この度はOB・OGの皆様方が大切になさってきた、 山小屋という生物同好会の遺産を全焼させるという前代未聞の不祥 事を引き起こしてしまい、誠に申し訳ありません。
言葉で謝罪し尽くすことができるとは到底思えませんが、 生物同好会現役員一同、ここに深く陳謝いたします。
以下、 当該事故の経過と今までの経過について述べさせていただきます。
1,出火原因
全焼に至った原因は薪ストーブ使用後、 ストーブ設置場所と床の隙間の穴に、床に落ちた煤・ 杯を掃いて捨てることが常態化しており、 今回も帰り際にこの作業をした際、 地下スペースにたまっていたホコリ・ ゴミなどに灰が燃え移ったことです。
2,事故の経過
宿泊していた会員が3月22日の午前7時30分頃に山小屋を出た 後に大きく燃焼し、 午前11時30分頃に通報があり消防の方による鎮火活動が行われ たということです。午後12時頃、警察の方から連絡を受け、 当日宿泊していた会員は越後湯沢に戻り、 同会員立会いのもと警察と消防の方による実況検分及び事情聴取が 行われました。
さらに3月29日、会員が保険会社の方とともに現地に赴き、 保険金算定のための現場調査に立会いました。
また、 4月5日が締切りとなっていた消防関係の書類を提出いたしました 。
3,今後の対応について
①社会への対応
火災の際にご迷惑をお掛けし、 消火活動に尽力してくださった消防のみなさま、警察のみなさま、 地元住民のみなさま、 山小屋を管理してくださっていた高波菊男様、 役場のみなさまに対して現地に赴き謝罪・挨拶回りを行いました。 これについては4月17日に会長である国際教養学部 池田 清彦 教授と幹事長が行い、その際に早稲田大学学生部職員でもある中村 正道氏にも同行してもらいました。
②大学への対応
サークル活動の上で生じた問題である以上、 同様にご迷惑をお掛けした大学学生部のみなさまに対しても謝罪す るとともに状況の報告に務めて参ります。
③OB・OGの皆様への対応
サークルのOB・ OGのみなさまの思いのつまった山小屋を全焼させてしまった以上 、私たちには当然に説明義務が生じ、 山小屋に関する説明会を設けなければならないと思っております。
これにつきましては、後日、 皆様に説明会開催のご案内を差し上げますので、 お目通し願います。
また、全焼後の建物の基礎、ガレキ の撤去や、今後の山小屋の再建に関しましては、 私たち現役会員のみの判断裁量を大きく上回る重大な問題であり、 OB・OGのみなさま方の御意見もお聞かせ願いたいので、 前述の説明会において話し合っていきたいと考えております。
これらの事故はすべて私たちの不徳のいたすところであり、 生物同好会現役会員一同、ここにあらためて深く陳謝いたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