こんにちは。植班長です。
3月8日(月)に吉野梅郷に梅見に行ってきました。
この日は3月だというのに真冬並みの寒さでしたが,ここのところ雨模様の日が多かった割には貴重な曇りでした。午後は晴れ間ものぞきました。
さて,吉野梅郷はJR青梅線の日向和田(ひなたわだ)駅から二俣尾(ふたまたお)駅間の東西約4kmにわたる地帯でおよそ2万5千本もの梅があるといいます。
まず歩いて向かったのは梅の公園。梅の公園に向かう途中にも道沿いや家々に咲く梅の花をたくさん見ました。
梅の公園には正面入り口と東口入り口がありましたが,正面側は5分咲き,東口側は見頃とのこと。確かにまだつぼみの梅もありましたが多くが花開き,十分楽しむことができました。
遠くの雪化粧した山の白とその手前の針葉樹林の緑,そして梅林のピンクの三色が織りなす色合いがとてもきれいでした。また,福寿草が咲いているところもありました。
梅の木にはメジロやヒヨドリが来ていました。
梅の公園から歩いて梅花園というところの鎌倉の梅という梅を見ました。そこからすぐの中道梅園で昼食をとりました。梅のほかに,木を取り囲むようにして生えているふきのとうや,キクラゲなんかも見ました。
昼食を終え,大聖院へ。その途中,岩割の梅という岩を割って生える珍しい梅を見に寄り道をしました。この岩割の梅にはこの梅の木にまつわる悲恋の物語があるのだとか。
大聖院では樹齢480年という梅を見ました。ここでは梅に詳しい地元の方にいろいろ教えていただきました。梅の一般的な寿命は200年ほどと聞き,樹齢480年とは相当長寿の梅なのだなぁと思いました。ここには他に樹齢300年という枝垂れ梅もありました。お話によると,枝垂れ梅は老木ほど枝が細くなるそうです。実際近くにあった若い枝垂れ梅と樹齢300年という枝垂れ梅を比べるとその佇まいはだいぶ違って見えました。細くてしなやかな枝を持つ枝垂れ梅になるには長い年月がかかるのですね。
また,梅の気根も見せていただきました。空気中に現れている根を気根というそうですが,梅の気根とは珍しい感じですね。
さて,だいぶ梅を堪能したあと,帰る前に奥多摩橋にほど近い河原に下りてみました。奥多摩橋は多摩川にかかる橋です。川では川釣りをしている方もいました。少し遊んだ後,二俣尾駅から帰路についたのでした。
たくさん歩いてたくさん梅を見て楽しい1日でした♪
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