2006年11月11日土曜日

先発隊

どうも「空気」を「からけ」と読んでいるらしいくもいです。夏合宿でのことはSOSとかY氏に任せることとして、先発隊でのエピソードを書くことにします。
 7月末日、浜松町から見送りに来てくれた人々をあとに颯爽と一路先発隊は北海道へ・・・と実際は前日からの徹カラがたたってかなりグロッキーな状態であった。そんなわけで飛行機に乗ったら爆睡して気づくともう北海道は新千歳空港に。空港に着いた時点で空気の違いを感じた。嗚呼、僕らは北の大地に立ったのだなぁとその時実感した。さてさて、相変わらず眠いのだが、これから活動しなければならないので売店で軽食を買って簡単に朝食を済ませた。このとき見送りの人の差し入れを食べたのだが、なんとも嬉しかった。
 さて、レンタカーの手続きをMAXが済ませたので、レンタカー場に向かうこととなった。レンタカー場に着くと第一のトラブルがおきた・・・それはMAXがケータイを空港に置いてきたということだった。とりあえず携帯を回収するべく空港に戻ることになったのだが、早速いじられるMAX・・・まぁ仕方ないよね。
 仕切りなおして幕営場に向かう予定だったが、前夜のカラオケで汗をかいたままだったので風呂へ行こうぜ!と意見の一致を見たので、先発カーは支笏湖へ。支笏湖へ向かう途上、各種雑談(内容はご想像に任せます)で盛り上がり一日目にして強い結束力が結ばれた。
 支笏湖から戻ると、千歳市内で行くべきところを回ってから幕営場のチェックインを受けて、買い物をして終了。・・・僕の場合、夜は早く寝ました。     <続く>

夏合宿~、オサ屋的視点

はぁ、冬にはこのブログ書くとか言っときながら
新歓期の忙しさにそのことも忘れ
SOSにまかっせっきりになってたヨッシーことY氏です。
申し訳ない
で、これから活動するのはオサ屋の私が多いだろうし、またちょくちょく書いていきます。
で、オサ堀シーズン前(関東のね)に夏合宿の甘~いおもひでを書き綴って見たいと思います。
・・・オサ中心に。
とりあえず、合宿地は千歳だったわけです。
さてさて、虫屋の皆さん、千歳と聞いて何を思いつきますか?
え~っと、聞いては見ましたが聞く耳持ってません。
誰が何を言おうと私はオオルリオサ一筋です。
なに?8月じゃ時期が違う?
無視です、信じるものは救われるはずです。
ウハウハとはいかなくても、姿くらいは拝めるはずです。
とりあえず、先発隊の情報によりますと事前調査ではセアカ、キタクロ、エゾマイマイが獲れた模様。
北海道に採集に行くのは初めてなのでそれぞれうれしかったわけですが、去年の冬、何を勘違いしたか群馬までアタックしに行き、もちろん惨敗したセアカが獲れているというのは何よりの朗報だったわけです。
とりあえず、現地に到着し、さっそくいくつかトラップを。いいわけになりますがテン場では何かと忙しかったため全部で3,40ほどしかトラップ仕掛けてません。5日もいたのに・・・その代わりといっては何ですが、毎晩のように側溝の見回りをしました。
その結果、ここでは上記の種のほかにヒメクロ、セダカ、クロカタビロが少ないながらも手に入りました。
何と言ってもセアカが大量だったのが個人的には嬉しかった。
で、2日目の話。
この日は最も有名といっていいようなオオルリの産地へ、しかし、数日中にまたここに来る予定はありません(泣)
なので、側溝を漁りに漁ってみました。
しかし、発見できたのはキタクロとクロナガのみ。
オオルリは、トラップの中でぼろぼろになったため捨てられたと思しきエリトラだけがいくつか転がっていました・・・
次回は、もっと早い時期に来るんだ・・・
その後、3日目には先発隊が事前にトラップを仕掛けてくれた栗山の方へ。
ここでは、キタクロ、エゾマイマイ、クロナガ、ヒメクロがまんべんなく入ってました。
まあ、残念ながらオサ屋的に特筆すべき事は無かったと思います。
で、合宿のラストを飾るのは豊平峡。
石だらけの硬い地面&時間の無さにに泣かされつつ、アイヌキンの望みをかけてトラップを約40個仕掛けました。
結果はアフターでわかる。きっとアイキンは引っかかる。そう信じていました・・・
合宿のみを見つめてみたのは実は今回が最初。
よくよく見ると、セアカを除き普通種が普通に獲れたって事になるんでしょうか。
いや、北海道ならセアカも普通種になっちゃうのか?
まあ、数が獲れたからいいとしよう。
ちなみに、自慢にもなりませんが、現時点でまだここで獲ったオサたちはまだ1匹も標本になってません(泣)
さてさて、それはなぜでしょうか?
俺が標本作りをサボってる?
半分正解です、ごめんなさい。
でも、もう一つの理由は次回のブログにて明らかになりますw

