2009年4月25日土曜日

五割川個人活動(魚探し)by甲斐

 どうも、四年の甲斐です。なかなか個人活動が盛んなようでいいですね。最近水班的な報告がないですし、僕も個人活動の報告をしようと思います。
 少し前に実家に帰った時のことです。実家の近くには五割川という川幅十メートルくらい、水深30cmくらいの小さな川があるのですが、鯉を釣ろうとしてみたり祖父に連れられ亀を取りにいったりはしたものの未だにどんな生き物がいるのか今一把握してないことに気づいたのでちょっと行って来ました。
 一人じゃ寂しいので(以下略
 別に僕は拉致はしてませんよ。
「川行こうかなーお前も来ない?」
「じゃあ俺ゴミ拾うわ」
 こうして網を手に川に入っていく大学生の兄弟。
 ……。
 川に入って最初に見つけたのは石の陰から顔を出す小さなエビたちでした。いてもおかしくないとは思っていたものの少し驚きました。というのも、この川から水を引いている用水路では小さい頃から何度も採集をしていたのですが、そこではエビは取れなかったんですよ。農薬に弱いからでしょうかね。或いは狭い用水路ではザリガニに駆逐されてしまうのかも知れません。エビ
 あまり自信はないのですがヌマエビ北部-中部群、所謂ヌカエビだと思われます。ちなみに同定に関しては蝦三昧というサイト様を参考にさせて頂きました。エビに関してかなり詳しくて面白いです。また、そこからリンクされてるサイト様にも面白いものが多いです。
 その後中洲付近まで歩いていくと何やらひらひらしたものが川底に隠れました。一瞬「ヒラメ!?」とか有り得ないことを思いつつ捕まえてみると手の平サイズのミシシッピーアカミミガメ。以前大人を取ったことがあるのでまあやはりいるねという感じです。当時一緒にクサガメも捕まえたのですが今もちゃんと生き残っているんでしょうか。日本産カメはこのアメリカンに押されがちというのはよく聞きますね。
 後で写真だけ撮って逃がそうと思い取り敢えずプラケースに入れておいたらちょっと目を離した隙にいなくなってました。脱走名人ですね彼らは。前に捕まえて飼っていた大人にもやはり逃げられましたし。一方掃除係兼非常食のザリガニに脅えてノイローゼになったこともあるクサガメは未だにうちにいます。そりゃ生存競争に負けるわ。
 中洲に拠点を移して生き物を探していると何やら見慣れない魚の死骸が。カマツカ
これはどうやらカマツカという魚のようです。こんな魚がいるとは全く知らなかったので、汚い川にいい年して入った甲斐もあったというものです。ただ、この魚生体は見つけられませんでした。心残りです。
 
その後はドジョウやらザリガニやら用水路でも馴染みの顔ばかりで特に目新しいものはなし、ついでに何かの稚魚も捕まえたものの種類が分からないという体たらく。むしろ後半は川の生物の種類調査というよりゴミの種類調査でしたねー。メジャーどころのビンやペットボトルに混じってプランターやらヤカンやら出てきました。
 結局二、三時間探って昼頃にはゴミを乗せたリアカーを引いて帰りました。
ゴミ
 結局あまり多くの種類は見れなかった気がします。そもそも泳ぎ回る魚が多くて捕まえるのが難しい…(-.-;)
 鯰がいるという噂も確認出来なかったので今度帰った時には釣り竿持って向かってみようと思います。
 見れた生物は大体書いてしまったので改めて列挙はしません。後はギャラリーにも投稿するつもりですのでそちらをご参考ください。何だか分からない稚魚は持って帰って飼育してますので同定出来るようになったら一言報告したいと思います。
他にもドジョウやらエビやらは飼うことにしました。エビはどうも四匹中二匹妊婦さんなように見えます。ヌカエビなら淡水でも育てられるハズですが…違ったら…。
 兎も角この辺で失礼致します。ムササビ合宿の活動報告楽しみにしてますねー
小魚ドジョウエビ抱卵
左から種類不明の小魚、ドジョウ、ヌカエビ




追記(4/25)
川の名前を間違えていました。
五割川ではなく、そのやや下流の蛭沢川です。失礼しました。
まあ大差はないですが。

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