2014年3月7日金曜日

フユシャク観察

はじめまして。虫班1年のつっきーです。
2月3日に虫班のOBでいらっしゃるSさんに誘っていただき、神奈川県の某緑地でフユシャクを観察しました。
フユシャクとは
  1. 成虫が冬に発生する。
  2. メスは羽が退化していて飛ぶことができない。
  3. オス、メスともに口が退化していて何も食べない。
といった特徴を持つシャクガ科の蛾の総称です。
この日は2月上旬の夜にもかかわらず15℃と暖かくとても快適な天候でした。
まず入り口付近の街灯を見てみると複数の蛾が飛んでおり、その近くの壁にはウスバフユシャクやシロオビフユシャクのオスが止まっていました。
メスは羽が退化しているので光に飛んで来ません。なので、遊歩道沿いのサクラの幹や木の柵を見て探します。しばらくすると次々と見つかり、約1時間の観察で一人2,3匹ずつ、計10匹程度のフユシャクのメスを見ることができました。
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交尾中のウスバフユシャク
オスとメスの違いがよくわかりますね。
今まで見たことがなかった冬に活動する昆虫を観察することができ、良い経験になりました。
今回フユシャク観察に誘ってくださったOBのSさんありがとうございました。

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