2006年8月10日木曜日

合宿6日目

82d0ce7d.JPGイエス!イエス!
楽しかった夏合宿ももう終わりでさ。
終に最終日であります。
つまりだ、君。
思えば一日分ですませばいい報告を、だ。
わざわざ日記形式で書いたthese reportsもこれでフィナーレ、というわけだ。
最終日に虫班は超!幽冥!スポーッツ!!!
である定山渓に行きました。わぁお!!
「定山渓は温泉地としてトテーモユウメイネ。
ダケド、メズラーシイ虫がタークサンいることでも有名アルヨロシ。
デモ、車でいけるのは定山渓までネ。シャチョさん。
そこから君は指定の乗用車でお金を受け渡し、豊平峡に行かねばならない。
其処には金の価値以上の…、言うなればユートピアがある…。」
と記された同好会秘伝の書を頼りに豊平峡へ。
ふと、僕が横に目をやると感涙に咽ぶ班長の姿があった。
『理想峡…だ。此処こそが…俺が求めていた。
いや、昔から俺を呼んでいたのかもしれない…。
帰ってきた…。俺は帰った来たよ…。』
倒れこむ班長。
しかし、我々にあまり時間は残されていない。
後ろ髪捕まれる思いも
見捨てる切なさも
全てそこに残し、僕は走り出した。
山は高く高く聳え立つ。
ヒグマという恐怖もものともしない。
狙うはベニヒカゲか、ミヤマカラスか。
または伝説のシロオビヒメヒカゲ定山渓産か。
登りつめたその頂上から見えるのは
また更に高い頂上であり、そこには行けそうもない。
登る途中でしとめたのは
ベニヒカゲコムラサキエルタテハ
ミヤカラは高く飛びすぎて仕留められない。
ウラミスジシジミ(f. signata)が採れたのが救いか。
軽く不満を残しながらも下山。
下でダラダラ採集していた班員は…
ミヤマカラスアゲハジョウザンシジミミドリシジミ系各種(←ボロボロで同定困難)などなど良い収穫だったらしいですね。
登った俺が馬鹿見たいじゃん。
…まぁ
帰りには班長が車で轢いたミヤマカラスを頂戴したり、八剣山でオオムラサキを捕獲したり、種だけ見ればなかなかよい成果だったかな。

ちなみに最終日には毎回飲み会をやると決まっております。
今回は酒が足りなかったですけど、最終的にはいつもどおり楽しい〆となりました。

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