2014年3月19日水曜日

常夏バリ採集記(3)

はいーここから虫班長が引き継ぎますー
ここまで読まれた方、駄文ですがどうぞ最後までお付き合いください!
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三日目、流石にバリの気温にも慣れてきた。暑いけど暑くない。
今日は標高の高い所に行ってみようと思い、ブヤン湖を目指す。何か違う種類の蝶がいないか、あわよくば山地性のカザリシロチョウを…という狙いだ。
今日はガイドさんが代わった。ステジャから色々聞いているみたい。
「クプクプ?」「ヤー。」
「クプクプマラン?」「できたら狙う。」
数時間経過し目的地のブヤン湖が見えてきた。さあ、ショータイムだ。
と思って早速降りて村の周りを探してみる。が、キチョウの仲間が飛んでいるくらいで中々いない、(キチョウ、採ってみると各々違った形している。キチョウだけで何種類くらいいるの?)
ネムノキやランタナなど、蝶が集まりそうな花はあるのだが、薄い。パッと近くを飛んできたホソチョウを追加した。
(想像してごらん)
ホソチョウ
(想像してごらん)
マルバネルリマダラ
時の流れが緩やかな場所だった。おじさんは商店の軒下でタバコを吸い、子どもは石を的に投げて遊んでいる。
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ブヤン湖を発ち標高を下げつつ蝶のいそうな場所を探しているが中々見つからず。
時間も13時を過ぎていた。
しょうがないので昨日に続き蝶パークの横の森に行く。昨日採れなかった蝶の追加を狙うというわけだ。
ポイントに着くと既に2時。
昨日より蝶影は少ないものの、アオネ、ナガサキ、ベニモン、コモンタイマイなどアゲハ各種にコノマチョウの仲間、ゴイシジミの仲間を追加した。
(想像してごらん)
コノマチョウの仲間
(想像してごらん)
ゴイシジミの仲間
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ナガサキアゲハ
やっぱり日本のとは少し違う。
斑紋の色や付き方がテンジクアゲハみたいだと思った。
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イナズマチョウの仲間
薄暗い林縁を飛んでいた。ジャノメに近い仲間なのかな?
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ルリモンジャノメ
これがジャノメの仲間というのだから驚き。確かに習性は似ていたように感じたけども。
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ヒカゲチョウの仲間
裏翅が日本のものとは違って金の燐粉を纏っている。
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チャイロタテハ。
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タテハモドキ。これは鹿児島県以南に生息しているので日本でも見ることができる。とはいっても関東にはいないので慎重に採集。
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アオネも採れた。こうやって見ると青緑色に輝いて見えるけど、飛んでいるときはほんとに青。美しいコバルトブルーの煌きをみせてくれる。
今日はこれにておしまい!
ご飯はグリーンカレーを食べました!!(確かこの時えんどーが冷やかしで彼氏いるの?って訊いたら今夜は空いてないのって言われてた。)
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さて明日が実質バリ島最後の日。
まだ見ぬカザリシロチョウを採りたい採りたいうーぶるぶるなんて言いながら床に就いた。
(なお想像してごらんと書いた蝶につきましてはこれから展翅などしていく中で写真を載せようと思います。ご容赦ください。)

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