2017年8月19日土曜日

大磯でアオバトを見よう!

アオバトとは?

7月初旬の日曜、生物同好会鳥班はアオバトを見に神奈川県へ向かいました。

アオバトとは、その名の通り体が青みをおびている美しいハトです。
特にオスは、赤い羽根が印象的ですね。



さて、この季節(夏)はバードウォッチングに辛い時期です。なぜなら、
・暑い
・葉が生い茂って見えない
・冬鳥が観察できない
など、鳥を見るのにハンデが多いからです。

しかし!
ハトは年中どこでも見られますよね?
それはアオバトも同じで、特に7月から8月にかけては神奈川・大磯でよく見られるらしいのです。
アオバトはいつ見れるの?  
5月初旬から10月ごろまで続き、7月から8月にかけてピークを迎えます。梅雨の明けた天気の良い日に多く飛来します。時間は早朝、日の出から10時ごろまで(早朝の方が大きな群れが観察されるチャンスが多い)と夕方が見やすいです。
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/miryoku/aobato.html

というわけで、鳥班員の有志5名が大磯に集結しました。


2017年5月10日水曜日

GWオオルリオサムシ遠征

 初めまして、虫班員のMです。今年のゴールデンウィーク、新入生はじめ多くの部員達が恒例の八丈島合宿に出かけている裏で、新歓に参加しない不届き者虫班員三人で北海道へ行ってまいりました。コップトラップでオオルリオサムシを狙います。ちょっと時期が早いんだけどさぁ果たしてどうか、、、。

 朝の便で新千歳空港に着いたら、レンタカーに乗り込みコップなどもろもろの物資を調達し、森へ移動。初日は二ヶ所にコップを埋めます。


さすが北海道広いなぁ、、、(頭悪そうな感想)

 どんなところにオオルリオサムシがいるのかよく分からないのでなるべく色んなところにコップを仕掛けてみます。コップ埋めに集中せねばと思いながらも良さげな土盛りや材があるとついつい手を出してしまう、、、。もうオオルリオサムシが冬眠から目覚めて活動を始めていることに賭けてコップトラップを仕掛けてるのでもし土中からオオルリが出てきてしまったら軽い絶望なんですがね。

 結局初日はポイント1と2合わせて370個のコップを埋めました。途中は意外とペース良くコップを埋められて、「これ二日で1000個余裕で埋められるっしょwww」なんてほざいてましたが日が傾いてくると急に寒くなりそうそうに車に逃げ帰りました(笑)。


しみるぜ。





 さて、二日目。今日も引き続きコップを埋めます。
 今度は北の方に埋めてみよう!ということで石狩川河口近くの海岸林へ向かったのです、が、意気揚々と森に入ってみるとそこは一面の笹!笹!笹!
笹があってもオオルリはいるそうですがこんなんじゃ入れないし、、ダニ怖いし、、ということで撤退。
 その後何ヶ所か回ったのですが、下草だの保護区だのでなかなかコップを埋められる場所が無い!こうして予定が狂うと事前の調査不足がたたります(ちゃんと調べとけって話)。何時間かグダった後結局ポイント1にほど近い森にコップを仕掛けて二日目終了。全くわざわざ北海道まで来てただのドライブじゃ何をしに来たのやら、、、。みなさん、北海道は広いので事前調査はしっかりと。




 さあ気を取り直して三日目。元々の予定では今日はフリーデイだったのですが流石にこのままではコップの数が少なすぎるので昨晩急きょ調べたポイントへ。
 しかしまあ何事もうまくいかないものでここも下草&結構な斜面、、、。何だか戦意喪失してしまいまわりをヒラヒラ飛んでいたクジャクチョウに目移りしだす始末。

 
 こんなこともあろうかとクジャクチョウを最初に見かけた初日に百均で子供用の網を調達しておきました。地元ではそうそうお目にかかれませんが北海道ではどこに行ってもたくさん飛んでいましたね。

 オオルリのことを忘れつつある一行は北海道の御当地マイマイ、エゾマイマイカブリが欲しいな~、なんて言い出しお次は河川敷へ。

 
 さすが北海道、河川敷も広い。
 オオルリオサムシはよく分からないがマイマイカブリならこの冬たくさん経験値を積んだぞ!なんて思いながら今度こそ意気揚々と河川敷に突入するも、、、


出ねえ!

