2006年11月8日水曜日

大磯で海釣り

 くもいです。夏合宿記事の間を縫って先日の水棲班活動の報告をします。11月2日昼ごろ現地集合ということで、曇天に不安を覚えつつ奥武蔵から相模国へ赴きました。さて、池袋から省線に乗って目的地である大磯に向かうわけですが、いやはや湘南新宿ラインは便利な路線で、東海道本線へ乗り入れているため、乗換えが少なく快適な旅でした。そう、東海道本線というとことなので、品川を過ぎてから鉄道唱歌が脳内で再生されていたのは仕様です。梅に名負えし大森、大師川原が程近い川崎、鶴見神奈川あとにして電車は早も横浜ステーション・・・と書きたいものですが行きは新川崎、新横浜と歌詞にあるのとはズレているのはちと残念。はてさて、小田原行きは乗換えと呼ばれて降るる大船から、源氏の古跡や鎮守府へ向かう支線をあとにして渡る相模の馬入川。そして本隊に遅れること一時間あまりで目的地の海水浴で有名な大磯に着きにけり。
 駅から釣り場は近く、本隊に合流して早速釣りを開始・・・と洒落込みたかったが、なんといっても風が強いのなんのって。風と悪戦苦闘しながら準備を終え、餌のアオイソメを針にかけてキャスティング・・・これがなかなか釣れないもの。先に来ていた本隊もシロギスがあがっていたようだが、どうも食いが渋い様子。そうこうしているうちに雲が厚くなってきて折からの風も強くなってきた・・・まさか・・・やはり・・・あの男が向かっているのか。あの男とはブログをがんばっているSOSのこと。僕と彼がそろうとたいてい天気が悪化する。最悪の場合嵐になりかねないからたちが悪い。しかし、今回は雨が降らなかっただけ上々といえよう。
 あまりにも食いが渋いので僕は港内のほうで釣り糸をたれることにした。すると餌を投じてから時を置かずして初の魚信があった。期待しながらあげるとウミタナゴが釣れた。こいつはタナゴとつくがコイ科ではないのでタナゴとは縁も所縁もない。・・・がよく似ているもんだ。キープせずに放流したが、とりあえずお凸は食らわずに済んだ。(しかし、その後僕自身はヒイラギしかつれなかった。)
 餌が尽きたので班長とチョチョに餌を買いに行ってもらったが、なかなか帰ってこない・・・ん?そのチョチョの竿に当りがあるではないか。まぁ、戻ってこねーから僕があげても差し支えあるまいと判断してリールを巻くと、ギンガメアジが釣れた。ちょうど水揚げしたところでチョチョが帰ってきたので、油揚げを掻っ攫ったトンビの気分でちと美味しかった。
 その前後でSOSも参戦して新しい餌のジャリメで再開。餌を変えたものの僕とチョチョにはシロギスが釣れず、神奈川県勢のTAKUとSOSは20センチほどものを筆頭にキスを上げていた。日が暮れるとイシモチがかかり始め、それまでボウズだったチョチョも面目を保ちえた。
 帰りは人身事故等のトラブルが続き、更に帰宅ラッシュに重なったので新宿池袋周りは大変だった。次回は八高線・横浜線・相模線を使って行こう。これが教訓だ。
 
その日の釣果
シロギス5尾
イシモチ多数
ギンガメアジ1尾
ヒイラギ5尾
ウミタナゴ1尾
モクズガ二1匹

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