2011年10月22日土曜日

夏合宿@奄美大島、先発&虫班くじ班編

こんにちは。虫班の副班長のくじです。8月18~25日の日程で奄美大島で行った夏合宿の活動報告をしたいと思います。今年は、虫班の新入生が沢山入ってくれて、一台の車に乗りきれなくなったので、虫班長と僕の二つの班に分かれて活動しました。なので、虫班の活動報告は、僕くじ班の報告と班長班の報告となる・・・・はず。合宿のことを書く前に、虫班長のdai氏と植班のH氏と僕は先発隊と言うことで17日から奄美入りし、他班のみんなが来る前に下見をしたので、ついでにそれについても書きたいと思います。

8月16日
16日は合宿と関係ないのでは?と思った人は偉いです。ちゃんと読んでくださってありがとうございます。16日にヒメオオクワガタを山梨に狙いに行ったので、ついでにそれについても簡単に書きたいと思います。
水班長、S氏、僕の三人で午前二時に水班長家を出発し、五時ごろにポイントに到着した。参加予定の二年生の$君は寝坊したので、後から電車で来てもらうことにしておいていくことにした。もしかしたらオオクワも狙えるかなぁと思って早めに出たが、オオクワのいる気配はない・・・・・というかいなかった。$くんを最寄り駅で拾って朝ご飯を食べたら、ヒメオオ採集のヤナギのルッキング開始。
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全く見つからない・・・・・・・。
たぶん捜し方が悪いのだろうと思っていたら、他の採集者の方も採れていない様子だったので今日はいないんだと自分に言い聞かせた。近くのオオホソコバネカミキリ(ソリダ)のポイントに行ってみるが、すでに採集者が来ていたので、諦めて昼ご飯を食べることにした。
この日は天気がとても良く、花には多数のカミキリが飛来し、ヨツスジハナカミキリや、ニンフホソハナカミキリなどが多かった。フタコブルリハナカミキリを一度見てみたいと思っていたが、残念ながらいなかった。$君がオオトラフコガネをとって喜んでいた。僕は目標種のエサキキンヘリタマムシを狙って、ホストのヤマハンノキやヤナギをスイープしてみるが入らなかった。
だんだん気力がなくなってきて、最後に土場でも見て帰るかと思っていた矢先、蜂みたいな虫が飛んできた。ネキダリス(ホソコバネカミキリ)の仲間をとったことがないので、まさかなと思って一応つかんでみると、どうもソリダのようだ。やったー!と思っていたら、手からすり抜け、飛んで行ってしまった・・・・・・・・・・・・・・・orz
お盆と言うこともあり、渋滞に巻き込まれないうちに東京へ帰る予定だったので、この日の採集は早めに切り上げとなった。S氏、帰りの車の運転ありがとう!
この日はdai氏の家に泊めてもらう予定だったが、dai氏は対馬から帰ってきたばかりで満身創痍だったので、泊まるのは無理かなと思っていたところ、優しい水班長が泊めてくれるというので、好意に甘えることにした。水班長ありがとう!

8月17日
この日は、dai氏、H氏と朝、羽田空港で待ち合わせ。羽田についたころdai氏から電話が。「M先輩達が今日から奄美入りで、今、羽田にいるよ。」
先輩方は、同期で卒業旅行で奄美に行くということは聴いていたが、まさか同じ日に奄美入りするとは・・・・なんという偶然(?)。先輩方に挨拶をして、僕たちはスカイマークの鹿児島行きの便に乗り込む。
スカイマークでは今年から奄美―鹿児島間の航路が開通し、格安で奄美入りできるようになったので嬉しい。飛行機中で下見について話した後爆睡。気付くと奄美の地に降りたっていた。
昔からクワガタの聖地奄美に行ってみたかったので感無量・・・・
早速あやまる岬へ。
二人とも大変元気。
その後、土盛海岸や、用安海岸へ。
去年の台風の影響で通行止めになっている場所が多く、彷徨っていたところ、いつの間にか夜になってしまった。M先輩方と一緒に夕飯を食べ、その後アマミミヤマクワガタ採集へ。アマミミヤマは、8月中旬から9月中旬の一ヶ月間だけに現れるクワガタで、夜に電柱につくというおもしろい習性がある。奄美は7月に発生するフェリエベニボシカミキリ、アマミホソコバネカミキリが有名で、わざわざ8月に奄美入りするからには、この虫を取らなければ、奄美に来た気がしない。ポイントへ移動した後、早速電柱を見て回る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、全く見つからない。このままヒメオオと同じように成果なしになったらと思うと・・・・・・・・・・・(‘A`)
アマミミヤマは難しい虫だと聞いていたので、あせらずこの日は寝ることにした。

