こんにちは、虫班長です。
更新するのが遅くなりましたが、6.7月の福島の採集記を書こうと思います
ではでは駄文にお付き合いください〜〜〜
梅雨がもう少しで明けようとするこの時期、特に虫の数も種類も多く発生してどれを狙うか困る時期です
さてさて困ったものだなんて思うのだが、決めていかねばならず、行き先は福島へ。
キマダラルリツバメという、蟻と共生する不思議なチョウを狙いに。
福島には6/14.15にも行っており、またこの採集が不完全燃焼に終わったため、リベンジしたかった。
金曜夜に集合し、一路福島へ向かう。
途中栃木の牧場付近で灯火採集。
セアカオサムシをK生さんが採っていたのが羨ましかった。
今日はここで寝ることに。
翌日、高速をかっ飛ばして猪苗代湖の麓へ。
ゼフィルスを狙おうとしたのだが、アカシジミやウラナミアカが少しいただけで、時期が早すぎたみたいだ。
I川がウラジャノメを採っていた。
東京にはいない虫。
裏の模様が素敵だ。
次に本命キマダラルリツバメ(キマルリ)を狙いに。
やってきたのは桐の古木がまばらに生えている草原
キマルリの幼虫はハシブトシリアゲアリの巣の中で育ち
このアリの巣の中で羽化まで過ごす。
成虫になると巣の中から出てきてヒメジョオンなどの白い花を吸蜜する。
成虫になると巣の中から出てきてヒメジョオンなどの白い花を吸蜜する。
ヒメシジミやヒョウモンの類はたくさんいる。なんでも、ヒメシジミがいることが福島のキマルリの前提条件らしい。
中々見つからない、がようやく黄斑模様のヒメシジミサイズのチョウを見つけた。
中々見つからない、がようやく黄斑模様のヒメシジミサイズのチョウを見つけた。
尾状突起が一つの翅に二つあるのもキマルリの特徴で、こんなチョウは日本にはキマルリしかいない。
綺麗だなあ、裏の斑模様と表の青と黒の二色のツートンといい、日本のチョウという感じがしないですね。
綺麗だなあ、裏の斑模様と表の青と黒の二色のツートンといい、日本のチョウという感じがしないですね。
さてさて次は土場に向かい
皆でカミキリやタマムシを見つけます。
すると丸太に鎮座する黄色いサペルディーニが、、、!!
シナカミキリ
シナカミキリ! サペルディーニというのはカミキリの一グループで、全体的に地味な色の多いカミキリに比べ綺麗な種類が多いみたい。
お次の土場では…
ニセヤツボシカミキリ
ニセヤツボシがいた! ハルニレの新しい材木置き場があってたくさんきていた!
またさらにブンッと飛んでは逃げる小さい虫を追っかける。
キンヘリタマムシ!このギラギラの輝きが美しい。
6月の遠征はざっとこんな感じ。
6月の遠征はざっとこんな感じ。
7月の遠征ではゼフィルスも狙いに行った。
朝にはゼフィルスを見つけに車を走らせる。
何種類かみられ
ジョウザンミドリシジミ
エゾミドリシジミかな?
この二種類は特に多かった。
また他に
クジャクチョウも。
クリソゼフィルスがあまり採れなかったのは悔しかったが、他のゼフィルスは有り余るほどいて、テリ張り行動がたくさんみられ、5頭くらいが連なって飛翔している様は印象に残っている。
他にも
夏型のミヤカラ
オオミスジ
ムカシヤンマ
コムラサキを採集。
夜には オオクワガタ採集をした。
いやあこれも凄かった。
いやあこれも凄かった。
また6月の遠征に行けなかったK所やY嶋がキマルリを採りたがっていたのでS木さんに教えてもらったポイントにもう一度行くことにした。(S木さんありがとうございました。)
1週間ずれてボロが増えたかと思いきやそうでもなく、新鮮なオスもいて皆楽しめた様子。
今回の遠征は行く所全てで一定の成果を挙げられたためとても充実した成果になった。
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