12月15日、空っ風の勢い凄まじくすっかり冬の天気となりました今日この頃
虫採り少年としてはオサムシを採りに行くしかないのでございます。
主催者の僕が千葉県住みということで前々から狙っていた房総固有のオサムシたち(アカオサムシ、アワカズサオサムシ、ボウソウマイマイ)を採りにいきます。
朝7:00に西船橋に集合、okym先輩の車で2時間と少しで南房総市へ。
参加者が多い。okym先輩、たっちー、Y嶋、I川、S戸、自分の企画で(半ば強引だったかもしれないが)これだけ来てくれると嬉しいもの。
さて、目的地のとある山に。
登山道入口
この周辺の崖を皆思い思いに掘っていきます。
この周辺の崖を皆思い思いに掘っていきます。
その後も何頭か掘り出したがここではアワカズサしか出なかった。
ちょっとこのポイントはアワカズサ以外出なさそう…
移動して、今度は違う山をアタックすることに。
しかしさっきのポイントより乾燥している。ここで一時間程掘り出したが全員ヌル。ヌル。ヌル。。。(ヌルというのは一頭も虫が採れてない状態のこと。)河川敷なら絶対マイマイが入ってそうな切り株にも気配すらない。
ハンターさんが仕留めたイノシシやシカを見て終わってしまった。
もう一度先ほどの山に違う林道から入っていくことに。
しかし先ほどヌルだったため、皆虚ろな目をしてる…今日はアワカズサだけで終わるのか…まあヌルよりましかあ、モチベーションが上がりづらくなった矢先、
「あっ、キタキタキタキタキタキタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ィャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~いましたよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
Y嶋が叫んでる………まさか……….…
あっ、
アカオサ採れてる!!!!!
ターゲットのひとつ、アカオサムシをその手に持っていました。
少し説明させてもらうと、アカオサムシというのは通称で厳密にはアオオサムシ。
何故か房総半島のアオオサムシは赤い色彩を帯びることなどから昔は亜種分けされていて、その名残で現在もアカオサムシと呼ばれるそうです。東北遠征で採れたアオオサムシも赤みが混じる個体がいたけど、オレンジって感じで房総のアカオサとはまた色が違うと思う。これは真っ赤。

少し説明させてもらうと、アカオサムシというのは通称で厳密にはアオオサムシ。
何故か房総半島のアオオサムシは赤い色彩を帯びることなどから昔は亜種分けされていて、その名残で現在もアカオサムシと呼ばれるそうです。東北遠征で採れたアオオサムシも赤みが混じる個体がいたけど、オレンジって感じで房総のアカオサとはまた色が違うと思う。これは真っ赤。

自宅にて撮影。
アワカズサより二回り程大きく、迫力がある。
アワカズサより二回り程大きく、迫力がある。
皆もY嶋が掘り出した崖を一斉に崩す。すると、「出ました出ました」「サンキュー!!!」などと一斉に歓喜の声があがる。
皆アカオサを出しているようだ。
皆アカオサを出しているようだ。
(あとで調べてみたらアカオサムシには赤い個体と紫褐色の個体が混じるのが特徴だそうで、この個体もアカオサらしいアカオサだったようです)
結局2時間位ここで粘り、皆でアカオサ10数頭、アワカズサ20頭程出した。
僕は最後の最後で赤いアカオサをクラッシュしてしまい、ショックを受け状態のいいアカオサの死骸も持って帰ることに。。。悔しい。。。
まあ正確なポイントは知らずに来て目標の3分の2は採れたのでよかったかな?
ボウソウマイマイは皆かすりもしなかったので今後の課題としましょう。
最後になりましたが、オサ掘り採集のアドバイスをくださったMさん、本当にありがとうございました!
文責 たんぢ
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