8月18日
この日は、宇検村の親水公園の方へ下見に行くことにした。南側のルートを通って宇検村へ。奄美はトンネルが多い印象を受けた。また、村は海に面しているがどれも山に囲まれていて、トンネルが開通する前は、隣の村との交流は船で行っていたところもあったのではないかと思った。ぶっちゃけ良く分からない。
三太郎トンネルを抜けたところに奄美マングローブパークがあり、マングローブを見た。
親水公園に到着し、簡単に下見した後、少し散策してみることになった。僕がアカメガシワなどを見ていると、dai氏が「オオダンダラチビは採らないの?」というので、確かホストはシイだったなとがさごそやってみると、入った。
オオダンダラチビタマムシ

また、少しポイントを移動して、日当たりの良い場所で散策した。日差しが痛い。アカメガシワをがさごそすると、ムネアカチビナカボソタマムシ

何をスイープしたかわからなくなってしまったが、何やらタマムシ。
名前がわからない。

疲れたので日影でぼーっとしていると、クロタマムシがマツに飛来した。が、茂みに落としてしまい、結局採集できず・・・・・・。カミキリは僕の捜し方が悪いのか、全く見かけることがなかった。
この後、事前に調達しておいたトラップ用のバナナを発酵させるためにジップロックに詰めた。沢山あったので(へたれなので)全部詰めるころには疲れてしまったので寝ることにした。

8月19日
この日は北側ルートを通って宇検村へ。朝はアカボシゴマダラがいるというポイントに行ってみた。アカボシゴマダラは、最近、本州に大陸の亜種が定着してきていて、大学の隣の戸山公園でも見ることができる。奄美のアカボシは、大陸のと比べて、後翅の赤い紋が発達していて輪になっているのが特徴なのだそうだ。海の近くにいるという情報だったが、結局最初に遭遇したのは山の上の方だったw僕の目の前にとまったので楽勝~と思って網を振ると見事にスカ。ああああああ~。結局一頭も採れなかった。まあ僕は蝶屋ではないので気にしない気にしない。
お腹が減ってきたなぁと思ったころに、フォレストポリスに到着。まてりゃー喫茶というお店があったのでここで昼ご飯を食べることにした。奄美に来たからには、もちろん鶏飯を注文した。
うまい(^q^)
会計を済ませると、喫茶の御主人が天然記念物のイシカワガエルがいるところに案内してくれるということで、御好意に甘えさせていただくことにした。イシカワガエルは思っていたより大きくてびっくりした。イシカワガエルは成体になるまでに3年近くかかるのだとか。
(写真はもちろん天然個体です。)
また、捕獲したハブがいるというので見せていただいた。
でけえええ(;^^)(写真だとわかりにくいけど・・・・)
サキシマハブは見たことがあったけれど、やはりホンハブは迫力が違うw
喫茶のご主人さま、お世話になり、ありがとうございました!
この後、アマミミヤマのメスを採集するためにポイントに移動する。途中、水路にシリケンイモリやイトトンボ(名前を忘れてしまった)、リュウキュウアオヘビと遭遇した。
アマミミヤマメスポイントに到着し、トラップを掛ける。アマミミヤマのメスはとても難しいということなので、取れればラッキーだなぁくらいの気持ちで掛けた。
トラップを仕掛けるともう夕方になっていたので、アマミミヤマの電柱のポイントに向かう。ポイントに到着し、明日(20日)からは、本隊が到着するので、できれば今日のうちに採集しておきたいと思っていると、なにやら見慣れた車がある。M先輩方もきていたのだ。しかもすでに2頭採集していて、実は18日に一緒に来た時に採集していたのだという・・・・そんでもって僕がチェックした後の電柱で発見したという・・・・前回見つからなかったのは、視力が悪くて見えていなかっただけなのだった(‘A`)
見えないとわかって先輩方と一緒に電柱を見て回っても、この日はなぜかなかなか見つからない。12時をまわって、今日はもう無理かなと思っていたところ、電柱に黒い靄みたいなものが付いているのを発見した。
まさか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と思って網で突いてみる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさかのアマミミヤマ♂。やたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
これで今日は安心して寝れる。ということで寝た。