何も出ねえ!

 どんなに良い立ち枯れを割っても一向にエゾマイが出ない。みんなでばらけてしばらくあがき、ついにエゾマイの死体が一匹だけ出たところで緊急電話会談。

「なぁ、これもうエゾマイ出てね?」
「お前もそう思うか、、、」

 そう、そうとしか思えない。エゾマイは恐らくすでに永い眠りから目覚め活動を開始しているに違いない!じゃなきゃこんだけやって出ないわけないもん。
 というわけで急きょ予定を変更しこの河川敷にコップを仕掛けて撤退。

 これで一日終わるのもあれなので車窓から見えたいい感じ(っぽい)ポイントにもコップを仕掛けて三日目終了。

 
 三日かけて設置したコップトラップの総数は720個。いよいよ明日からコップの回収です。どうなることやら、、、。






 やってまいりました、ドキドキの四日目。今日は一か所だけ、初日に仕掛けたポイント2の170個のコップを回収します。

 ポイントに到着し、各自ばらけて目印のスズランテープを頼りにコップを見つけ、恐る恐る覗いていきます。

あ、コップあった。よしよし獣害にはあってないな。どれどれ、、、。


、、、お?

、、、、おおお?

おおおおおおおお!?




キタァアアアアアアああああああ!!!!!!

入ってる!見たことないの入ってる!オオルリオサムシ入ってる!いやぁ~良かった、、、。

 ヌルかタコ採れか結果を見るまで分からないコップトラップ(しかも筆者は人生初のコップトラップ)、採れるかどうかとても心配だったのですが本当に安心しました。
 その後もコップを回収していくと、入ってる入ってる、なんと僕が回収した最初の10個のコップには計4匹のオオルリオサムシが落ちていました。正直ニヤニヤが止まんない(笑)。ラインを見ると他の班員の方もしっかり採れている様子。

 結局このポイントでは18匹のオオルリオサムシを採集できました。


※写真は回収途中。下の小さめなオサムシはエゾアカガネオサムシ。ここのオオルリは全て赤色(縁が金緑色)でした。

 採れたとなると途端に気持ちが大きくなるメンバーたち。このペースで採れたら、、、なんて馬鹿な計算を始めてしまいます。
 でもとりあえず落ち着いて。残りのトラップは全て明日回収なので今日のところは昨日採れなかったエゾマイを取るべく山の方に側溝漁りに出かけます。(ワンチャンオオルリも、とか思ってます。)

 気持ちを切り替えて山に到着し、グーグルマップで目星をつけていた側溝を見て回るもどうも微妙。落ち葉が少なすぎるうえにどうやら水が流れたような跡があります。筆者は側溝漁りの経験もないのでよく分かりませんがこれはダメそうだと、ふと目に入った立ち枯れに手鍬を振り下ろします(無意識)。すると、、、。


あ、なんか出た。
ん?、、、

、、、エゾマイやん!

 なんとエゾマイがぽろっと出ちゃいました。ちょっとキモイっちゃあキモイ緑色の前胸。地元のヒメマイとは明らかに違って感動。
 平地ではもう活動開始していたようですが、いくらか標高を上げるとまだ冬眠中みたいです。ん~難しい、、、。
 気をよくしてみんなで山に入り熊鈴をリンリンいわせながらエゾマイを探します。しかし河川敷とは違い良い材も多くなく、1匹追加するにとどまりました。

 まぁまぁ、エゾマイなら河川敷のコップでいっぱい採れるから(根拠のない自信)。とにかく今日は一カ所目のトラップ回収が大成功に終わり久しぶりに材割りもできて楽しい一日でした。

 ちなみに今まで黙ってましたが今回ゲンゴロウ狙いのトラップもしかけてました。結果は清々しくも完全なヌル。駄虫一匹かかりませんでした。さすがにゲンゴロウはまだ活動してないか?






