こんにちは。虫班のT掛です。
今回は題名のとおり日本海側へ遠征してベニヒカゲを採集しました。
本州では高山蝶とされるこのヒカゲチョウはヒカゲと名の付くくせに日のよく差し込む草原を飛び回っています。
さっそく山を登ります。
ベニヒカゲの生息環境。
もうそろそろ秋ですね、リンドウが咲いていました。
僕が山野草で一番好きな花です。
花言葉は悲しんでいるあなたが好きというwwドSなのかな?
広い草原にはミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモンを始めとする大量のヒョウモンとクジャクチョウが飛んでいました。
しばらく歩いていると遠くのほうでフラフラ飛んでいる黒いチョウが!!
間違いない。50メートル5秒の足は健在なことに賭けてもうダッシュします。
サンキュー。アザミの花やヒヨドリバナなどで吸密している固体もちらほら後で見かけました。
ベニヒカゲ
ベニヒカゲは産地によって結構変異があるらしく、ここのベニヒカゲは下翅にもしっかりベニ紋がでるみたいです。
ある程度時間が経つと大雨が降ってきました。一時雨宿りです。
雲の状況をネットで見ると、あと2時間ほどで晴れそうでした。
しっかり晴れたのですが最初30分ほどは深い霧が出てしまい採集不可能になりました。まぁ、霧が晴れるのも根気強く待ちます。
日が差してくると、いっせいに雨宿りをしていたヒョウモン、クジャクチョウが近くの花で吸密。圧巻です。
たんぢはもうちょっと上を見てくると上へ。私はさっき採れたあたりを探しました。
雨が降って気温が下がったためかまったく見当たりません。結局、最後まで午後は採れませんでした。
合流してたんぢに上の状況を聞いたら、うえはベニヒカゲが最優先種だったとのこと。
おそらくよく晴れて、気温が上がって活発になると下のほうに降りてくるようです。発生している場所はもっと標高が上の方のようですね。
貴重なチョウを夏の高原で愛でる。とてもすがすがしい一日でした。
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