8月20日
この日は本隊をお迎えし、キャンプ場でテントを張ったりといろいろやっていると午前中はあっという間に過ぎてしまった。本隊の皆さまは、36時間の船旅でもうくたくたのようだったが、虫班はバナナトラップを仕掛けるという重大な仕事があるので、午後は1, 2年生にトラップを仕掛けてもらうことにした。2年の谷I君は、「俺蟻っすから!」といって頑なにバナナを拒んでいたが、無理やり手伝ってもらうことにした。一年生のS君は快く手伝ってくれてイケメンだった。
M先輩方はこの日に帰ると言うことなので、先輩方のトラップを頂いた。ありがとうございました!
全部掛け終るともう夕方だったので、夕飯を食べて寝ることになった。人がたくさん来ると賑やかで楽しい!

8月21日
この日からは、班ごとに分かれて班活動となる。最初に書いた通り、今年の虫班は人数が多く車一台では乗り切れないので、二つに分かれることになった。dai氏は蝶屋なので、ちょうちょ班と僕のクワガタ班に分かれ、僕の班には一年のAさん、K君、S君、二年のS君が来てくれた。大変申し訳ないことに、僕はすでにくたくた(へたれ)で、出発したのはお昼前だった。
この日はアマミミヤマメストラップの追加を掛けに行った。南の方に行ったので移動時間がずいぶんかかってしまった。現地で、トラップを仕掛けながら、採集した。僕はアカメガシワやマツなどをルッキングしながらタマムシを捜したが、見つからない・・・・・・(‘A`)
土場を見て回ってもカミキリムシも見つからなく、少し残念だった。
この後帰りにマングローブパークに寄り、展示を見た。奄美の自然の構造について知ることができ、大変有意義な時間だった。(決して暇つぶしではない・・・)
展示を見て、さあ夕飯作ってアマミミヤマ行きますかと皆がテンション上がってきたときに、大変なことを思い出してしまう・・・・・。メストラップの仕掛けに不備があったのだった・・・・・・。うわああああああああああああああああああああああああああああああと車で往復2時間(3時間?)くらい頑張り、夕飯を作ってる時間がもったいないので、コンビニで済ませてポイントに直行した。
一頭採れるとコツがわかったのか自分でもわからないが、一頭見つけて2頭,3頭目と見つかる。一年生のS君はなかなかの個体を採集することができ、大変満足そうだった。S君は小さいころからアマミミヤマに憧れていたということで、採れて良かった。おめでとう!
結局、一年生全員がアマミミヤマを得ることができて、今回はなかなか良い採集となった。皆採れると、ホッとしたのか疲れてきたので、寝ることにした。

8月22日
この日はトラップをまわった。前日夜更かしをしたので相変わらずお昼前に出発した。参加者は、一年のS君、K君、T君、二年の$君が来てくれた。今回のポイントは、$君が現地で知り合ったというSさんに教えていただいたところだ。ポイントに行くときに、$君が道を間違えた。僕は、疲れていたこともあって大変いらっときたが、まあまあなサイズのアマミノコギリクワガタが採れたので$君を許してあげることにした。トラップの追加を仕掛け、このポイントでは樹上トラップも仕掛けてみた。アマミシカクワガタやアマミコクワガタは、ノコ、ヒラタなどがいるえさ場にはこなく、ノコ、ヒラタは割と地表に近いところにいるため、高いところに居るのだと言う。
トラップを掛けると、もう夕方になっていたので、夕飯を食べてアマミミヤマに行くことになった。僕は疲れたので、ポイントに着いてからぼけーっとみんなを待っていると、$君がにやにやしながらやってきて「とれましたよ!」という。僕はアマミミヤマ採れて良かったねといって見せてもらうと、僕のより大きい。どうやら40代後半はありそうで、迫力のある個体だった。何か文句を言うのも面倒なのでおめでとうと言っておいた。