 さぁいよいよワクワクの最終日。残り四ヶ所のトラップを全て回収します。

 まずは三日目の終盤に見つけた良い感じの林。オオルリオサムシのエサであるカタツムリの死骸がたくさん落ちていたので期待大です。

 さぁいざ拝見。


お!落ちてんじゃん!

、、、ん?


いやエゾマイじゃねーか!
嬉しいけども、けどもね、違うのよ、あなたじゃないの。あなたのことはそれほど、なんて。


 結局この林はエゾマイしか出ませんでした。林の様子は昨日回収したポイントと似てるんだけど、、、。

 次に回収した河川敷のトラップはエゾマイ1匹にエゾアカガネオサムシがいくらか。あと前胸が赤いベッコウヒラタシデムシが印象的でした(さりげに初見)。
 余談ですが北海道には例のオオヒラタシデムシによく似たヒラタシデムシというシデムシがいます。大きさはそんなに変わらずこちらは北海道固有種だそうです。初日からよく見かけ、オオヒラタシデムシとは雰囲気が違ったので「こいつはエゾの香りがする、多分エゾヒラタシデムシだ!」なんて言ってたのですが、まぁ半分当たり半分はずれでなんとも微妙な感じでした。

 引き続きコップ回収。次は二日目に仕掛けたところ。ここでは7匹のオオルリオサムシを追加できました。昨日のオオルリと違って青・緑・黒の固体が採集できました。オオルリは産地によって色が変わります。ただ今回の旅で採集したのは全て同じオオルリオサムシ原名亜種です。
 個人的にオオ「ルリ」の名前通りの青色が採れてうれしかったです(記事最後にきれいな写真載せときました)。まぁ真のオオ「ルリ」オサムシはこんな低地では採れないのですが、、、。
 
 最後に訪れた場所で追加できたオオルリオサムシは1匹だけでした。全身全霊の真剣勝負(ジャンケン)が行われたことは言うまでもありません。



~まとめ~
 最初に述べた通りGWはオオルリにはやや時期が早く、出かける前から多くの人にそのことは指摘されていたのですが、僕らが北海道に滞在していた五日間は運よく記録的な好天に恵まれ、北海道が全国で一番暑かったなんて日もありました。この暖かさのおかげでオオルリオサムシがこの時期にしてはよく動き回ってくれたのだと思います。
 また、林の環境ですが、一見同じようなすぐ近くの林でもあっちでは採れてこっちでは採れない、ということがあったりしてオオルリ採集の難しさを感じました。体感としてはなるべく湿った林、林床は枯れ葉ではなく下草がパラパラと茂っている林が良いのかと感じました。林にカタツムリの殻が多く落ちていると期待大ですが、今回のようにエゾマイがたくさんいるだけ、なんてこともあるのでやはり難しいです。



 早稲田大学生物同好会の活動はTwitterアカウント(@w_sdk)の方で随時アップ中なのでぜひそちらもチェックしてみてください!
(文責:虫班員M)







2017年3月29日水曜日

2017年度 新歓コンパ(説明会)&企画情報

新歓ブース説明会


4/1(土)~5(水) 

 9:00~17:00(5日のみ、~16:00)@早稲田キャンパス11号館2階



新歓コンパ(説明会)


4/7(金) 

 18:30~ 説明会@学生会館 会議スペース E642

 20:00~ 食事会@モーモーパラダイス

4/9(日)

 16:30~ 説明会@学生会館 会議スペース E742

4/12(水)

 18:00~ 説明会@学生会館 会議スペース E742

 19:30~ 食事会@豚キ

4/14(金)

