2013年12月5日木曜日

T山~夜間採集で見られた虫たち

こんばんは。虫班二年のたんぢです。
今回は今年T山で夜間灯火採集した時に見つけた昆虫を紹介します。
T山は東京から一時間程で行ける距離にも拘らず、毎回行く度に違う虫に出会えることができます。
山梨方面まで山が続いているからでしょうか。

ミヤマクワガタ&ノコギリクワガタ(撮影日7月11日)
ミヤマクワガタは平地では中々採れないクワガタムシ。金色の体毛、特徴的な耳状突起がかっこよさを引きたてている。
この耳状突起の冠がゴツゴツしていて好き。

ヨコヤマヒゲナガカミキリ(7月31日)
ブナ帯に生息する大型のカミキリムシで、白いマーブル模様が渋い味出してる。
この日は他にも

ヒゲナガゴマフカミキリ(7月31日)
ダルメシアンのように白黒の斑模様が綺麗。

ヒメマイマイカブリ(7月31日)
40mm超えていて中々大きい個体。多摩川流域の個体は前胸が青味がかっていたけれど、T山のこの個体は前胸も黒だった。距離的には近いけれど、個体群としては異なるのかなと思った。
この日はエサキオサムシ、オオゾウムシ、アカアシクワガタ、ヒゲナガカミキリ、ミヤマカミキリなどなど、色々な虫が見られた。

ヤママユ(9月5日)
個体差が大きくこの褐色の個体やオレンジ、黄色、ピンクまでいる。この日はアカエゾゼミやエゾゼミなども見られた。

ウスタビガ雌(11日17日)
最低気温が5℃以下になるこの時期に発生する。
雌は体毛が凄い。モフモフしてて中々可愛らしい。

ウスタビガ雄(11月18日)
対して雄は華奢なイメージ。
雄も雌も流石にこの寒さでは中々飛ばなかった。
僕は7月から行き始めましたが、T山は春夏秋冬オールシーズン、夜だけでなく昼も色々な虫が観察できる場所だというのは実感しました。
来年もたくさん行けますように。

0 件のコメント:

コメントを投稿