8月23日
この日はグループ活動。

8月24日
活動最終日。この日はトラップの回収。クワガタ採集の鉄則。朝からトラップを回収した。トラップの中にツヤハナムグリがたくさんついていて、実のようになっているトラップがあり、網でふるい落としてみると、シカ2♂、1♀が得られた。お昼前には担当の箇所が終わったので、お昼御飯を食べて、他の人の担当のトラップをまわることにした。ノコやらスジブト、アマミヒラタなどが採れた。前に掛けた樹上トラップにはアカボシが来ていた。良く考えると、ホストのエノキに掛けてあったので、相性が良かったのかもしれない。一頭採集すると、また一頭飛んできて、といった感じで、近くを何頭か飛んでいるようだった。
まだまだ採集したかったが、この日は二年生が夕飯を作ってくれるという伝統行事があるので、早めに引き上げることになった。これで奄美採集は終わり。夕飯はハッシュドビーフとサラダ。すごくおいしかった!ありがとう!
そして次の日には虹が出た。
ちなみにアマミミヤマのメスは採集できなかった。代わりにアマミネブトクワガタ♀、ノコ♀がかかっていた。

今回は初めての奄美だったけれど、それなりにとれて良かったと思いました。(書いてませんがノコ、スジグトヒラタ、アマミヒラタは結構採れました)カミキリに関しては、8月は少なくなるのは知っていましたが、ほとんど見ることがなく残念でした。(捜し方が悪かったのかもしれないけれど)
次は、7月にフェリベニやネキか、9月にアマミマルバネクワガタに挑戦してみたいと思います。
写真は$くん、一年のS君からいくつか貸してもらいました。ありがとう。

2011年10月17日月曜日

釣り 2011・10・16

こんにちは。虫班の$です。昨日(2011.10.16)水班の海釣りに同行したので報告します。 
(カメラを現水班長に預かってもらってるので返してもらい次第写真も掲載します。)

メンバーは以下。
4年生:某T大院への進学が決定した前虫班長、前日友達と遊びまわっていて30時間ぐらい寝てないという前水班長
3年生:現水班長、Sさん、く○さん、Iさん
2年生:T政、谷I、Mさん、僕
1年生:Aさん、H君、K君


早朝6時に高田馬場に集合。眠いです。
しかし夜中ざあざあ降りだった雨もほとんど収まり、ラッキーだねと車3台に分乗して目的地の千葉県岩井へ。
僕は後部座席で女の子に挟まれるというウハウハなポジションになり、完全にご満悦モードだったのでした。

そう、このときまでは・・・・。

最初の岸壁  前水班長と前虫班長  女の子^^

現場に到着するも風が強いため、本来予定されていたボート釣りは中止となり岸壁での釣りへ変更に。
しかも事前の話では釣竿を持ってない人にも現水班長が貸してくれるという約束になっていたはずが、どういうわけかくOさんと僕と谷IとK君の分の竿はないとのこと。
その点について現水班長に伺ってみると「なかったんだからしょうがないじゃん。だいたい釣りなのに竿を持ってこないのはおかしいでしょ」とのご回答を頂戴しました。
持ってないと言ったら貸してもらえるというから来たのですが、なんということでしょう。どうやら僕らと現水班長の間には認識の齟齬が存在していたようです。相互理解とはやはりむずかしいものですね。

しかたがないので竿無し4人組は近くの釣り具屋で1800円の竿を買ってきて釣りをはじめました。
僕も、前水班長や前虫班長に仕掛けの作り方を教えてもらいながら始めることにしたのですが、初っ端からトラブルの連続で一投目まで30分ぐらいかかってしまいました。
げんなりしながらも、どうにかこうにか釣りを始めることができたのですが、仕掛けをうまく作れるようになってからは順風満帆な釣りライフを満喫できたかというとそうではなく、むしろこれからが本当の地獄の始まりだったのです。

