朝方、鳥班勢に誘われ、僕とI川でホタル池へ。
野鳥が集う、バードウォッチングスポットなのですが、この日は全く見られず。せいぜいアオバズクの鳴き声が聞こえるのみでした。
ジャンボタニシがいるそうなので、探そうと思いました。池に到着するや否や・・・、
ご覧下さい、この気持ち悪い塊。この一粒一粒がジャンボタニシの卵です。遠目から見てすぐに分かる程のこのド派手なピンク。そして・・・、
いました。ジャンボタニシです。和名を「スクミリンゴガイ」と言います。南米ラプラタ川から食用として持ち込まれた外来種だそうですが、売れずに捨てられたり、繁殖場から逃げ出したものが各地で増殖しています。
初のジャンボタニシに見とれる支部員達。しかしこの時重大な事を忘れておりました・・・。
他のメンバー、キャンプ場に放置。
これは副班長としては大失態・・・。待機勢もかなりピリピリムード漂わせていました・・・。
無事到着し、美しい景色に何とか平穏を取り戻したところで、いざ開戦!
殻だけではないのが八丈の海!生きた個体も多々見られました。
イソスジエビ。子持ちですね。実はこの容器、二年のK保田の自作です!ガサガサで採れた魚を観察出来るよう、アクリル板を切り抜いて作成してくれました。今回が記念すべき初陣との事!早速色々入れていきます。
来ました、海の危険生物、「ゴンズイ」です!背びれと胸びれに毒のとげがあり、刺されると痛みます。潮溜まりの浅瀬の窪みに隠れていたところを捕まえました。
体が傷ついていたため、肉食魚に襲われたのでしょうか?若干弱っていました。
アメフラシとナマコ。アメフラシ大好き、S先輩がかき集めていました。溢れかえっているじゃないですか(笑)
タイドプールの深みで泳ぐ幹事長。いやいや、気持ちが良さそうですね。
そして一年のN田、先月の三浦企画から貝拾いに目覚めたらしく、この日もどんどん拾っていました。I川に質問して、真剣に貝の名前を覚える姿に喜びを感じずにはいられません。
昨日の地元っ子も登場!何と彼のお陰で・・・。
トラウツボ、サンキュー!!僕とK保田、そして地元っ子の三人がかりで捕まえました!岩の隙間から顔を覗かせているのを目印にして探しました。
昨年も姿こそ見かけたのですが、岩の下に逃げられ、泣く泣く諦めたトラウツボ、リベンジはここでも果たされました。
しかも二匹!虎狩、成功っ!!
ただ、その後、トラウツボとは別のウツボを見かけたのですが(黄緑っぽい地に白い斑点が散らばっていました)、逃げられてしまいました・・・。潮も満ちてきたため、撤退を余儀なくされたのですが、コイツ、地元でもなかなか見られない種類だったとか(地元っ子談)。新たなリベンジを誓い、泣く泣く海岸を後にしました。
色々と失敗もありましたが、大きな怪我も無く、全体としては皆楽しんでガサガサしてくれたようで、良かったです。普段見られない南国の生き物に各々目を輝かせた二日間となりました。
以上、八丈島合宿水班篇でした。長くなりましたが、最後までお目通し頂き、本当にありがとうございました!
また、誤植等ございましたら、ご指摘頂けると幸いです。
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