2014年10月28日火曜日

オオアオカミキリ採集 in 山梨

どうもこんにちは、1年のN原といいます。
今回、初めて採集記を書くことになりました。
色々とオソマツですが、どうぞよろしくお願いします。

8月2日、山梨県某所に虫とりに行ってきました。
狙いは、とある素敵なカミキリムシです。
メンバーは、たんぢ先輩にT掛先輩、そしてN原です。
虫と両爬(仮)の2大班長に混ざって行くとは…なんとも恐縮です。
さて、1日夜に集合したあと、
先輩方お二人の運転する車で目的地へ向かいました。
お金を節約するため、高速道路は使わず、下道で行きます。
早朝には目的地に到着し、早速ポイントを下見です。

落石がひどいので、避けたり除けたりしながら
良さそうな“カラスザンショウ”の木を探しました。
虫班長曰く、
「この木は色んな虫が来るから、覚えとくといいよ」
とのこと。
虫とりには、植物の知識もある程度必要ですよね。
このサークルには植物班もあるので、
そっちの企画にもいろいろ参加するといいのかも。
大体目星をつけたところで、まだ時間が早かったので
ちょっと仮眠をとったあと、採集に入りました。


ほどなくして先輩方がゲット!!!



今回のメインターゲット、“オオアオカミキリ”です。
色も綺麗だし、足長でスタイリッシュな感じ。
青々したのもいれば、赤っぽいのもいたようです。
結構大きいので、花にくっついているのが見えるそうです。
私も目で探しました…が、なかなか見当たらない。アレー?
そしてそして、こんなへんてこなヤツもいました!

ヒロコ、と呼ばれるこいつは、
“スネケブカヒロコバネカミキリ”といいます。
すごい省略の仕方するなあ…。
確かにスネが毛深い…特徴を捉えた面白い名前です。
雄雌で首の色が違うんですね。
右のオレンジの方は雌だそうです。
「初めて見たときから、この異様な見た目が印象に残っていた」というT掛先輩、とても嬉しそうでした。
また、T掛先輩はミヤカラも採っていました。綺麗だなあ。

そうこうしているうちにも、どんどん採っていく先輩方。
一方、全然採れないN原…
どうしてだか、全くターゲットを見かけない…
同じ場所で先輩方が採ってらっしゃるんだからいるはずなのだが…アレー?
…眼鏡が合わなくなってきているのが原因?
「花にくっついてるのさえ見たことがない…」と言うと、
「逆にスゴイ」と驚かれてしまった…。ハズカシイ。
もうある程度採り終えたお二人が、N原を助けて下さることに。
「あそこにいる!網を持ってって…もう少し上、もう少し左…そこ!左に振って!」
というレベルの補助をいただいて、
なんとかオオアオ、ヒロコともに一匹ずつ採りました。
なんだか採集者N原とは書き辛いくらいですね(笑)
このとき先輩が教えて下さったオオアオは、
確かに花にくっついているのが見えました。
つまり、自分の視力的に全然見えない、というわけでは無かったようです。
探し方に問題があったのでしょう、
わりとサーっと流し見てしまっていた気がします。
もっと目を凝らしていれば見えた、のかも?
やっぱり虫とりは、“目”が大事ですね!

一応全員採れたので、ほどなく終了しました。
時間に余裕があったので、食事をとってから帰路に着きました。
今回は、お二人とも
「数も採れて、いい採集だった、ストレス解消にもなるかも」
となかなか満足されたようです。
自分的には課題の残る採集でしたが、
オオアオもヒロコも見た目のいいカミキリですので、
手に入ったのはとても嬉しいです!
いつか自分でちゃんと採れるようになるぞ!!!

拙い文章にお付き合いくださり、有難うございました。

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