記念すべき一投目でいきなり根掛かりし、このときはまだ「地球釣ったった!俺が最強だー!」とか言ってる余裕があったんですが、二投目、三投目、そして四投目、五投目と連チャンで根掛かりし、そのたびに仕掛けを作り直し餌をつけ直ししていると、なんだかこういう仕事をしているみたいな気分になってきて、こんな苦行なら時給1500円はもらわなきゃとても割に合わないと思えてきました。ところがどっこい現実は給料をもらうどころかお金を払ってこんなことをやっているのです。ねばねばでキモい上、小癪にも咬みついてくるイソメをつかむ手が、やるせなさで震えてくるのを感じました。

そこでもっと根掛かりしにくいポイントに移動したのですが、そこでも投げた瞬間糸が切れて仕掛けが行方不明になるわ、針は指に刺さるわで、もう釣竿を叩き折ってやろうかとさえ思いました。前虫班長やHくんは快調だというのに・・・。
そうこうしてるうちにまた根掛かりです。もう疲れ果て、座り込んで、引っかかったままにっちもさっちもいかない竿をビョンビョンさせていると、T政がやってきて「オレにまかせろ」と竿を力任せに引っ張り始めました。
するとどうでしょう、小気味良い音とともに本当に竿が折れてしまったではありませんか。1800円の竿は買ってからほんの2時間あまりでオシャカになってしまったのでした。T政には1800円のうち1500円を弁償してもらうことにしましたが、奴はまだ払っていません。
僕の釣竿を破壊したタコ政  FNFに励む一同  上から見たら魚がいっぱい! 袋に鯉の如くたかってました

僕はもはや竿さえなくなりやることもなくなったので、ぷらぷらと高台のような場所に登っていって、眼下に広がる海を見下ろしてみました。するとそこには、大から小までびっくりするほどたくさんの魚が泳いでいるじゃないですか!
しかも岸壁からすぐそばの場所をです。釣竿では釣れなくても、こんなもの虫網でひとすくいすれば間違いなく10匹以上は入るはず。
水班のホームグラウンドである海においてすら虫班の優位性が証明された瞬間でした。


ぼちぼち昼時になってきたので釣りは一旦切り上げ、海鮮系のお店にご飯を食べに行きました。店では、僕は300円のコロッケだけなのに、他のみんなは千円以上する刺身やら天麩羅やらの定食をを頼んでいて、経済格差が露呈することとなりました。そんな僕に情けをかけてくれたのか、店の人が「サービスです」と一人ひとつずつアジフライを振舞ってくれました。
みんな結構おなかいっぱいで4つアジフライが残ってしまったのですが、これは僕がテイクアウトしてありがたくその日の晩御飯にしました。ごちそうさまでした。

二番目の岸壁  物欲しげにニャーニャー鳴く猫  山の方にやたら鳥が飛んでました。。。 黒い粒みたいなの全部トンビとかカモメです
食後は別の岸壁に移り釣りを続行。みんな結構釣れていて、くOさんはいっぺんに6匹も釣りあげたりしていました。竿無しな僕は基本ぼんやりしていましたが、目の前の見える位置に魚がいるので時々T政の竿を借りてチャレンジしました。しかしどうやっても釣れません。
もう日は傾き西の空が赤く染まっています。風も次第に冷たくなってきてそろそろお開きムードです。それでも一向にお魚は釣れず、僕の心は怒りに染まり、今にもタタリ神化しそうな勢いでした。
考えてみれば去年もボート釣りにいき、僕のボートだけ坊主だったんですよね。このやり場のない怒りを一体何にぶつければいいのか・・・!

しかしその時です。どこからか僕のとは別の強烈な負の波動が放たれているのを感知しました。
振り向いてみるとそこにいたのは一年生のK君です。K君は夏合宿中の釣りで自分を釣ってしまい、指の奥深くまで思いっきりぶっ刺さった針を病院で手術を受けて摘出したというエクストリーム釣り師です。
彼も僕同様坊主であり、その表情は完全に釣りの暗黒面に堕ちてしまった者のそれになってしまっていました。
(結局僕ら二人はこの一日、最後まで一匹も釣れずじまいでした。v(^-^##)v)


おさかな鈴なり~  夕焼け  釣れた魚の一部 タコとかもいます( o Д o)!

