2014年6月30日月曜日

雨でもコルリ遠征~晩春長野遠征 part2~

こんにちは!虫班2年の鯵です。今回は何と1か月も前の活動の報告です(笑)本当にごめんなさいm(__)mでもこれから虫班は活動報告ラッシュになるはず!期待しないで待っていてください(笑)
6月7日22時ごろから長野県某所へコルリクワガタを狙って遠征に行きました。メンバーは私、鯵とおなじみの虫班長・たんぢ。僕と同じ2年のえんどーに、鳥・植班長M、鳥班3年の聖人・K。そして何と1年生のNも来てくれました。6人の大所帯です!このメンバーでひたすら車を走らせます。到着したのは翌日の7時ごろ。一般道で行ったので時間にして8時間強もかかってしまいました。流石にかかりすぎです(笑)
ポイントに着いてみると一瞬で気分が上がら…ない。

雨ですね~。天気が悪いです。不安を抱えながら、新芽を掬っていきます。
……
………
あれ?いなくね?掬えども掬えどもコルリは入りません。
「やっぱり天気悪かったかなあ?」そう思った矢先に、虫班長たんぢおなじみの「サンキュー!!」が聞こえてきました。

で、出た~!!!コルリクワガタ!!!!
実物は金属光沢を放っており、非常に綺麗!見てみると確かにクワガタです。実を言うと私、鯵はクワガタが数ある昆虫の中でも最も好きなグループなので、羨ましい限りです。
採れると分かったならひたすら掬うのみ!頑張りますがなかなか入りません。
結局このポイントは望み薄だということで、移動することになりました。
2つめのポイントに向かっている最中、家族連れに遭遇。話してみるとどうやら彼らもコルリクワガタを採りに来たようです。そこで彼らが一言、、、
「ここを進んだ先でたくさん飛んできましたよ。」
まじか!雨も止んできたし、これはいける!!!
一気に期待が高まります。ポイントに到着すると、なぜかさっきまで止んでいた雨が……(+_+)
とりあえず先ほどに家族連れの言うとおりに進んで掬ってみます。「どうせいないんでしょ。」そんな感じで掬うと、んん?入ってる!?
 
写真は家に帰った後で撮影したものですが、真ん中の青色に光っているのがオス、その隣の少し鈍く光っているのがメスですね。
 
ピンボケしていますが、青緑に光っている虫が見えるでしょうか?コルリクワガタはこのように新芽にくっついているようです。新芽の下を網でチョンチョンとつついてやるだけで落ちてきます。
いや~、それにしても採れて良かった。どうやら他の人もまずまず採れたようです。
帰り道の山道では、道端をセカセカ歩き回るマガタマハンミョウに会えました。


さらに虫班長はホオノキを目ざとく見つけて掬い、コイツ↓を捕まえていました。

フチグロヤツボシカミキリです。綺麗ですね~。写真の個体は羽化直後らしく、まだ赤みがかっていますが、時間が経つとメタリックグリーンに輝く美しいカミキリです。
今回は雨の中の遠征でしたが、コルリクワガタの姿を拝めて本当に良かった!そしてやっぱり私はクワガタが好きだと、そう実感した採集でした。
最後に情報を提供してくださったOBのMさん、農工大昆研の方々、本当にありがとうございました。
文責:鯵

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