2006年2月5日日曜日

VSヒメマイマイカブリ

どうも、Y氏です。
1月9日、14日に多摩川河川敷へヒメマイマイカブリの採集に行ってきたので報告させていただきます。
まず9日から。この日は短かった冬休みの最終日。長く大阪に帰っていたこともあって冬休みの間ほとんど採集に出かけていなかったのでこの日を逃すと他に無いということで夜明けとともに採集に出かけました。交通手段はバイク・・・しかし、この日は東京に寒波が直撃した日。簡単に言うと死にかけました。30分バイクに乗ったところで限界、コンビニに寄ってホッカイロを買い、ラーメンを食べていざ再出発。また30分で限界を繰り返し、いつもの2,5倍くらいの時間をかけてたどり着きました。現場は結構倒木はあったのですが今年倒れたような若い木が多く、あまり期待できそうにありませんでした。さっそく鉈を取り出し採集に入ったのですが案の定木が若く、折からの寒さで凍っているものも多く全く歯が立ちませんでした。それでも1時間半ほど、いくつか可能性のありそうなものを割ってみたのですが、見つかったのはアオゴミやサシガメの類のみ、そこで作戦を変更して材起こしと皮剥ぎを中心に作業を進めることにしました。それから30分後、ついに木の皮下にヒメマイマイ×2を発見、残念ながら小ぶりで色もそれほどいいものではなかったのですが、ここでの初マイマイだったのでとても満足でした。その後もう少し採集を続けたかったのですが、体が冷え切っていたためにここで断念して帰還しました。

採集物 ヒメマイマイカブリ×2 アオゴミムシ多数 サシガメ多数

次に14日、前回は思う存分といえるだけ採集できなかったので、すぐにまた採集に行きたくなり、この日も同じ場所で採集を行うことにしました。今回は前回の失敗を踏まえ電車で。しかしこれが失敗になるとは・・・そう、この日東京は3月並の暖かさだったのです。午後から用事があったので採集は午前中だけと決めていたのですが、とりあえずその地点に到着してすぐに採集開始。開始30分ほどで前回から10mも離れていない木の皮の下からヒメマイマイ発見、前回のに比べるとはるかに大きく、ほんのり紫がのった結構美しい固体でした。周りを見回してみると前回来ていたこともありほとんどめぼしい木が無かったので、少し離れたところで採集することに。駅とは逆の方向に歩き始めたので(駅側にはほとんど林が無かった)帰る時間も考えながら歩く。暖かいために越冬から覚めたのかテントウムシが熱烈にアタックしてくるのをかわしたり捕まえたりしながら次の林へ、しかし、徒歩というのはいかんせん時間がかかる、林はそこに見えるのに全然近くならない。次の林に着いたころにはほぼタイムリミット、結局そのまま対岸に渡り川をぐるっと散歩しただけになってしまった。こんなことならバイクでこればよかった・・・と思いながら帰還。

採集物 ヒメマイマイカブリ×1 ナミテントウ×1 ナナホシテントウ×1

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