かくして二人の人間をダークサイドに取り込んだ今回の釣りは終了し、高田馬場で解散となったのでした。
以上で報告終わります。

最後に前水班長から頂いた名言をば。
「釣りはクソゲー。麻雀の方が1000倍おもろい。」

2011年9月20日火曜日

植班活動報告 2011夏合宿

こんにちは!植班長です。
遅くなりましたが2011年度夏合宿@奄美での植班活動報告をさせていただきます!
18日に船に乗り込み20日に到着。その日は海で泳いだり散策したりと自由に過ごしました。
せっかくなのでテン場周辺の写真を載せておきます^^
  
素晴らしく綺麗な海でした!
翌日の21日から班活動がはじまり、初日は金作原(きんさくばる)ツアーに行って来ました。
金作原というのは奄美大島の中央付近の地名の事で、人がほぼ手を入れていない状態(原生林)が保たれている場所です。実際に市街地からその場所まで車で送ってもらいましたが、途中から砂利道で凄く揺れてびっくりしました((((;゜Д゜)))
  
まさに原生林という感じの場所でした!数多くのヘゴがあり、シダなども沢山見ることが出来ました。同時にガイドさんから色々なことを教えてもらえました。
奄美大島はその気候から、本州で1年で終わってしまう植物がずっと生き続け、常に葉がある(常緑)ようです。ヘゴの他にスダジイなども生息しており、金作原の景観を作り出しています。また、手付かずの状態であることで微生物が非常に多く分解が早いために、落ち葉がたまらず再度エネルギーとして利用され、一種のサイクルが成り立っているのだとか。雨の非常に多い地帯であるにも関わらず水分を蓄える能力が高い植物で形成されているので土砂崩れや洪水は滅多に起きないようです。
左はヘゴの幹を切ったものだとか。周りに水分を通すための穴が開いていることが分かります。凄い綺麗ですよね!美術品みたいでした!右はシイの一種でしょうか。光を得るために完全に左の方にしか枝を伸ばしていない樹もありました。まさに手付かずだからこそ見られる光景だったと思います。



その他ハブは周辺の島から隔離された存在であり、基本的に島のルールを作っているのはそのハブであるということ、アマミノクロウサギを狙う天敵を捕らえるトラップ(実際にあちらこちらで見れました)を色々な場所に設置する間に新種の虫まで発見された事、などなど様々なエピソードを聞かせてもらいました!
約3時間、ゆっくりと探索したあとにお昼を食べ(鶏飯!)、北のあやまる岬に足を伸ばしました。
  
景色が凄く良い場所で海を一望できました。またソテツが沢山あり(ソテツジャングル)、南だなーと実感しました。ちなみに自分はオカヤドカリが移動する音がヘビか何かだと思ってびびってました(笑)。雰囲気は素晴らしくジャングルでした!
ちなみにソテツは昔食糧難だったときに大量に植えられ、その実を食べていたようですが・・・実には毒があり逆に苦しむ人がかなりの数に登ったようです。きっとこの島のソテツも食用として植えられたものなのでしょう。そう考えると今が如何に豊かになったかが実感できますね。
2日目は北西の湯湾岳へ。ちなみに湯湾岳は島で一番高い山です(標高694.4m)。
途中まで車で登るとは思ってたんですが、登りに登るとほぼ山頂近くまで到達してしまいました(涙) 実際に登ったのはわずかでしたが報告を!
山(というか展望台でしょうか)の中は木で階段が造られており、そこを登って行きました。階段以外の場所はほとんど手がかけられておらず、クモの巣も結構張ってました(汗)
ほとんど緑ばかりですがところどころに花も。
  
写真左:ノボタン
写真右:アマシバの石化(葉が一箇所から出てしまう病気)。ブローチみたいで綺麗!
ちなみに人が誰もいなくやけに怪しい感じだったので途中で引き返しました;;
  

帰りがけにも色々会えました。写真右はツルランです。道路の脇にひっそりありました!そのときは気にかけてませんでしたが良く見ると結構豪華な見た目ですね。
その後はマテリヤの滝でご飯を食べ、時間が余ったので野生生物保護センターやモダマ群生地に行きました。目ぼしいものは見れませんでしたが・・・;その日の晩御飯は心優しき水班(と手伝ってくれた班員M氏)が作ってくれました^^
グル活を終えて4日目。ちなみに自分のグル活はパラグライダーでした。怖かったです(笑)。4日目では南の島と言ったらマングローブだろ!ということでカヌーに乗ってきました。
  