2006年11月8日水曜日

大磯で海釣り

 くもいです。夏合宿記事の間を縫って先日の水棲班活動の報告をします。11月2日昼ごろ現地集合ということで、曇天に不安を覚えつつ奥武蔵から相模国へ赴きました。さて、池袋から省線に乗って目的地である大磯に向かうわけですが、いやはや湘南新宿ラインは便利な路線で、東海道本線へ乗り入れているため、乗換えが少なく快適な旅でした。そう、東海道本線というとことなので、品川を過ぎてから鉄道唱歌が脳内で再生されていたのは仕様です。梅に名負えし大森、大師川原が程近い川崎、鶴見神奈川あとにして電車は早も横浜ステーション・・・と書きたいものですが行きは新川崎、新横浜と歌詞にあるのとはズレているのはちと残念。はてさて、小田原行きは乗換えと呼ばれて降るる大船から、源氏の古跡や鎮守府へ向かう支線をあとにして渡る相模の馬入川。そして本隊に遅れること一時間あまりで目的地の海水浴で有名な大磯に着きにけり。
 駅から釣り場は近く、本隊に合流して早速釣りを開始・・・と洒落込みたかったが、なんといっても風が強いのなんのって。風と悪戦苦闘しながら準備を終え、餌のアオイソメを針にかけてキャスティング・・・これがなかなか釣れないもの。先に来ていた本隊もシロギスがあがっていたようだが、どうも食いが渋い様子。そうこうしているうちに雲が厚くなってきて折からの風も強くなってきた・・・まさか・・・やはり・・・あの男が向かっているのか。あの男とはブログをがんばっているSOSのこと。僕と彼がそろうとたいてい天気が悪化する。最悪の場合嵐になりかねないからたちが悪い。しかし、今回は雨が降らなかっただけ上々といえよう。
 あまりにも食いが渋いので僕は港内のほうで釣り糸をたれることにした。すると餌を投じてから時を置かずして初の魚信があった。期待しながらあげるとウミタナゴが釣れた。こいつはタナゴとつくがコイ科ではないのでタナゴとは縁も所縁もない。・・・がよく似ているもんだ。キープせずに放流したが、とりあえずお凸は食らわずに済んだ。(しかし、その後僕自身はヒイラギしかつれなかった。)
 餌が尽きたので班長とチョチョに餌を買いに行ってもらったが、なかなか帰ってこない・・・ん?そのチョチョの竿に当りがあるではないか。まぁ、戻ってこねーから僕があげても差し支えあるまいと判断してリールを巻くと、ギンガメアジが釣れた。ちょうど水揚げしたところでチョチョが帰ってきたので、油揚げを掻っ攫ったトンビの気分でちと美味しかった。
 その前後でSOSも参戦して新しい餌のジャリメで再開。餌を変えたものの僕とチョチョにはシロギスが釣れず、神奈川県勢のTAKUとSOSは20センチほどものを筆頭にキスを上げていた。日が暮れるとイシモチがかかり始め、それまでボウズだったチョチョも面目を保ちえた。
 帰りは人身事故等のトラブルが続き、更に帰宅ラッシュに重なったので新宿池袋周りは大変だった。次回は八高線・横浜線・相模線を使って行こう。これが教訓だ。
 
その日の釣果
シロギス5尾
イシモチ多数
ギンガメアジ1尾
ヒイラギ5尾
ウミタナゴ1尾
モクズガ二1匹