どうもこんにちは。水班1年のK室と、I川です。
だいぶ前になりますが、9月に行った貝拾い企画の報告をさせていただきます。
場所は三浦半島のとある海岸。早稲田祭の展示に使う貝殻を集めるため、貝類支部(水班所属で、主に貝類を扱っています)の2人で行ってまいりました。
東京(品川)から一時間という近さで貝殻天国へと連れて行ってくれる夢の赤い快速特急。本数が多くてとっても便利です。その終点である、三崎口駅から歩くことたったの15分で目的の浜へ到着!・・・のはずが・・・
どこだ!?ここ!?
はい、早速迷子になりました。
ケータイのマップも役に立たない・・・。第一、現在地の指すとこ違ってるし。ため池とか、水の中指してるし。どういうことだよぉ~!!
←その道中、用水路で見かけたアカテガ二。
そこそこたくさんいました。
大小一匹ずつ。多分、オスとメスのペア。
オオカマキリ。頭の上に乗せてみました。
すると・・・
ギャアアアアアッ!! カメラに飛びついてきたあああ!!
威嚇の素振りも見せていなかったのに、急に飛びついてくるとは・・・恐ろしい・・・。
―そんなこんなでやっと・・・。
海だああああ!!
・・・でもその前に・・・
貝類支部として外せないカタツムリ!これはミスジマイマイです。木陰で寝ていました。よっぽど暑かったのでしょうか?
海岸の様子。見た感じ、これだけだとあまり打ちあがってなさそうに見えますが、少し奥へ進むと・・・
イヤッホーッ!!海岸が真っ白!!見てください。貝殻です よ、これ全部!!
早速、貝拾い開始ッ!
☆タカラガイが大量です!
まずはオミナエシダカラ。すごくたくさん打ちあがっていました。これを拾って・・・
↓
ストラップにしました!早稲田祭のクイズでの景品です。
生物同好会は、来年の早稲田祭にも出展する予定です!(貝の展示もする予定?)皆様の来場を心よりお待ちしています!
お次はハツユキダカラ。漢字で書くと「初雪宝」。
白い斑紋を雪に見立てて名付けたようで、とてもおしゃれなネーミングです。 右が亜成貝、左が成貝。三浦ではどちらかというと亜成貝のほうが多い気がします。打ち上げ数は多いですが、模様まで残った完品はそこまで多くはないです。
こちらはナシジダカラ(梨地宝)。模様はハツユキダカラに似ていますが、こち らのほうが小ぶりで縁に黒い斑が並んでいます。
←↖これはサメダカラ(鮫宝)です。表側の白い斑紋は浮き上がっていて、ざらざらしています。裏側のうねが著しいのも特徴の1つです。
←↖ハナマルユキ(花丸雪)。この学名の一部は、「蛇の頭」の意味らしいです。言われてみれば、見えないこともないですね・・・。殻全体が黒っぽい色なので、貝だまりの中でも比較的見つけやすい貝の1つです。普通種ですが、今回はオミナエシやハツユキと比べると少なかったです。
そして最後に・・・
クチグロおおおお!!
クチグロキヌタ。今回狙っていたものの1つでもあります。先ほど挙げた種よりは珍しく、そこまで多く打ちあがってはいません。
今回は全体的な打ち上げが多かったため、5~6個ほど見つけましたが、どれも割れていたり、摩耗していたりするものばかり。
次回行くときは完品を狙ってみます!!
手あたり次第拾いながら海岸を散策していると、何やら奇妙なものが。何これぇ?
↓拡大。
←休憩中に見つけたハマダンゴムシ。かわいい。
少し休憩したところで・・・
貝拾い、再開!!
↑貝を夢中で拾い続ける2人。好きなことをしている間って、疲労を全く感じないものなんですね。改めて実感。時が経つのも忘れて、拾い続けました。
・・・で、気づけばもう夕暮れ。
いやぁ~・・・。これだけあると、1日で全てを見て回るのにはとても無理がありました。
下の写真に、タカラガイはいくつあるでしょうか??(あまりにも多すぎるので筆者も数えていません・・・。)
休憩、昼食を除いて、ざっと5時間ほど貝を拾っていました。上の写真のとおり、しゃがみっぱなしだったので、体の節々が痛みます。
←帰り道。ここでの上り坂は辛い・・・。
家に帰って、まず思ったのが・・・
「臭い・・・。」
中身の入ったものまで持ってきてしまったので、その臭いは異常でした。貝の1つ1つを洗わなければ。地獄の作業です。
↑このフタを開けた時の臭いは、皆様のご想像にお任せします。
↓今回の成果。早稲田祭のために、これだけ拾いました!
小さめの貝だけでもこんなにあります!!
タカラガイの仲間の他にも、こんな貝を拾いました。そのうちのいくつかを紹介します!
(※説明は省略しています。)
シオヤガイ
ヤツシロガイ(幼貝)
ベッコウイモガイ
ムシボタル
ヨフバイ
キクスズメ
シマメノウフネガイ
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