2014年10月31日金曜日

高尾採集からもう一軒!終電で山梨へはしご採集!

どうもこんにちは。虫班3年T掛です。
いや~高尾山はいいとこ。でもそれでは終わらないよ今年の虫班。
夏休みの間、虫採りばかりしてましたw
というわけで高尾駅から中央本線の終電近くの電車で虫班長たんぢと山梨県へ向かいます。
いやぁ、高尾山は正直大雨に打たれて低体温症待ったなしといった感じでしたので電車の中は天国でした。
そしてよく眠っていたらいつの間にかお目当ての山梨県某駅へ到着。
狙いはキマダラモドキ、クロヒカゲモドキ、その他夏に現れる甲虫、そしてそしてそして国蝶オオムラサキ。
とりあえず灯火採集します。
アオスジカミキリ
 
カトカラ?
 
ぼちぼちですね。僕はいまいち虫と出会えなかったのでもう寝ました。
結構寒くて死ぬかと思ったのは内緒ですw
朝、顔がチクチク痛くて目が覚めると私の顔を大きなミヤマカミキリ君が這い回ってました……。
かみつかれてたら最悪顔に穴空いてました……。案外山梨、試される大地。
日も登ってきたので以前クロミドリシジミを狙いに行ったちょっとした山へ向かいます。
そこにはモドキと名乗るいい虫たちがいるという。
そうです、クロヒカゲモドキとキマダラモドキです。
オオムラサキも飛んでます。てか、いっぱいいる。
 
まぁ、彼らはメインディッシュではない。あくまでモドキ。
さぁさぁどこにいるんだね?
ちょっと薄暗い道でたんぢが走ります。
でました今日、初めての
「サンキューーーー!」
キマダラモドキ採りました。
虫が採れる男→かっこいい。
僕は、結構苦戦します。結構キマダラモドキが素早いのと下草の茂やぶの中を縫うように逃げる。
いやらしい蝶々だ!!憤慨します。
まぁ、そのあとしばらくして一匹僕も採れました。蝶々の採集で一番苦手な相手だったかも。
キマダラモドキ
 
結局クロヒカゲモドキは断念。ほかにはホソバセセリとか。
 
オオムラサキ大量発生の地へ足を運びます。
いるいるオオムラサキ。採れる採れるオオムラサキ。
大漁です。
メスはオスより色が鮮やかじゃないけどでかいです。
 
いや~しかし逞しい蝶々だ。スズメバチがタジタジしてましたw
また、羽ばたくときの羽音が蝶じゃない。
なんていうか……オオムラサキって筋肉バカ……。人間だとしたらきっと片手懸垂とかしちゃうくらいのゴリマッチョなんじゃないですかね。
しかし、この素晴らしい濃紺、勇ましいまだら模様、チャームポイントの赤い斑紋。美しさも兼ね備える。国蝶として選ばれるだけはある力強く、そして美しい虫です。
鱗翅にはもう満足したので甲虫を探します。
小学生のころ憧れた虫たちがその土場には大量に!!
ルリボシカミキリ
 
ヤマトタマムシ
 
そしてスズメバチそっくりさんのトラフカミキリ。



 
夏の個性派いい虫達が一度にたくさん取れるとは!!感無量です。
ルリボシの美しさ、ヤマタマの神々しさ、トラフのかっこよさ。
普通種と呼ばれる彼らの良さを再確認しました。
ちなみにたんぢは今年まだトラフ採れてないので嘆いてました。
僕が意地の悪いマスコミならどんな気持ちか執拗にインタビューするとこでしたが私の最後の良心がそれを止めました。
ここで時間切れ。
熱い中、歩き回っただけの成果は出せたと思うので満足です。
今度は大きなトラを採らなきゃなぁ。

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