マングローブ茶屋さんで乗りました。周囲の山も見渡せるほど広々しています。水中も透き通っていてそこそこの大きさの魚も見れ、かなり楽しかったです!ヒルギの根本には種類は分かりませんが蟹なども見れました。
去年の夏合宿(沖縄)、今年の4月に個人的に旅行した西表島ではヤエヤマヒルギが多かったですがここではオヒルギやメヒルギが主としてありました。調べてみるとヒルギは場所により生育するものが異なり、北にメヒルギが、南にヤエヤマヒルギが、中間にオヒルギが主に生育するようです。奄美大島はマングローブが生育する地域のうち最も北側であるのでヤエヤマヒルギは見れなかったようです。とすると詳しくは知りませんがヤエヤマヒルギを主な住処とする生物もいないのでしょう。マングローブと一口に言っても構成する生物は全く違うんですね。
ちなみに班員H氏は疲れたようで途中ショートカットし、M氏と自分は正規ルートを通っていた(と思われた)のですが、実は逆で最終的に2時間半ぐらい漕ぎ続けるはめになりました(苦笑)。その日は疲れていたこともあり、休憩して早めにお風呂に入り戻る事に。その夜のご飯は2年陣が作ってくれました!美味しかったですありがとう!^w^
その日の夜に初めて雨に降られ、中々にテントが残念なことになりました。。。
が!翌日に虹が綺麗に見えたので良しとしましょう(笑)
今年は活動時間帯はずっと晴れており、とてもラッキーな合宿だったと思います。以前の台風の影響で植物園含む一部の施設が使えず、花を見る機会が少なかったことが残念ですが。。
班員他色々お手伝いしてくれた方ありがとうございました!楽しかったです!
これで植班報告を終えさせていただきますm(_ _)m

2011年8月28日日曜日

2011年度夏合宿 鳥班活動(in奄美大島)

こんにちは、鳥班長です。
さっそくですが、先日終了しました奄美大島での夏合宿における鳥班活動の模様について報告したいと思います。
1日目(8月21日)
活動場所:空港~土盛(ともり)海岸(奄美市笠利)
活動初日は奄美の北部にあたる笠利地区で探鳥を行いました。
空港を出て海岸沿いの雑木林の中に整備された遊歩道を進んでいくと三宝寺でもお馴染みのヒヨドリやシジュウカラ、メジロが林間を飛び回っていました。と言っても、奄美でのヒヨドリは亜種のアマミヒヨドリであるので本土のヒヨドリより少し黒ッぽく、若干ワイルドな印象を受けました。またメジロも奄美では亜種のリュウキュウメジロで本土と違うらしいのですがこちらは本土との違いがいまいちわかりませんでした。
空港の側から喜界島を望む
浜に降りるとなにやらシギ類かチドリ類と思しき集団が。班員総出で同定を試みるもどうもよくわからず…先を急がねばならなかったのでとりあえず不鮮明な写真を撮ってその場を退散しました。下に写真を載せておいたので、もしわかる方がいらっしゃれば教えて頂けると幸いです。
よくわからん鳥1  よくわからん鳥2    よくわからん鳥4  よくわからん鳥5  大瀬海岸(?)
再び林の中の道に戻って歩いて行くと後方を歩いていた会計幹事と二年生が声を上げました。なんだハブか!?と振り返ると赤い飛翔物が林の奥に飛び込んで行きました。亜種のリュウキュウアカショウビンでした。自分は去年の夏合宿のキャンプ場でリュウキュウアカショウビンを見ていましたが二人は去年見れていなかったようで非常に嬉しそうにしていました。
それから約一時間以上歩き続け全員がヘタリ始めた所でやっと土盛海岸に到着しました。土盛海岸は白い砂浜と青い海が広がり、とても風光明媚な所でした。しかし肝心の野鳥の姿は見えずここでタイムアップ。海水浴客を横目にバス停へと撤退しました。
名瀬市街に戻った後アーケード街にあったレストランで遅い昼食を摂りました。ちょうどメニューに奄美名物の鶏飯があったので二年生は1000円以上するのにそれを頼んでいました。自分と一年生のN君はもう少し安い鶏飯丼を頼みました。味を簡単に説明するとマンゴーの酸味がほんのり薫る鶏肉入り湯漬け、といったところで結構おいしかったです。ちなみに会計幹事はなぜか宇治金時を頼んでいました。なんでも「京都を感じたかった」そうです…
土盛海岸1  土盛海岸2
2日目(8月22日)
  