 18:30~ 説明会@学生会館 会議スペース E642


4/16(日)

 13:00~ 食事会@ラパウザ

※説明会、食事会どちらかだけでも参加歓迎。

新歓企画


4/5(水) 

  • 【植物班】 花見@新宿御苑

4/6(木) 

  • 【虫班】 所キャンナイター

4/8(土) 

  • 【虫班】 装備購入会
  • 【植物班】 植物を使った作品を作る会
  • 【水班】 釣り@板橋or練馬

4/9(日)

  • 【虫班】 高尾山ナイター
  • 【骨班】 フライドチキンの骨格標本作成
  • 【水班】 ガサガサ@拝島
  • 【両爬班】 爬虫類カフェ@吉祥寺
  • 【鳥班】 観察会@不忍池

4/14(金)-15(土)

  • 【虫班】 長野ヒメギフチョウ遠征

4/15(土)

  • 【両爬班】 観察会@菩提樹池公園
  • 【水班】 釣り@西武園

4/16(日)

  • 【鳥班】 観察会@三宝寺池

4/23(日)

  • 【虫班】 花掬い@高尾山
  • 【植物班】 スミレ観察@高尾山
  • 【骨班】 フライドチキンンの骨格標本作製
  • 【水班】 ガサガサ@三浦
  • 【鳥班】 観察会@葛西臨海公園

4/30(日)

  • 【虫班】 トラフシジミ採集@高尾山
  • 【水班】 釣り@本牧
  • 【鳥班】 フクロウカフェ@高田馬場

4/28(金)~5/1(月)

  • GW 新歓合宿@八丈島
※新歓企画は、参加人数、天候により予定変更、中止あり。

2017年3月2日木曜日

ワカサギ合宿2017@山中湖

わかさぎ 報告書
  どうも、水班のY(仮名)です。 初めての投稿で稚拙な文章だと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
  今年(2017年)の2月8日~10日の期間で生物同好会の恒例となっているワカサギ合宿が開催されました。 合宿の一日目は、忍野八海へと向かい、昼食と観光をしました。 その後は、富士湧き水の里水族館に行きました。 様々な水生生物が展示してあり、とても参考になりました。 個人的にはドクターフィッシュというものの体験ができたことがかなり印象的です。















                     ああああああああああ忍野八海 ↑


←ドクターフィッシュ


二日目は、合宿のメインイベントとなるワカサギ釣りを行いました。 朝5時半に起床し、6時にバスに乗って船まで移動の後に開始しました。 ワカサギ釣りと言っても氷に穴を開ける誰もがまず想像するものと異なり、内部に穴の空いた形状をした船から糸を垂らすという方式でした。(私も氷に穴を開けてやるものと思い込んでいました)
 先輩から、今年はあまり釣れないと聞かされていましたが、予想以上の豊作となり、 トップの先輩は90匹を超え、 ほかのメンバーも平均70匹以上釣り上げていました。 (私は40匹ほどでしたが(;´Д`)) 釣ったワカサギ達は宿の女将さんに天ぷらにしてもらい、夕食として食しました。 味はとても蛋白で食べやすく、手が止まらなくなるほどでした。
 
 
↑ワカサギ                   ↑船内にて


3日目は、近場の温泉で疲れを癒し、バスの時間まで温泉地で時間をつぶしたあと、 バスに乗って新宿まで戻りました。 その時あいにくの大雪で、やや時間が遅れるというトラブルに見舞われましたが、大きな事故などはなく、とても充実した3日間を送ることが出来ました。 水班長そして先輩方、このような素晴らしい企画を計画していただきありがとうございました。
       -こんなガバガバな文章を最後まで目を通してくださった皆様に感謝-
                                                  文責:Y

2017年1月2日月曜日

昆虫班 10月 ムネアカセンチ掘り

新年あけましておめでとうございます。昆虫班のPと申します。


一年が経つのは早いもので、2016年もあっという間に過ぎ去ってしまいました。遅くなりましたが、昨年の採集を思い起こし、その記録をここに書き記しておきたいと思います。

