2016年4月7日木曜日

水班 真冬の極寒ガサガサ

  どうも、水班長のK室です。先日企画したワカサギ合宿が大漁だったので、気分の良い近頃です(そのお話はまた違う機会に)。

 さて、2月の頭にいつもの拝島付近のポイントに行って参りました。「こんなクッソ寒いのによく川なんか入ったな!」とお思いでしょうが、虫班だって冬に虫採りしてますし(
オサ掘り)、鳥班は「真冬だからこそ野鳥観察の季節だ!」と元気にしていますから、水班だけ引きこもっているのもつまらないですよね・・・。

 「ならば水班は寒稽古や!」

・・・と思いついたのが、この極寒観察会。とは言え、水温は外気より圧倒的に冷たいでしょうし、流石に何かあってはマズいので、ウェーダー着用で参りました(ヌルゲーじゃんとか言わないの!)

 早速突撃!・・・やはり寒いせいか、なかなか採れない。
それより、手が冷たい。ものの数秒浸しただけでもうかじかんでる。全然自由が効かない。ウェーダーを着ていなかったらどうなっていたことか・・・。

諦めずに川底をさらうと・・・、


ヨシノボリやシマドジョウ、色々と採れました!



カジカ。産卵期が近いのか、お腹が膨れていました。
岸辺付近の浅場に多かったです。



アカザ(下2匹)。4㎝くらいのチビちゃんが多い。去年生まれたものでしょうか。
シマドジョウ(上2匹)。岸辺の岩の下に比較的集中して見られました。



プラナリア。ご存じ、切っても死なない「へんないきもの」。


少し下って岸辺を探る。割と大きめの石があったので、そこをどかすと・・・、


来ました!ギバチの親玉です!

大きさ20㎝くらい。正直こんなにデカいのは初めて!

昨年の新歓期に河川改修があって、姿が見られなかったので、心配してたんですよね。生存が確認出来て一安心。

魚を逃がし、付近の公園で皆で焚火。

ジャガイモにサツマイモ。焼いてホクホク。凍えた身にはたまりませんね~。

ふと木を見ると、ある生き物が。懸命に幹をつつく、この鳥は・・・。



コゲラでしょうか。キツツキを見たのは初めて!
公園などでは割と見られるらしいですが、感動の私。
いや、ホントに木をつつくんですね!(←当たり前)



「絶対採れないって!こんな真冬に!」そう言われた今回の極寒ガサガサでしたが、割と多くの生き物が見られて何とか大成功。人知れず冬を乗り越えている魚たちの姿を見られて良かったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