を行います。

標本展示に際して各班員の持ち寄った箱には全体で行う予定のクイズのヒントを隠しておく予定です。是非他の展示と共に標本展示をご覧ください!

また今年度の昆虫班は、およそ1年間の活動の記録をピックアップした班活動冊子の紹介、販売を予定しております!
先ほど完成したので、その様子を少しだけお見せします。

冊子と一緒に、冊子を購入された方には今年の活動にて使用したカラスアゲハの囮をそのまま利用した栞もサービス予定です。乞うご期待を!



このような栞です。写真は今年の八丈合宿で採集したハチジョウカラスアゲハを使いました。


詳しく気になる方は、11月7(土)と8(日)の10:00-17:00に早稲田キャンパス6号館の315教室までお越し下さいませ!一同お待ちしております。