本年第1回目の記事は、昨年の10月に行ったムネアカセンチ掘りの採集についてです。




2016 10/4 東京都某所


授業終わりのある日、私と当時の昆虫班班長のNさんは東京都内の某公園に向かっていた。この時期狙える近場の虫として、ムネアカセンチコガネというオレンジと黒のツートンカラーが美しい虫がいる。都区内でも大きな芝生が広がっているような場所に生息しており、夜間に灯火のもとを探せばたびたび落ちていることがある虫である。
そしてこの虫の一風変わった採り方に、日中潜んでいる穴を見つけ、そこから掘り出して採集するというやり方があるのである。これをやってみよう、と思いたち、手鍬を片手に向かった次第であった…

ポイントに選んだのは、かつて灯火採集で何頭かを拾った大きな公園。夕方遅くに芝生のエリアに着き、灯火を軽く見回るも居なかったので、穴を見つけようと地面を探し始めます。


…しかし、中々これがうまく見つかりません >_<
小さい穴があった、と思い掘ってみてもミミズが出てきたり、土の膨らみがあれば崩すとケラが出てきたりで、中々本命は出ないようです。どうやら探している穴が違うよう…
ケラは展翅しました

少し場所を変え、芝生の林と面しているあたりを見ていきます。芝生と林の境界線あたりを見ていると、こんな感じの穴がいくつかありました。


穴の大きさ、周りに掻き出された土盛り… やったことないのでまだ確証は持てませんが、ビビッと来ます!
慎重に鍬を入れ掘り出してゆくと…



…出ました!
ムネアカセンチの♀です!掘り出した瞬間の写真は撮り忘れました(*_*)
灯火に来るのは♂ばかりなので嬉しい出会いです。

隣の穴も掘るともう一頭追加することが出来ました。どうやらこれでビンゴなようです。

ノウハウが分かったので、穴を次々と探していきます。

やってみると出ない、見失う穴も多いですが、ぞくぞくと数が出てきます。中で待っているのは♀のが多い模様。
穴の周辺を見ていると、♂も2頭ほど歩いていました。

こちらの♂はキノコのかけらを運んでいます。観察していると、巣穴を掘るような動作もしていました。♂が巣穴を掘り、餌を運び幼虫がキノコを食べて育つのでしょうか?

こんな感じで♂も♀も十分に見ることが出来たので、早めに帰路につきました。
帰りがけに灯火で♂を一頭、潰されているものも一頭見つけて終了です。
潰されていたムネアカセンチ


以外にも都心の近くに存在しているムネアカセンチコガネ、是非あなたも探してみては如何でしょうか?








2016年12月19日月曜日

2016/12/18 筑波実験植物園企画‼‼ part2

part1から引き続き筑波実験植物園企画のご報告です。 文責は植物班Nです。

温室を後にした我々は、次に世界の様々な環境が再現されている野外の展示エリアに向かいました。

マサキやアイグロマツ、ガマの仲間、シデコブシなど様々な植物を観察していると…


キツツキの仲間のコゲラが観察できました。こつこつと木の枝をつついて枝と枝の間を飛び回っているのがかわいらしいと思いました。

ジョウビタキです。中央広場のマルナガバミズアオイのプレートの上にいました。
写真を撮らせてくれてありがとう…!












ナカガワノギク(学名 Chrysanthemum yoshinaganthum Makino ex Kitam.)
このキクは徳島県にのみ自生する大変珍しいキクだそうです。渓流に生息するため葉の形が少し特徴的で、水の抵抗を減らせるような形状です。

同じく、水の抵抗を減らすという関係でいうと、レースソウ科の仲間の葉の形状も面白いところがあります。レースソウ科の葉は文字通りレースのような網目の形状をしているものがあります
これは水の中で水の抵抗を抑えるためだと考えられますね。











キボウホウヒルムシロ(学名 Aponogeton distachyos L. f.)

