今回は8/24~8/27の日程で行った夏合宿について書いていきたいと思います。僕が夏合宿では虫班の活動に参加していたので、虫班活動について書いていこうと思います。
まず夏合宿初日ですが、、、
お分かりいただけるでしょうか?、、、初日は台風が直撃して、もう活動どころではありませんでした(笑)時期と場所のこともあり考えてはいたことですが、現実のものとなるとは、、、初っ端から最大にして最高のハプニングが発生してしまいました。。。
台風の影響で幹事長sasa含め参加予定者の半数ほどが合宿に参加できなくなり、その埋め合わせとして向こうではハゼ釣り企画を行いました。その模様は以下のリンク先を見ていただければわかると思います。
というわけで初日は宿に籠り、2日目から活動を始めました。
虫班の狙いはオキナワコクワとオキナワヒラタという2種類のクワガタムシです。これらを狙って林道沿いにバナナトラップを仕掛けていきました。一通り仕掛けると夕方になっていたので、見回りは夜に回し、灯火採集を行いました。
このように多数の蛾が飛来したほか、小さいながらもオキナワコクワを採集できました。
虫班長が地面を熱心に見ていたので何事かと覗いてみると、アギトアリというアリを見つけたそうです。大顎が大きくてカッコいいアリですね。僕はこんなアリがいるなんて知りませんでした(笑)
仕掛けたバナナトラップを見回ると、先ほどよりも少し大きめのオキナワコクワやオキナワヒラタを採集することができました。(オキナワヒラタの画像が無くて申し訳ないですが、、、)
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オキナワコクワ この個体は割と内歯がはっきりしています |
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オキナワヒラタ♀ |
どのトラップにもオオトモエという蛾がびっしりついていて驚きました。
翌日は昼にトラップを見回りました。
写真中央の蝶はコノハチョウといって沖縄県の天然記念物なのですが、トラップに沢山ついているのを観察できました。
写真の綺麗な虫はサツマニシキという蛾です。昼間に活動します。虫班長と後輩のk所くんが取り合っていました(笑)
写真の虫はサツマウバタマムシといって沖縄や奄美大島といった南の方に生息するタマムシです。金属のような光沢を放っていて綺麗です。
また採集中にはガラスヒバァ(生きているよう見えますがすでに死んでいました)や、オキナワトカゲといった爬虫類も観察できました。
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ガラスヒバァ |
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オキナワトカゲ |
他の場所ではタテハモドキやアオタテハモドキといった蝶を採集することができました。どちらの蝶も模様が独特で綺麗です。
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タテハモドキ |
最後にトラップをしっかり回収して活動は終了しました。
台風の影響で思うように活動できなかったところもありましたが、いろいろな生き物に出会えて充実した夏合宿だったと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
文責:鯵
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