活動場所:小湊周辺(奄美市小湊)・住用マングローブ(奄美市住用町)
  
2日目は農耕地帯が広がる小湊周辺へ。バスを降りてまず神社が目に入ったのでなんとなく境内に足を踏み入れるとドラミング音が。班員がすぐさま参道の左手の木にそいつが止まっているのを見つけてくれたので確認してみるとそこそこデカイ(と、自分には見えました)アカゲラでした。その時は単純にオオアカゲラだとしましたが、改めて確認した所、奄美には亜種オーストンオオアカゲラという国の天然記念物が生息しているとのこと。もしかしたら我々は貴重な体験をしたのかもしれませんね。さらに集落内や農耕地ではカワセミやリュウキュウツバメ、ヒクイナ等を見ることができました。
その後住用のマングローブパークで昼飯を摂り、マングローブに住む野鳥を探しましたが全く姿が見えず…結局住用には昼食を摂るためだけに来たみたいになってしまいました。
小湊漁港  小湊全景  農耕地の道路  大川  遺跡
3日目(8月24日)
活動場所:秋名周辺(龍郷町秋名)
最終日は水田地帯が広がる秋名で活動しました。到着後日影を求めて水田地帯ではなく山道へ向かいました。そこでは三宝寺でもお馴染みキジバトに混じってズアカアオバトの鳴き声を確認しました。下山後水田地帯に向かうとセッカが囀りながら収穫直前(一部収穫済み)の水田の中を飛び回り、両脚を広げて止まるという独特な止まり方も観察できました。昼過ぎに探鳥を終了した後、名瀬市街に戻ってジョイフルで昼食を摂りました。下見や先発、あるいは先輩からジョイフルの評判は聞いていましたが、噂通りの充実ぶりでした。調べた所、ジョイフルは全国展開しているとのことですが、東京23区周辺では店舗展開してないとのこと。全く残念でなりません。
秋名  秋名漁港
今回は合宿の実施時期が例年より遅れたことや自分の実力不足などにより例年の夏合宿より確認された野鳥の数が少なめでした。特にメインであるルリカケスを鳥班活動では見ることができませんでした。しかしリュウキュウアカショウビンやオーストンオオアカゲラ(たぶん)、ズアカアオバト等南西諸島あるいは奄美でないと確認できない野鳥を確認できたので一定の成果はあったと思います。
長々と書いてしまいましたがこれにて活動報告を終わります。ここまで拙文にお付き合い頂き誠にありがとうございました。
確認できた鳥
8月21日
笠利(奄美空港~大瀬海岸~土盛海岸)
クロサギ(白型)・アオアシシギ・キジバト・リュウキュウアカショウビン・カワセミ・コゲラ・リュウキュウツバメ・アマミヒヨドリ・イソヒヨドリ・セッカ・シジュウカラ・リュウキュウメジロ・スズメ 
8月22日
小湊(厳島神社~金子山~小湊集落~古見方農耕地~大川)
ヒクイナ・キジバト・カワセミ・オーストンオオアカゲラ(?)・コゲラ(v)・リュウキュウツバメ・アマミヒヨドリ・イソヒヨドリ・セッカ(v)・リュウキュウメジロ・スズメ・ハシブトガラス
8月24日
秋名(山道~水田地帯~秋名集落~秋名漁港)
カルガモ・キジ(v)・キジバト・ズアカアオバト(v)・リュウキュウツバメ・アマミヒヨドリ・イソヒヨドリ・セッカ・シジュウカラ・リュウキュウメジロ・スズメ・ハシブトガラス
キャンプ場周辺(8月20日~8月25日)
キジバト・ズアカアオバト(v)・リュウキュウコノハズク(v)・アマミヒヨドリ・イソヒヨドリ・ハシブトガラス
※(v)は声のみ確認