2011年10月17日月曜日

釣り 2011・10・16

こんにちは。虫班の$です。昨日(2011.10.16)水班の海釣りに同行したので報告します。 
(カメラを現水班長に預かってもらってるので返してもらい次第写真も掲載します。)

メンバーは以下。
4年生:某T大院への進学が決定した前虫班長、前日友達と遊びまわっていて30時間ぐらい寝てないという前水班長
3年生:現水班長、Sさん、く○さん、Iさん
2年生:T政、谷I、Mさん、僕
1年生:Aさん、H君、K君


早朝6時に高田馬場に集合。眠いです。
しかし夜中ざあざあ降りだった雨もほとんど収まり、ラッキーだねと車3台に分乗して目的地の千葉県岩井へ。
僕は後部座席で女の子に挟まれるというウハウハなポジションになり、完全にご満悦モードだったのでした。

そう、このときまでは・・・・。

最初の岸壁  前水班長と前虫班長  女の子^^

現場に到着するも風が強いため、本来予定されていたボート釣りは中止となり岸壁での釣りへ変更に。
しかも事前の話では釣竿を持ってない人にも現水班長が貸してくれるという約束になっていたはずが、どういうわけかくOさんと僕と谷IとK君の分の竿はないとのこと。
その点について現水班長に伺ってみると「なかったんだからしょうがないじゃん。だいたい釣りなのに竿を持ってこないのはおかしいでしょ」とのご回答を頂戴しました。
持ってないと言ったら貸してもらえるというから来たのですが、なんということでしょう。どうやら僕らと現水班長の間には認識の齟齬が存在していたようです。相互理解とはやはりむずかしいものですね。

しかたがないので竿無し4人組は近くの釣り具屋で1800円の竿を買ってきて釣りをはじめました。
僕も、前水班長や前虫班長に仕掛けの作り方を教えてもらいながら始めることにしたのですが、初っ端からトラブルの連続で一投目まで30分ぐらいかかってしまいました。
げんなりしながらも、どうにかこうにか釣りを始めることができたのですが、仕掛けをうまく作れるようになってからは順風満帆な釣りライフを満喫できたかというとそうではなく、むしろこれからが本当の地獄の始まりだったのです。

記念すべき一投目でいきなり根掛かりし、このときはまだ「地球釣ったった!俺が最強だー!」とか言ってる余裕があったんですが、二投目、三投目、そして四投目、五投目と連チャンで根掛かりし、そのたびに仕掛けを作り直し餌をつけ直ししていると、なんだかこういう仕事をしているみたいな気分になってきて、こんな苦行なら時給1500円はもらわなきゃとても割に合わないと思えてきました。ところがどっこい現実は給料をもらうどころかお金を払ってこんなことをやっているのです。ねばねばでキモい上、小癪にも咬みついてくるイソメをつかむ手が、やるせなさで震えてくるのを感じました。

そこでもっと根掛かりしにくいポイントに移動したのですが、そこでも投げた瞬間糸が切れて仕掛けが行方不明になるわ、針は指に刺さるわで、もう釣竿を叩き折ってやろうかとさえ思いました。前虫班長やHくんは快調だというのに・・・。
そうこうしてるうちにまた根掛かりです。もう疲れ果て、座り込んで、引っかかったままにっちもさっちもいかない竿をビョンビョンさせていると、T政がやってきて「オレにまかせろ」と竿を力任せに引っ張り始めました。
するとどうでしょう、小気味良い音とともに本当に竿が折れてしまったではありませんか。1800円の竿は買ってからほんの2時間あまりでオシャカになってしまったのでした。T政には1800円のうち1500円を弁償してもらうことにしましたが、奴はまだ払っていません。
僕の釣竿を破壊したタコ政  FNFに励む一同  上から見たら魚がいっぱい! 袋に鯉の如くたかってました

僕はもはや竿さえなくなりやることもなくなったので、ぷらぷらと高台のような場所に登っていって、眼下に広がる海を見下ろしてみました。するとそこには、大から小までびっくりするほどたくさんの魚が泳いでいるじゃないですか!
しかも岸壁からすぐそばの場所をです。釣竿では釣れなくても、こんなもの虫網でひとすくいすれば間違いなく10匹以上は入るはず。
水班のホームグラウンドである海においてすら虫班の優位性が証明された瞬間でした。


ぼちぼち昼時になってきたので釣りは一旦切り上げ、海鮮系のお店にご飯を食べに行きました。店では、僕は300円のコロッケだけなのに、他のみんなは千円以上する刺身やら天麩羅やらの定食をを頼んでいて、経済格差が露呈することとなりました。そんな僕に情けをかけてくれたのか、店の人が「サービスです」と一人ひとつずつアジフライを振舞ってくれました。
みんな結構おなかいっぱいで4つアジフライが残ってしまったのですが、これは僕がテイクアウトしてありがたくその日の晩御飯にしました。ごちそうさまでした。

二番目の岸壁  物欲しげにニャーニャー鳴く猫  山の方にやたら鳥が飛んでました。。。 黒い粒みたいなの全部トンビとかカモメです
食後は別の岸壁に移り釣りを続行。みんな結構釣れていて、くOさんはいっぺんに6匹も釣りあげたりしていました。竿無しな僕は基本ぼんやりしていましたが、目の前の見える位置に魚がいるので時々T政の竿を借りてチャレンジしました。しかしどうやっても釣れません。
もう日は傾き西の空が赤く染まっています。風も次第に冷たくなってきてそろそろお開きムードです。それでも一向にお魚は釣れず、僕の心は怒りに染まり、今にもタタリ神化しそうな勢いでした。
考えてみれば去年もボート釣りにいき、僕のボートだけ坊主だったんですよね。このやり場のない怒りを一体何にぶつければいいのか・・・!

しかしその時です。どこからか僕のとは別の強烈な負の波動が放たれているのを感知しました。
振り向いてみるとそこにいたのは一年生のK君です。K君は夏合宿中の釣りで自分を釣ってしまい、指の奥深くまで思いっきりぶっ刺さった針を病院で手術を受けて摘出したというエクストリーム釣り師です。
彼も僕同様坊主であり、その表情は完全に釣りの暗黒面に堕ちてしまった者のそれになってしまっていました。
(結局僕ら二人はこの一日、最後まで一匹も釣れずじまいでした。v(^-^##)v)


おさかな鈴なり~  夕焼け  釣れた魚の一部 タコとかもいます( o Д o)!

かくして二人の人間をダークサイドに取り込んだ今回の釣りは終了し、高田馬場で解散となったのでした。
以上で報告終わります。

最後に前水班長から頂いた名言をば。
「釣りはクソゲー。麻雀の方が1000倍おもろい。」

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