2014年7月3日木曜日

初夏の虫採り〜神奈川編

ども、虫班長です。
今回は4月ミヤマカラスアゲハを採集した神奈川の里山にて、虫採りをしに行きました。
約一ヶ月経ったわけですが、どんな虫がいるのでしょう。
今回は先日狭山でご一緒したK生さんが。他はナシ!だって平日だもの。
「4年生で単位をしっかり取っていれば、こうやって平日に虫採りできるということだね。」
そんな言葉が僕の心の臓に突き刺さる。
さてさて、13:00に到着し、13:30で里山まで。
最初に見つけたのは



高尾ハイク でも採れたイボタガの幼虫!
おどろおどろしい。。。てかキモいっちゃキモいな。
イボタノキの至る所についています。
ついてるイボタノキとついてないイボタノキがくっきり分けらているのが不思議でした。
またイボタノキ周りやイボタノキをたたいてみてウラゴマダラシジミを探していますが、まだいません。もう数日で出るのかな。
次に栗林へ。


アカシジミ
樹上性シジミ、ゼフィルスの仲間ですね。クヌギ、コナラがある林に分布している。いつもみるいわゆるヤマトシジミなんかに比べたら大きい。それに色もオレンジっぽいし。普通種だけど好き。
ウラナミアカシジミもいました。

開翅した時の模様や色はアカシジミに似ているのですが、裏(羽を閉じたときの模様)が全然違う。

色々な虫を見て少しすると、でっかいオレンジ色のなにかがホバリングしているのを発見。

ウマノオバチサンキュー!!
シロスジカミキリに寄生するハチでこの時期にしか現れないらしく、尾っぽがとても長い。いや長すぎ。
飛んでる時の迫力半端ない。
来年も是非見てみたい虫だ。
栗林の近くに溜池があってそこでクロスジギンヤンマがテリトリーを張ってた。

この時期(5月半ば)に見るトンボとしてはかなりでかい。
久々に見て興奮した。
複眼の水色と腹部の黄緑色がいい。
ちょくちょく歩いているとガマズミの花を発見。
カミキリムシを採るべく掬っていく。

ざっとこんな感じ。キイロトラ、カラカネハナ、トガリバアカネトラ、キスジトラ、ホタル、エグリトラ、シラホシetc。。。ガマズミの集虫力はんぱない。


カラカネハナカミキリ。色のバリエーションが多く青、赤、黄などおもしろい。
キイロトラカミキリ。大きいし脚長い。
トガリバアカネトラカミキリ。エリトラの模様がかっこいい!

チャイロスズメバチ女王! 他のスズメバチの巣に寄生し終いにはのっとってしまうという面白いスズメバチ。
この近くでは珍しいとのこと。やったね。
そろそろ日が暮れてきたので今日はこれでおしまいに。色々な里山の昆虫を楽しめた。
K生さん、OBのMさんありがとうございました。

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