2013年10月22日火曜日

夏休み最後の採集

虫班二年のたんぢです。遅くなりましたが過去の採集記録をブログに載せようと思います。

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9月25日、夏休みも今日でおしまい。
虫採りし足らない………虫採りし足らない………じゃあ何を採る?
ナミゲンでしょ!
二年Oと一年Yと一緒に中部地方に向かう。
実は三人とも野生のナミゲンゴロウは見たことがない。
僕は期待半分、どうやって採れるのか想像がつかないような気持ちが半分という感じだった。
10時にポイント到着。
お魚キラーでトラップを作り、設置。
設置し終わってからは高地性のトンボを採ったり見よう見まねのガサガサをした。
Oの採ったオオルリボシヤンマ。
斑紋が折れているのがルリボシヤンマとの違いらしい。
他にもキトンボやミヤマアカネ、蝶ではオオウラギンスジヒョウモンを採集。
ガサガサではYがナミゲンの上翅を見つけるも出会えず、ミズカマキリ、アカハライモリ、数種類のヤゴが入っただけ。
ガサガサは厳しいよとOBさんから聞いていたけれどやっぱりそうなんだと実感。水草なかったしなあ。
昼過ぎに一度トラップを確認すると、、、
イモリはよく入るなあ(´・_・`)
他にもドジョウなどが採れました。
しかし、ナミゲンは入らず。
中々入らないなあなどと思っていると近くのペンションを営んでる方がやってきてこんなお話を聞いた。
「ここ、一週間前まで干上がっていたよ」
エッ  Σ(・□・;)
驚くしかなかった。
なんでも、一週間前に台風が来るまでほとんどが干上がっていたらしい。
「○○池なら干上がることはないよ」
と教えて頂いたので、ここを目指すことに。
トラップは唯一干上がってなかった部分に集中的に仕掛けておいた。
山頂まで行くのに20分、そこから一時間強の登山。
やっとの思いで池に到着!なんだけど…

池の底から湧き水が出たり、水が何倍にも冷たかったり、幻想的だった。
でも、虫のいる雰囲気じゃない。なんていうか、人の手が全く入っていないような場所で、生き物の気配がない。
虫抜きで考えればいい場所だと思うけれど。
徐々にナミゲン諦めムードになっていく中、
最初のポイントに戻る頃には16時になっていた。
もうトラップを信じるしかないので上げてみる。
すると、
「あっ、いた!」
Yからも
「いました!はいってますよ!」
干上がってない小さな部分に集中してやったのが功を奏した。
ナミゲンも密にいたから、短時間で採れたんだろうな。
(ナミゲン、でかいし力強い。)
この後もう一度トラップを設置したりして、
結局ナミゲン1ペアと2♂が採れた。



夏休み最後の日に有終の美を飾ることができた気がする。
拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。

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