こちらはそのレースソウの仲間のキボウホウヒルムシロという植物です。名前の通り原産地はアフリカの喜望峰だそうです。黄みがかった白色の花が素敵です。












ウマスギゴケ(学名Polytrichum commune )

庭園造成の際によく使われるコケです。こちらは筑波山の植生を再現した区画に生育していました。ちなみに美味くはないようです…。

筑波実験植物園は敷地面積が広く、区画ごとの植物の種類も多いためここですべてを紹介しきれるわけではありません。ですので、この記事をご覧になって少しでも魅力的だと感じた方は一度足を運んでみることをおすすめします。

公式リンク【http://www.tbg.kahaku.go.jp/

だらだらと冗長な紹介になってしまいました。植物班の年内の公式活動はこれで最後になりますが、2017年も様々な企画で植物観察を楽しんでいきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

2016年12月18日日曜日

2016/12/18 筑波実験植物園企画‼‼ part1

皆様こんにちは! 植物班のNです。
植物班の活動をブログに載せるのは久方ぶりで恐縮ですが、12/18に行った「筑波実験植物園企画」について簡潔にご報告と紹介です!

(part1とpart2に分かれております。
前者はつくば移動~サボテン温室まで。
後者は温室観覧後~つくば植物園離脱までという構成になっています。)

10時半に北千住駅に集合し、しこからつくばエクスプレスに揺られて30分前後。
つくば駅に到着です!
つくば駅からさらに30分とことこ歩き…ついに到着!道に大きな看板が立っていました。

さて道端で観察できた植物からご紹介してまいります。

ホトケノザ(学名 Lamium amplexicaule
かわいらしいホトケノザの花が道端で咲いておりました!このかわいい花からは蜜が吸えるようなので今度遭遇したら試してみようと思います。ちなみに、七草がゆの「ホトケノザ」は「コオニタビラコ」という全く別の植物だそうです…私驚愕ガーン(食べる方はキク科、こちらはシソ科です)














アレチウリ(学名 Sicyos angulatus


トゲトゲのアレチウリの種子です。本体は枯れていましたが種子は健在で服に突き刺さっていました。特定外来生物に指定されています。


ここからいよいよ植物園の中身に入ります。











つのげし(学名Glaucium flavum


もこもこの芥子です。学名のflavumはラテン語の「黄色」。おそらく黄色の花弁を指していると思われますがこの時期咲いていませんでした…。

12/18は園内でラン展が実施されていましたので数々の美しいランの仲間を鑑賞。
美しく個性的な花弁にとどまらず、香りや少し強烈なにおいと不思議な生態を学びました。











バニラ(学名 Vanilla planifolia)

なんとランの仲間なんですね…!!生の果実を見た後にいい香りがする乾燥した果実を確認できたので印象に残りました。

ランの特別展示や水生植物の温室を眺めているとびっくりスペシャルゲストにお目にかかることができました。













筆者は一瞬冷や汗をかいてしましました。。温室の中は湿度が高く気温も暖かく保たれているので服装とスペシャルゲストには気を付けましょう!

その後は再び移動し、サボテンや多肉植物を展示している温室を見に行きました。


 おなじみのベゴニアです。






















金鯱(学名 Echinocactus grusonii


つぼみがたくさんついてました。家で育ててもなかなか温室で生育しているような発育状態まで生体を維持するのが難しいので、大きな金鯱の個体を見られるのはうれしいです。












ハオルチア(十二の巻)


筆者は恥ずかしながらアロエの仲間だと思っていましたが、なんとハオルチアの仲間でした。
オブツーサやガステリアの仲間なども観察することができました。
また、ユーフォルビアというサボテンに似たトウダイグサ科の植物を多く観察することができました。












ユーフォルビアの一種の花が咲いています。

サボテンや多くの多肉植物を観察した後、我々は野外の展示エリアに向かいました。

(part2に続く)